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藤原編集室

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海外文学・ミステリ・怪奇幻想文学・人文書の書籍編集。主な仕事に《世界探偵小説全集》《晶文社ミステリ》《KAWADE MYSTERY》《魔法の本棚》《バルトルシャイティス著作集》《高山宏セレクション/異貌の人文学》《白水Uブックス/海外小説 永遠の本棚》《誉れの剣》《ソーンダイク博士短篇全集》など。

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藤原編集室
4 years
今日はこの日。
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5 months
書店にカフェを作れだのイベントやれだの「提案」するのは、国がやる支援策じゃないよね。
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3 years
すくなくともNHKは、五輪中継中は例の青い帯で「緊急事態宣言発令中」と「感染者××××人」を流し続けるべきだと思うよ。
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4 years
高校時代の友人は有隣堂の文芸棚の前で「ちょっとハヤカワSFを見てくる」と言って別れたまま、帰って来ない。40年も前の話だ。
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8 months
ガルシア=マルケス『百年の孤独』来年文庫化、という情報が流れてきた。出処は『おすすめ文庫王国2024』(本の雑誌社)らしい。
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6 years
そういえば今日は、この事件の日だった。 「ふたりは--こんな場所で争えば当然のことだが--取っ組み合ったまま滝壺に転落したものと、ほとんど疑いの余地なく断定された」 いまから127年前、スイスでの出来事。
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4 years
さっきすれ違った小学生女子(3~4年生くらい)の会話。 「人間の腸ながいから、いっぱいつくれるよソーセージ」 きみらはいったい・・・
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1 year
「木を数十本切れば犯罪だが、一万本切れば東京都知事だ」と言っている人がいて、ちょっと笑った。(笑いごとじゃない)
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3 years
中田翔の「事件」で「昭和のノリやヤンチャはもう通用しない」みたいなことを言ってる人がいるけど、中田って平成生まれじゃん。なんでも昭和に押し付けるなよ。
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2 years
むかし天に届くまで本を積み上げようとして神の怒りに触れたことがある。そのせいで日本語以外の言葉がわからなくなり、いまだに外国語の本を読むのに苦労している。
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2 years
ジョゼフ・コンラッド『闇の奥』(新潮文庫 近刊)はジャケ買いしたくなる。
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8 months
白泉社50周年お祝いコメント 「白水社は社名があまりにもよく似ているため、白泉社さん宛ての間違い電話やFAXへの対応はもはや日常業務……」(白水社 営業・宣伝部)
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6 years
国会図書館の蔵書検索でタイトル「世界を変えた」でヒットするのは448点。一方、「世界を変えなかった」本は、われらがポール・コリンズ『バンヴァードの阿房宮 世界を変えなかった十三人』(白水社)一点のみ、というのは結構凄いと思う。
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3 years
福井健太編『SFマンガ傑作選』(創元SF文庫)は、手塚治虫「アトムの最後」(1970)から星野之宣「残像」(1980)まで、70年代SFマンガの傑作14篇を収めたアンソロジー。巻末には編者による「SFマンガ史概説」。29日発売。
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6 years
「不気味さにあふれた幽霊や物の怪の跋扈する日本で、夜ごと恐ろしい怪談を親たちから聞かされる子らが、なぜあれほど幸せにしていられるか」という19世紀英国の文人アンドルー・ラングの疑問に対する荒俣宏氏の答え。
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4 years
10万円を辞退したら、そのぶんは何百億もかけて不良品続出のマスクを配ったり、五輪の延期に数千億つぎ込んだりする人たちに好きなように使われちゃうんだから、しっかり受取って有意義なことに使ったほうがいい。
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3 months
今日5月4日は、シャーロック・ホームズがバリツを利用してモリアーティ教授の攻撃をかわし、九死に一生を得た日。「だがぼくは日本の格闘技であるバリツの心得があったので、相手の腕をさっとすり抜けた」
