Asylum Piece
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書物の帝国管理人。読んだ本の感想や購入本についてつぶやいています。現在、長年にわたり蒐集した本が積み本化しており、その経緯については、本の雑誌2023年8月号の「本棚が見たい！」に記してあります。中の人は社会科学系の仕事をしています。
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カヴァン『アサイラム・ピース』
ディレイニー『エンパイア・スター』
山尾悠子『夢の棲む街』
飛浩隆『グラン・ヴァカンス』
マルケス『百年の孤独』
眉村卓『司政官』
バラード『夢幻会社』
マクドナルド『火星夜想曲』
牧野修『Mouse』
フィッシャー〈魔剣伝説〉三部作
#名刺がわりの小説10選
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みなさんは書皮（書店でつけてもらえるカバー）、どれか好きですか？グラシン紙も好きですが、書皮も好きだったりします。
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すごいものを読んでしまった。何というか、お化け煙突のようにとらえどころがなく、無機質で、忘れがたい。『百年の孤独』の文庫化前に読んでいてよかった。
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青山南『本は眺めたり触ったりが楽しい』（ちくま文庫）は、本好きな人は、とても共感する内容のエッセイ。本は読まないでもいいし、積読していてもいい。球に手に取って眺めているだけでもいい、というだけでもよいというあたりに親しみを感じる。本は読む数だけではないのだ。あるのがいい。#読了
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アーシュラ・K・ル＝グィン『いちばん美しいクモの巣』（みすず書房）は、詩人が贈る絵本というシリーズの1冊で、古城に住まうリーゼという名前を持つクモが、城の中のお気に入りの部屋で、素晴らしいものを生み出す。そしてさらに、外の世界に出たリーゼはさらに素晴らしいものを見ることに。#読了
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三砂慶明『千年の読書』（誠光堂新光社）は、書店員である著者の読書エッセイだが、読書についてはじまり、人文から社会科学、哲学まで網羅していて、挙げられた本を読みたくなってくるガイド本になっている。ビジネス本とは異なるのが、著者の思想が明確であり、メッセージ性が強いことにある。#読了
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新書の印象：①中公新書＝学術的にしっかりとした人を選別して、そのエッセンスを伝えようとしているので、入門書としては適格。帯も本の色合いも一貫していてぶれていない。②講談社現代新書：人文・思想系がやはり強い。改悪されたデザインでセヤケ対策できないので、カバー必須。
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積めば良い！
「本棚の本がいっぱいになったらどうするか」という問いに620人中60%が気にせずなお本を買い続けるという結果......。
お元気ですか読書界隈。
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滝沢カレン『馴染み知らずの物語』（ハヤカワ新書）は、小説のタイトルから著者が想像力を働かせて、奇妙な味の短編を15編収録した一冊。一編目「九月が永遠に続けば」でガツンとやられる。全体的にサイコ、ホラー的な要素がうまく組み合って、一気に読ませる。ハヤカワ文庫JAに入っていい内容。#読了
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フレドリック・ブラウン『発狂した宇宙』（ハヤカワ文庫SF）は、実に味わい深い、パルプマガジンSFを代表するネタが満載の古典傑作SF。一気読みをして、巻末の筒井康隆氏の解説を読んだが、本当読んでよかった。文字が昔サイズなので若干小さめだけど、中身の面白さは保証する。飽きさせないのだ。→
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皆さんの本の事故歴知りたいです。
わたし個人は
・ゲリラ豪雨
・ペットボトルのお茶こぼし
・食べ物の付着
・土に落として、カバー等がダメになる
・ペンの染み
・トイレに水没
・コーヒーメーカーの水がこぼれた
など。
という体験をしています…。
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キース・トーマス『ダリア・ミッチェル博士の発見と異変』（竹書房文庫）は、本格的な進化・侵略SFの大傑作。天文物理学者のミッチェル博士は、パルスコードが宇宙外知生体の発したもので、とんでもないものであった。世界各地で起こる緊張したリアルな描写や練りこまれたプロットに脱帽した。#読了
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シオドア・スタージョン『夢みる宝石』（ちくま文庫）は、孤児の主人公ホーディがある日蟻を食べたことをとがめられて、養父の家から出て、巡業カーニバルに加わることから始まる、叙情的な風味溢れるSF。ブラッドベリ風味なのだが、SFのすべてが詰まった傑作長編。ハラハラドキドキしながら読んだ。
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わたしのコレクションです。
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ジョー・サッコ『パレスチナ』（いそっぷ社）は、１９９１年―１９９２年にかけてヨルダン川西岸域とガザ地区に２か月滞在した経験をもとに、いかに一方的な暴力でイスラエルがパレスチナの人々の尊厳を蹂躙したのかを、荒々しいコミックで描く。生々しい真実の声が詰まったすごい漫画。→#読了
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レイ・ブラッドベリ『何かが道をやってくる』（創元SF文庫）。もし自分の中の少年・少女を再び呼び戻したいのなら、この作品を読むこと。外からやってくる者たちが蠱惑的だが、一方で恐怖を感じる感覚がよみがえってくる。本書はジムとウィル、そして５４歳のウィルの父親の強い物語である。→
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小島俊一『2028年街から書店が消える日』（プレジデント社）は、街の書店がなぜ消えゆくのかについて、書店、取次、出版社のすべての当事者にある問題をあぶり出し、書店が消えないようにするために、どのような手が打てるのかを成功している独立系書店等に取材をいれながら提言を行った本。#読了
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