エマヌエル中嶋哲史
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カトリック上野毛教会所属。エマヌエルは洗礼名です（受洗はカトリック吉祥寺教会）。キリスト教信者の立場から、さまざまなことについてつぶやいていきたいと思っています。信者の方も、信者でない方も、どうぞお気軽にお付き合いください。リベラル左派クリスチャンです。
世田谷
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ぼくにとって信仰とは何かというと、イエス様に少しでも近づこうとすること、イエス様のように考え、話し、行ない、愛することです。そして、この地上に神の国を実現しようとしているすべてのキリスト者、すべての人々とともに、その輪の中に加わることです。そのために教会に通い、聖書を読むのです。
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何か明日にでも南海大地震が来るような対応が始まっているけれど、大地震への備えは常に必要なことであって、今が特に危険な状況だということではないでしょう。日本列島はいつも危険なのだから。JR東日本まで列車の速度を落とすなら、原発を廃止する方が先でしょう。
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こうした自然災害を利用して改憲の空気を作ろうとする動きが起こるでしょうが、大地震はいつでもどこでも起きるのであって、起きたら起きたで精一杯の対応をするしかないのです。人の命と生活を守るという本気の意志がないならば、緊急事態条項などあっても、国民には何の救いにもなりません。
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老人だって金持ちもいれば貧乏人もいる。若者だって金持ちもいれば貧乏人もいる。健康保険も年金も税で一本化し、担税能力（所得と資産）に応じて負担をすればよいだけではないですか。金持ちを優遇したって、国が豊かになるわけではないでしょう。
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少なくとも先進国と言われる国々の中では、日本だけが世界の流れから大きく遅れ続けているのに、どうしてこんなに危機感もなく、相変わらず内向きでしかないのか、本当に不思議です。
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ぼくは政治的には左派ですから、立憲民主以左の政党による社会民主主義政権を望んでいますが、政権交代自体が目的なのではなく、平和と人権を守り、弱者を皆で支えていく社会の実現こそが真の目的だと考えています。それが日本を戦前に戻さないための唯一有効な方法だと考えるからです。
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次の総理に誰がなろうと、自民党に日本経済を回復させる力はありません。国民生活はますます厳しくなるだけで、そこに改憲と戦争の危機が加わります。国民にとってはいよいよ地獄の日々の始まりです。
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アメリカと戦争をやってたのはたった４年。それなのにアメリカの支配はもうすぐ80年。しかもこれから先も延々と続きそう。さすがにこれはおかしいんじゃないですかね。
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野党は、もっと強力にマイナ保険証廃止へ向けて闘うべきです。加えてマイナカードが拡大することの恐ろしさを国民に周知するべきです。
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人間が社会を作ったのは、一人では不足する能力を互いに補い合うことで、全体の生存率を高めるためでしょう。能力の不足する人を助けることを拒否するなら、それはもはや社会とは言えません。
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人を愛し、人を思いやる心というのは、その人の出身階層や貧富とは関係ないはずです。生活に余裕がないから人を思いやれないというのは、理解はできますが少し違う気がする。愛や思いやりを育てる環境があるか否かが大きいのだと思います。
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地震学者のロバート・ゲラーさんは、地震の予知は不可能、日本はいつどこで巨大地震が起きてもおかしくないといつも仰っていました。日本社会にしがらみのない方だからいっそう説得力があります。南海トラフは当然としても、それ以外の地域こそ大地震に備えるべきでしょう。
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Twitter(X)を見ていると、本当に日本から希望が消えてしまったと思います。怒り、憤慨、諦めばかりで希望が語られることがほとんどありません。こういう時代だからこそ、希望を語っていきたいと思います。
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ぼくが自民党の国家観、政治理念、政治手法に反対するのは、ことさら右派だから、保守だからということよりも、単純に時代遅れ、世界の常識外れ、非合理、非効率で、世界の流れから大きく取り残されているからです。
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我々が戦争から学ぶことは、戦争は人を狂気にし、人間の尊厳や命の価値が最も低いものとされる場だということです。戦争が魂の浄化だとか、英雄的行為だとか言うのは、戦争の現実を直視しない者の戯言です。戦争は人間が作り出した地獄以外の何物でもありません。
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特攻で帰らぬ人となった兵士は軍の愚策の犠牲者なのであって、彼らを貶めるようなことはあってはなりませんが、軍神として崇めることも、戦争という愚行の美化につながり、許されないことでしょう。我々キリスト者も、戦争の犠牲となった全ての人に神の恵みと癒しがあるように祈ります。