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2 years
ノエル・キャロル『ホラーの哲学 フィクションと感情をめぐるパラドックス』(高田敦史訳、フィルムアート社)。吸血鬼、ゾンビ、人狼、人造人間、スペースモンスター、幽霊、その他の名もなき怪物たちが、なぜ私たちの心を摑んで離さないのか。その不思議と魅力の解明に挑む。
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藤原編集室
8 years
山田英春編著『美しいアンティーク鉱物画の本』(創元社、7月刊)書影が出ていた。主に19世紀半ばから20世紀初頭に刊行された百科事典や図鑑などから鉱物画の秀作を厳選収録。
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藤原編集室
4 years
1989年、消費税導入の際、大手出版社はカバーを替えたり、価格シール貼りを外注に出したりして対応した。一方で少なくないタイトルがこのとき絶版にされたとも聞く。勤めていた中小版元にはその余裕はなかったから、社員総出でシールを貼った。
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藤原編集室
27 days
ホルスト・S・デムリヒ/イングリット・G・デムリヒ『西洋文学テーマ・モチーフ事典』(川東雅樹訳、国書刊行会)は、古来よりいかなる主題が物語を駆動し、その伝統はいかに新しく変奏されてきたのか。160余の文学テーマ・モチーフを取り上げ、その機能、特徴、歴史的変遷を詳説する文学事典。
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2 years
校正中の戦前探偵小説で、午後9時40分にラジオの時報がある、という記述が出てきた。なんでそんな中途半端な時刻に、と思って『ラヂオ年鑑』昭和6年版を調べてみたら、当時は午後9時40分に時報と共に気象通報、告知などを流して放送終了していたとのこと。
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藤原編集室
8 years
「悪魔祓い」と「悪魔払い」。辞書には両方載っているけど、個人的な好みとしては「祓い」でお願いしたい。悪魔払いだと違う読みが一瞬頭をかすめてしまうので。 「お支払いは?」「悪魔払いで」みたいな。
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6 years
翻訳そのものが「事件」といってよいウィリアム・ギャディスのポストモダン・メガノヴェル『JR』(木原善彦訳、国書刊行会)。「11歳の小学生が巨大コングロマリットを立ち上げて株式市場に大波乱を巻き起こす。世界文学史上の超弩級最高傑作にして腹筋崩壊必至の金融ブラックコメディ、ついに邦訳!」
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藤原編集室
9 years
武雄市図書館のいい加減な購入リストも問題だが、それよりもっと恐ろしいのは「14年4月のリニューアル時には、貴重な佐賀県の郷土文化誌などの合計8,760点を除籍、廃棄処分した」という部分。公共図書館の役割を放棄している、どころではない、図書館に対する攻撃、図書館殺しである。
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5 years
今日はモーリス・ルブランの誕生日なので、みんな、この本を読むといいよ。「私のほうがルパンの影なのだ」--有名になった自分の創造物に振り回されたのはコナン・ドイルだけではなかった。
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4 years
あるはずの本を捜しながら「本は背表紙が見えないと意味がない」という昨夜の橋本麻里さんのことば(Eテレ《本の道しるべ》)があらためて身にしみる。本棚に二重に並べ始めた時から人間の堕落が始まる。床に積むようになったら後戻りは難しい。
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3 years
沼野充義・沼野恭子編訳『ヌマヌマ はまったら抜けだせない現代ロシア小説傑作選』(河出書房新社)は、「現代ロシア文学の最先端とともに」40年近くずっと走ってきた二人が、1980年代ペレストロイカの最中から2010年代にかけて文芸誌等に翻訳紹介してきたロシア文学の最前線を収めたアンソロジー。
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4 years
このtweetが今から7年前。『薔薇の名前』も『百年の孤独』もいまだ文庫化の話はないようだから、まだまだ世界は大丈夫だ。
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10 years
『百年の孤独』と『薔薇の名前』が文庫化されるのは、世界が滅ぶとき、と古老から聞いたことがある。
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7 years
今日はホルヘ・ルイス・ボルヘスの誕生日。35歳の誕生日に自殺を決意したボルヘスが拳銃とエラリイ・クイーン『エジプト十字架の謎』を持ってホテルに宿泊するが、結局、拳銃をテーブルに置いて、『エジプト十字架の謎』を朝まで読んでいたというのは、探偵小説ファンの胸を熱くさせるエピソード。
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10 years
『百年の孤独』と『薔薇の名前』が文庫化されるのは、世界が滅ぶとき、と古老から聞いたことがある。
