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商社マンひろし
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Joined December 2022
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【専門商社論】 専門商社の基本のキはシンプルに問屋。実態は仕入先→自社→取引先への卸ビジネスモデル。営業部門の新卒は基礎づくりと称してday1からこのトレード現場に放り込まれる(デリバリー業務でまず慣れさせるパターンもある) 付加価値を高めるための機能(例:プラスチックシートをスリット加工するとか)を自社の中に取り込む、あるいは戦略パートナーと提携して囲い込むような動きををしているのは、ごく一部の大手専門商社であって、専門商社言われる企業の99%の利益の源泉は間違いなく「問屋」。 で、この問屋ビジネスは、対象の商材がコモディティ(大量生産される汎用製品)であればあるほど、総合商社では付加価値が低いと判断され、2000年代後半〜2010年ごろにかけて選択と集中の名の下に子会社に”移管”されてしまっているものの、市場では2024年の今でも取った取られたの泥臭い商いが日々繰り広げられている。 ここで強調したいのは、専門商社と切っても切り離せない地場商社。その市場に入ってみないと聞いたこともない、5,6人の脂の乗ったおじさん達が切った張ったで切り盛りしてるようなエリアに根づいた地場の商社(仕入先メーカーから見たら2次3次下請け問屋)が専門商社の取引先になることも多い。 この手の地場商社おじさん達は、基本的にメールを送っても見てくれないし、コミュニケーションはすべて電話とFAXという調子で、見積依頼もらって1時間後に「あれなんぼ?」と電話催促を受けるぐらいのスピードで動く世界線に生きているプレイヤーなのよね。 ただ、こういう現場(主に製造工場)に入り込んでいる地場商社の名物社長なんかは商売の嗅覚と人たらし力は半端なく優れており、新卒ペーペーの専門商社マン(彼らから見ると仕入先になる)に対してとキッチリ礼節を持って対応してくれるし、自分の愛人がやってる飲み屋なんかでも飲めや歌えやの宴席を何度も設けてくれたし、自分の息子ぐらいのヒヨッコの面倒を(会社のフィルターを介してかも知れないが)見てくれたって意味では今でも頭が上がらない。 ※ちなみにその社長の口癖は「お客様の心をくすぶるのが商社マンの本懐」で、この台詞は100回ぐらい聞いて今考えても本質をついてると実感する 商社の営業、特に専門商社の営業とひと口に言ってもピンからキリまであると思うが、はっきり言って「自社にしかできない」というユニークネスの提供はビジネスモデルの仕組み上、かなり難しい。 むしろ「とにかくで客様の心をいかにくすぶって売り込むか?」を是とした、個としての戦闘能力が営業マンとして求められるのが専門商社マンの特徴で、逆にいうと組織やチームでの総力戦を好む人はあまり専門商社に向いてないと思う。 一方で個の専門商社営業マンに求められるのは、可愛げがあって歳上に気に入られる力・コツコツと顧客の要望にクイックレスポンスする力・真に顧客が求めているものを見極めて言語化する力がコアだと思うので、まず客に気に入られてニーズをただしく掴む力が基礎動作。 そして、こういうケイパビリティをいきなり新卒からスタートダッシュで開花させるのは結構ムリゲーだと思��ので、少なくとも2-3年は腐らずに顧客と真摯に向き合える力こそが、専門商社営業マンに求められる素養。 結論、専門商社は個としての営業戦闘能力を高められる場であり、世間一般のサラリーマンからは比するべくもない高待遇を得られるポジションなので、もっと知られて欲しいし新卒/第二新卒としてオススメできる
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