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どんなに優れた知力を持っていても、それを利己にしか使えないとすれば、人間としては未熟なのだと思います。たまたま人より優れた能力を持って生まれたなら、それを利他のために使う人が本当に優れた人なのです。世間もそういう人こそ称賛するべきです。
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甲子園に韓国語の校歌が流れることがなんで「京都の恥」となるのか、まったく理解不能です。韓国語に限らず、様々な言語の校歌が流れるような大会に成長していって欲しいと思います。
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空気が支配する日本社会は、普段からうっすらとしたファシズム社会だと言ってよいでしょう。空気がぼんやりしているうちはいいですが、それが暴力的傾向を明らかにするようになれば、たちまち本物のファシズムになります。その防波堤となり得るのはしっかりとした規範を持つ個人以外にありません。
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この社会に次々と目まぐるしく起こる現象にとらわれることなく、そこから少し距離をおいて、原理や本質に目を向けるべきです。夢中になって現象を追いかけていると、いつの間にか自分が今いる位置も見失ってしまうでしょう。
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長崎市の判断については賛否あると思いますが、尊重したいと思います。Ｇ７各国が欠席となると長崎市非難の空気が生まれるでしょうが、その空気に流されることが平和の敵なのです。長崎市としての平和への思いを堂々と貫くべきです。
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たぶん神などいない、神など信じられないという人がほとんどだと思うのですが（ぼくも10年ぐらい前まではそうでした）、不思議なもので神を信じ出すと日々神を実感することが増えてくるのです。今まで見えていなかったものが見えてくる。宗教体験というものは本当に存在するのだと驚いています。
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奴隷というと牛馬のように鞭打たれてこき使われる非人間的なイメージがありますが、古代ローマの奴隷は肉体労働だけでなく家庭教師や書記、会計といった精神労働奴隷もおり、そもそも奴隷を酷使したり虐待することは主人の恥であるという文化もあって、過酷な鉱山奴隷などを除いて、一般に奴隷は
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大切に扱われたようです。また奴隷には蓄財も許されており、皇帝の奴隷のように富裕な主人の奴隷は多額の財産を得て、奴隷身分を離れることもできました。
こう考えると、日本の労働者より古代ローマの奴隷の方がむしろ守られていたようにさえ思えます。どちらが本当の奴隷なんでしょうか。
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少子化対策とか、食料自給率の向上とか、教育の質的な充実とか、すぐには効果は出ないけれど、長期的に日本という国を維持していくためには絶対に必要なことに政府は真剣に向き合って来なかったわけです。これだけを見ても、自民党政権が政府と呼ぶに値しないことは明らかです。
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マイナンバー制度と緊急事態条項はワンセットでファシズムへ向かうための誘導路のようなものです。気がついた時には支配と被支配関係が固定されていて、国民はもう何もできなくなっています。
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反共のためなら反社会的宗教団体とも手を結ぶ。そんな反社会的政権を倒すこともできない日���て、社会そのものが病んでいると思います。
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自民党の下で改憲され、自民党の永久政権と戦争のできる国になったら、優秀な人はますます国から出て行き、明るい未来への希望は失われ、荒んだ活気のない暗く沈んだ国になることは間違いないでしょう。
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本気で、人権人権とバカじゃないかとか、国民生活が第一の政治なんて間違っているなんて言っていると、国民は働く意欲もなくなり、政府への信頼もなくなって、生産力は落ち、人心も荒廃し、やがて国家・社会の崩壊に至るでしょう。人権と国民生活は政府が身を捨てでも守るべきものであるのに。
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戦争は天災でも自然現象でもなく、人間が起こす人間の行為です。だから、皆が戦争は決して起こさないという固い決意を持てば、戦争をなくすことができるのです。それをするかしないかは、我々一人一人の意志にかかっています。
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日本が迷走するのも明確な規範意識がないからです。政府にはもちろん、国民の方にもありません。皆こぞって相対主義を持ち上げて、普遍的な正義などない、正義が一番危険などと言い募ってきたなれの果てです。
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当然だと思います。日本は絶対に乗ってはなりません。
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一定期間日本に定住し、日本で就労し、日本に税金を納めているなら、国籍に関係なく、地方参政権と生活保護等の社会保障は、日本人と同等に認めるべきです。
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自分たちは少数派である、多数の支持を得ていないといって、自信を失う必要はありません。正しさは多数決で決めることではないのです。自分が正しいと思うことを正々堂々主張し、行動していけばよいのです。