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10 months
『ドラキュラ』新訳で目についたのは、従来「不死者」と訳されていた"The Un-dead"を「アンデッド」としていたこと。理由も説明されていて成程と思ったがちょっと吃驚した。
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4 years
本が多すぎるのではない、本棚が少なすぎるのだ。
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4 years
確定申告時の税務署はアイドルイベント並みに混雑するし、高齢者率も高いので、今年度は申告中止にしたほうがいいと思う。
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2 months
オラフ・ステープルドン『最後にして最初の人類』(浜口稔訳、ちくま文庫)見本到着。20億年後の〈最後の人類〉が現代の人類に語る未来の歴史。繰り返す退化と進化、諸文明の興亡、超人類の創造。果しなき流れの果に人類がたどり着いた場所とは……。伝説的名作、待望の改訳文庫化。6月10日刊。
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2 years
世襲議員はわかりやすいように、名前に「二世」とか「三世」とか付けてくれないかな。麻生三世とか河野三世とか。
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3 years
風間賢二『怪異猟奇ミステリー全史』(新潮選書)は、前半は18世紀英国ゴシック小説から、ポー、センセーション小説を経てホームズ登場に至る流れを紹介し、後半では明治期の探偵小説移入、文豪たちの関心、乱歩と《新青年》等々、日本ミステリ草創期の見取り図を提供する。
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3 months
オラフ・ステープルドン『最後にして最初の人類』(ちくま文庫近刊)では人類の改造が繰り返され、最後には��18期人類まで行くが、その発想はちょっとコンピュータ・システムを思わせるところがある。
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3 years
カトリックの大司教で探偵作家のロナルド・ノックスが、BBCに雇われ、ロンドンで暴動が発生し街が破壊される様子を報じた偽ニュース番組をラジオで流し、英国中をパニックに陥れた逸話は積極的に広めていきたい。オーソン・ウェルズ《宇宙戦争》より12年も前の話。出典は『探偵小説の黄金時代』。
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藤原編集室
26 days
コナン・ドイル氏逝く――「シャーロック・ホルムズの探偵小説で有名なサー・アーサー・コナンドイル氏は心臓病がおもり二ケ月以前から度々重体を伝えられていたが七日午前九時十五分遂に逝去した」(東京日々新聞、昭和5年7月8日)
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3 years
高橋一生がNHKで『昭和戦前期 怪異妖怪記事資料集成』(国書刊行会)を紹介していたらしい。思わぬところに国書納税者が。
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2 years
クリスマスといえば英国では怪談の季節。夏来健次編訳『英国クリスマス幽霊譚傑作集』(創元推理文庫)は、この伝統の創始者、文豪ディケンズの「クリスマス・ツリー」をはじめ、19世紀後半の英国で書かれたクリスマス幽霊譚の傑作13篇を収録。ディケンズ以外はすべて本邦初訳というのが素晴らしい。
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4 months
マイケル・エラード『バベルをこえて 多言語習得の達人をめぐる旅』(竹内理訳、松柏社)は、18世紀後半から現代に至るまで、歴史の流れに翻弄され続ける「言葉を学ぶ」という営みを、超多言語習得者という存在の解明を通して捉えようとする一冊。
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藤原編集室
6 months
かねて高山宏訳が進行中との噂の、15世紀イタリアのドミニコ僧フランチェスコ・コロンナの書いた奇妙な夢物語『ポリフィルス狂戀夢』(東洋書林)が遂に翻訳刊行。
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藤原編集室
4 years
「ついに、恐ろしい事実が全面的に明らかになったんだ。船長はぼくにペルシャ語を教えたんじゃなかった! こんな言葉は存在しないし、存在したこともなかったんだ!」この世に存在しない言語で、誰にも読めない詩を書いてしまった男は途方に暮れる。――トンマーゾ・ランドルフィ「無限大大系対話」
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藤原編集室
8 months
メアリー・ウェズレー『中世の写本の隠れた作り手たち ヘンリー八世から女世捨て人まで』(田野崎アンドレーア嵐監訳/和爾桃子訳 、白水社)テクストの作者から埋もれた本の発見者まで、中世の写本文化を支えてきた有名無名の男女の人生と作品を、カラー口絵とともに読む。
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4 years
このぎりぎりの状況で、お友達と飲み会ができなくて暇を持て余している総理の動画を見せられるって、なんの罰ゲームなの? 俺たち、そんなに悪いことした?
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藤原編集室
6 years
「想像力とは、つねに意識されざる体験と、未知なる体験へのあこがれとの混合物であった。とすれば、夜ごと妖怪のひしめく壮大な試練の場に投げだされ、震えて眠ることをつねとした日本の子供は、ラングのいうように不幸であったわけがない。
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藤原編集室
2 months
今日はシャーロック・ホームズの生みの親アーサー・コナン・ドイルの誕生日。1859年、エディンバラ生まれ。初期の埋もれた作品を集めた『ササッサ谷の怪 コナン・ドイル奇譚集』(中公文庫)発売はこの日に合わせてきたのかな。
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4 years
1968年の今日、アンナ・カヴァンがロンドンの自宅のベッドで死んでいるのが発見される。世界が氷に覆われていくような、あるいは巨大なアサイラムと化したような感覚を抱いた人も、今年は少なくないのでは。
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5 months
『百年の孤独』文庫化といい、四半世紀前に予告が出てそれっきりだった工藤幸雄訳『サラゴサ手稿』完全版の刊行といい、今年はやはり何かあるんじゃないか。
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6 years
ドニー・アイカー『死に山』(安原和見訳、河出書房新社)を買う。1959年、ソ連のウラル山脈で起きた謎の遭難事件、トレッキング中の男女9人がテントから1キロ半も離れた場所で無惨な死に様で発見され、死体からは異常な量の放射線が検出されたという怪事件の真相を追うノンフィクション。
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3 years
アンナ・カヴァン『氷』(山田和子訳、ちくま文庫)重版出来(9刷!)。刻々と迫り来る氷の壁、恐ろしくも美しい世界終末のヴィジョンで読者を魅了し、冷たい熱狂を引き起した伝説的名作。
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7 years
きのうTS社でした話だが、書店で貰ってきた文庫の解説目録を読み込む、という習慣は、現在の十代の間にも残っているのだろうか。ピンポイントで探している本にたどり着く、というのとは違う、本の世界の見取図のようなものを解説目録を読み込むことで得ていたのではないか、と今にして思う。
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4 years
そうだ、この本を宣伝しなくては。コリン・ディッキー『ゴーストランド 幽霊のいるアメリカ史』(国書刊行会近刊)全米各地の幽霊が出没する有名スポット――家や館、レストラン、ホテル、売春宿、刑務所、精神病院、墓地などを訪ね、それぞれの幽霊物語に秘められたアメリカの歴史を掘り起こしていく。
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藤原編集室
1 year
アンナ・カヴァン『氷』(山田和子訳、ちくま文庫)重版(10刷!)決定のお知らせをいただく。
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3 years
コリン・ディッキー『ゴーストランド 幽霊のいるアメリカ史』(国書刊行会近刊)は、全米各地の有名幽霊スポットを訪ねていくが、そこで流布している幽霊話の背景をよくよく調べてみると、しばしば「そんな事実はなかった」に行き着いたりする。
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3 years
これは良い男爵。
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7 years
7月26日は幽霊の日、ということで近く邦訳が出るというアンドルー・ラング『夢と幽霊の書』(1897)。幽霊や予知夢の実話を扱う。
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7 years
オーウェル『1984年』もいいけど、『動物農場』もいま読まれるべき本。権力者の都合にあわせて次々書きかえられていく戒律と改変される農場の歴史、首をかしげながらもそれを受け入れてしまう動物たちの姿は、事実なんてどうでもいいというpost-truthの世界そのままではないか。
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5 years
ダンセイニの復刊かと思ったら小川洋子の新刊だった。
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5 years
アンナ・カヴァン『アサイラム・ピース』(山田和子訳、ちくま文庫)本日発売となりました。城の地下牢に囚われた女、名前も顔も知らないがこの世界のどこかに存在する絶対の敵、いつ終わるとも知れぬ裁判。出口なしの閉塞感と絶対の孤独を描き、作家カヴァンの誕生を告げた最初の傑作。解説=皆川博子
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5 months
今日は塔晶夫『虚無への供物』(講談社、1964)の出版60周年。
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6 years
それはむしろ、無上の幸福と呼ぶべき夜々だったのではなかろうか」――荒俣宏「震えて眠る子らのために」(『本朝幻想文學縁起』)
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4 years
いまは本の流通寿命が全般に短くなっているけれど、それでも中小版元、とくに学術書出版社は10年、20年という長いスパンで在庫を保持しているところも多い。税率の変化に左右されない「本体価格+税」が合理的な表示法��ある。
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4 years
RT:『アリス』挿絵の銅版発見、英語の記事
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藤原編集室
4 years
もう10万円給付もここに任せたらいいんじゃないかと思うくらい仕事の早い早川書房からリチャード・プレストン『ホット・ゾーン』(高見浩訳)が緊急復刊。体中の穴から出血、致死率90%というリアル赤死病、エボラ出血熱の感染爆発を阻止すべく立ち上がった科学者たちの戦いを描く90年代ベストセラー。
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1 year
英国怪奇小説の巨匠アルジャノン・ブラックウッドの誕生日(1869生)。大正時代の日本でブラックウッドを愛読していたのが芥川龍之介。その芥川に英米怪奇小説の手ほどきを受けた西條八十も「ブラックウッドの作集の初版本をほとんど全部買った」という入れ込みようだった。
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藤原編集室
7 years
アナトール・フランス『ペンギンの島』(近藤矩子訳、白水Uブックス)も今春刊行。悪魔に騙された聖者が極地のペンギンに洗礼を施してしまい、ここに人間化したペンギン国の歴史が始まった。古代から現代、未来に至るフランスの歴史を戯画的に語り直した、ノーベル賞作家の知る人ぞ知る名作。
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6 years
人間の体内を工場に見立て、各器官の働きを擬人化したイラストレーションには長い系譜があるのだが、1920年代のドイツでこの〈人体=工場〉図解で大ヒットを飛ばしたのがフリッツ・カーン医学博士(1888-1968)。子供向けの科学記事でカーン図解の模写・応用をずいぶん見た気がする。
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4 years
英国ロマン派の画家ジョン・マーティンの誕生日(1789生)。ジョン・マーティンの絵はとにかくデカい。描くのは世界の終りとか大洪水とか古代都市の壊滅とか地獄風景とか、サブライムなシーンばかり。
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藤原編集室
2 years
ウォルター・デ・ラ・メア『アーモンドの木』(和爾桃子訳、白水Uブックス)本日発売です。生と死のあわいのかそけき恐怖、子供の想像力や幻想の世界を繊細なタッチで描いたデ・ラ・メア傑作選。挿絵 エドワード・ゴーリー。
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6 years
ホセ・ドノソ『夜のみだらな鳥』(水声社)の刊行予告がついに。「これは傑作である。狂暴な雰囲気、執拗きわまりない反復、作中人物の変身、(中略)不合理な観念連合、限りなく自由な想像力、美醜の原則の侮辱的な無視に、度肝を抜かれてしまった」――ルイス・ブニュエル
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この夏お奨めの怪談集といえば、ウィリアム・フライアー・ハーヴィー『五本指のけだもの』(横山茂雄訳、国書刊行会)。暑い夏の日に画家が遭遇した異常な出来事とは――怪奇アンソロジーの定番「炎暑」、心霊現象調査が衝撃の結末へ向かう「ミス・コーニリアス」他、初訳3篇を含む傑作選。今週末発売。
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2 years
ウォルター・デ・ラ・メア『アーモンドの木』(和爾桃子訳、白水Uブックス)の書影が出ました。カバー装画・本文挿絵はエドワード・ゴーリー。8月下旬刊。
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20億年後の〈最後の人類〉から現人類へ届けられたメッセージ。「それでは、あなたたちの時代とわたしの時代のあいだに横たわる永劫の歳月を経験する想像の旅へと赴こうではないか」――オラフ・ステープルドン『最後にして最初の人類』(浜口稔訳、ちくま文庫)発売まであと一週間。
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8 months
地元の古本屋で、函入の少年探偵団全集(光文社)。コレクションしている訳ではないけど、300円なら拾うよね。挿絵が武部本一郎なのだ。
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怖い話を聞くこと、読むことが子供にとっていかに大切か、また無上の喜びであるかを知らない、あるいは忘れてしまった大人は、21世紀になってもたくさんいるようだ。
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札幌に全裸男出現のニュースに対する反応は、これがオリンピック期間中だったら大変だ(近代派)と、オリンピックが全裸を引き寄せたのでは(古代派)の二つに分かれるようだ。
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5 years
虎よ! 虎よ! ぬばたまの 夜の森に燦爛と燃え。 そもいかなる不死の手 はたは眼の 作りしや、汝がゆゆしき均斉を。 アルフレッド・べスター『虎よ、虎よ!』巻頭に掲げられた詩に、なにこれカッケー!と感動した高校2年の冬。今日はウィリアム・ブレイクの誕生日。
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藤原編集室
1 year
『国書刊行会50年の歩み』好評につき大増刷のお知らせをいただく。無料配布のためいくら増刷しても製作経費が増えるだけなので、国書刊行会の本を買ってあげてください。
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藤原編集室
8 months
今日は「そしてアガサ・クリスティーがいなくなった日」。1926年、話題作『アクロイド殺し』を発表したばかりの女性探偵作家の失踪事件は英国中の注目を集め、セイヤーズ、コナン・ドイル、エドガー・ウォーレスらの作家も推理を述べ、あるいは自ら現地調査に乗り出した。
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藤原編集室
1 year
ダニエル・ハーン編著『新版オックスフォード世界児童文学百科』(白井澄子・西村醇子・水間千恵監訳、原書房)は、1983年の原書初版を全面改訂した第2版の翻訳。2014年までの最新情報、新しい作家や挿絵画家、マンガ、ファンフィクションなど900以上の新項目を追加した決定版。
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藤原編集室
6 years
9月の「100分de名著」(NHK・Eテレ)はウンベルト・エーコ『薔薇の名前』。解説は和田忠彦氏。14世紀、北イタリアの修道院で連続殺人事件が起こる。20世紀を代表する知性がつくり出した「知の迷宮」の謎に迫る。
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藤原編集室
3 months
オラフ・ステープルドンの誕生日(1886生)。20憶年後の〈最後の人類〉が悠久の時間における地球人類の進化と諸文明の興亡を語る名作『最後にして最初の人類』(浜口稔訳、ちくま文庫)は6月上旬刊行。改訳文庫化。
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藤原編集室
2 months
1828年5月26日、バイエルン王国のニュールンベルクに突然、一人の少年が姿を現す。「カスパール・ハウザー」と名乗るこの少年は「穴の中でひとりで暮らしていた」と繰り返すばかりで、何処から来たのか、正体も不明のまま、5年後、何者かにナイフで刺され、謎の死を遂げる。
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藤原編集室
4 years
今日はクリストファー・リーの誕生日(1922生)。ドラキュラとシャーロック・ホームズとマイクロフト・ホームズ、フランケンシュタインの怪物、ミイラ男、フー・マンチュー、007の敵役スカラマンガ等々を演じた、どこから手を付けていいかわからないほどの「案件」俳優。
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藤原編集室
4 months
アンナ・カヴァンの誕生日(1901生)。
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藤原編集室
12 days
アリス・マンロー『小説のように』(小竹由美子訳、創元文芸文庫)は、ノーベル文学賞に輝く短編小説の名手、初の文庫化。音楽家がふと手にした小説には、彼女自身の若き日がある少女の目を通じて綴られていた――表題作ほか、人生ががらりと様相を変える瞬間を捉えた十の物語。
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藤原編集室
4 years
国書時代、「内田百閒を(旧仮名遣いの)旺文社文庫で読みたい、と言われたんだけど持ってない?」と先輩の編集者に言われて、『冥途・旅順入城式』を貸したことがある。数か月後、又貸し先から戻ってきた本は、目次に万年筆で○や✓が書き込まれていた。
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藤原編集室
8 months
ピーター・アクロイド『魔の聖堂』(矢野浩三郎訳、白水Uブックス)見本出来。18世紀初め、建設中の七つの教会に異端の聖堂建築家が仕掛けた企みと、現代のロンドンで連続する少年殺人事件。ウロボロスのように円環する時間と空間を貫く暗黒の力とは――? ポストモダン都市迷宮小説の傑作。
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藤原編集室
2 years
創元推理文庫版『長い別れ』の表紙はエドワード・ホッパー。
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藤原編集室
2 years
ウォルター・デ・ラ・メア『アーモンドの木』(和爾桃子訳、白水Uブックス)は明日発売です。 ロマンティックで抒情的な詩や児童文学で知られ、子供の想像力や幻想の世界を繊細なタッチで描いた英国作家ウォルター・デ・ラ・メアの短篇小説を、エドワード・ゴーリーの挿絵とともに贈る傑作選第一巻。
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藤原編集室
3 years
驚異の想像力と鮮烈なヴィジョン、思考実験で、SFや文学のみならず、哲学・科学・芸術の分野にも広範な影響をもたらした至高の名作、オラフ・ステープルドン『スターメイカー』(浜口稔訳、ちくま文庫)は11月12日発売です。
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藤原編集室
7 years
8月8日は、ドラキュラ伯爵の英国上陸記念日。この日の未明、突然の嵐のなかイングランド北東部の港町ホイットビーに漂着した難破船デメテル号から「大きな犬」が躍り出て、闇の中に姿を消した。狼に変身したドラキュラである。図版はSättyの挿絵(コラージュ)。
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藤原編集室
2 months
東京創元社創立70周年記念フェア(7月)で、H・R・ウェイクフィールド『ゴースト・ハント』(鈴木克昌他訳、創元推理文庫)が復刊されます。オススメコメントは月村了衛さん。「正統派英国怪奇小説、最後の昏き光輝の書。深夜の書斎で恐怖の読書に戦き給え」
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藤原編集室
1 year
ヴィトルト・シャブウォフスキ『独裁者の料理人 厨房から覗いた政権の舞台裏と食卓』(芝田文乃訳、白水社 )。歴史の重要な瞬間に彼らは何を目にしたか?五人の独裁者に仕えた料理人たちの悲喜こもごもの人生。2021年度グルマン世界料理本賞受賞作。
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藤原編集室
11 months
アンナ・カヴァン『氷』(山田和子訳、ちくま文庫)重版出来。
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