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憲法改正の国民投票は、憲法という国の根本を決める国民の厳粛な意思表示であるから、普通の選挙のように投票者の単純過半数で可としてよいはずはないのです。本来的には有権者の過半数を超えなければ否決とするべきですが、まあなにがなんでも改憲したい自民党が飲むわけないでしょうね。
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内田樹さんは「親切」が一番大事と仰るけれど、我々クリスチャンはそれを「愛」と言うだけで、中身は同じだと思います。親切、愛、思いやり、気づかい、リスペクト、エンパシー等々、目指すものは全て同じです。そういう思いで他者に接することがあって社会は初めて成り立つのです。
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もうPax Americanaは風前の灯、ほぼ消滅と言ってもよいのでしょう。中国、ロシア、イラン、インドなどの大国が思惑の相違は含みつつも、反米で連携が形成されつつあります。EUは賢いので両者の間でうまく渡り合うでしょう。日本は沈みゆく大国と運命を共にするのでしょうか。
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大阪万博のコンセプトって、要は「奇を衒う」なんじゃないんですか。奇を衒って話題には上るが、中身はない。いかにも維新という感じです。
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真面目に生きる人、物事を真剣に考える人、最悪を想定し慎重に行動する人は、そうでない人からすると、無駄なことにこだわっている馬鹿げた存在に見えるのでしょう。しかし、やみくもな行動主義が成功するのはたまたま幸運に恵まれただけであって、早晩大失敗に陥るのは歴史が教えるところです。
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自民党や維新が目指す日本て、貿易と金融と商業だけの国にしようとしているような気がします。他の要素はこれらに寄与する限りで存在が許され、それ以外の要素は自滅するまで放置する方針でしょう。ぼくはそういう国に住みたいとは思いません。
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こだわるようだけれど、石の数珠つなぎ、不可抗力であっても被害者が出た時に設計・施工者の責任が問われないということはないでしょう。変質者やテロリストによる破壊だって想定しておかなければなりません。今からでもやめた方がいいと思いますけどね。
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法律だけで秩序が保てると考えるのは、少々浅はかだと思います。その法律はなぜできて、なぜ「正しい」とされ、なぜ不要とされ、なぜまだ不備だとされるのでしょうか。それは法律を超える道徳や倫理があるからでしょう。法律を覚えさせるより、正しい倫理を育てる道徳教育の方がはるかに重要です。
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日本人の外国人への醜い蔑視感情というのはどうすれば治せるのでしょうか。ただ責めるだけでなく、真剣に皆で話し合ってなくしていかなければならない段階にあると思うのですが。
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日本の中国侵略も罪だけれど、アメリカの原爆投下も罪だし、イスラエルのガザ攻撃も罪です。罪を認め悔い改めない限り、神の裁きに遭うことは免れないでしょう。神は直接手を下すことはありません。しかしどういう形であれ必ず罰は加えられます。
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「正しく生きよう」という意識がなければ、「正しいとは何か？」という問いは意味をなさないでしょう。正しいなんて人それぞれ、正しいものなんてない、という答えにしかならないと思います。
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オウム真理教事件や旧統一教会の問題を見ていると、宗教というものは厄介だ、宗教などない方がいい、という考えが生まれるのも無理はないと思います。確かに宗教は厄介です。これを正しく用いるには相当な知恵と訓練が必要なように思います。また、何より正しい指導者は不可欠です。
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人間には自然権として正当防衛の権利はあるでしょう。自分に殺意を持って襲いかかってきた相手を返り討ちにしても、犯罪にはなりません。でもその暴漢の家に押しかけて何もしていない妻や子供を殺すことまで正当防衛になると言う人はいないでしょう。イスラエルがやっていることはそういうことです。
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世の流れに抗することに躊躇いを持つことはやめましょう。多数派が赴くところが常に正しいとは限りません。というよりどの時代の多数派も常に誤りを含んでいるという方が正解でしょう。自分の中に正しさを持ち、正しさを育てましょう。そして世間にではなく自分の正義に従いましょう。
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日本には「国民」という言葉はあっても実体はないのでしょうね。戦前であれは「国体」、戦後は「国家」に実体があり（実際にはそれは「政府」）、その存���のために国民は労働力を提供し、税を負担し、一旦緩急あれば命も差し出すものなのです。これって、言葉の正しい意味で奴隷制ではないですか。
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ミャクミャクや無駄な木のリングだけも理解不能だったけれど、頭に落ちてきたら即死する石の日除けとは、意味不明のものが多すぎるんじゃないですか。
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本当にその通りですね。食糧は命の基盤です。目先の金銭的利益ばかり追求して、命の糧を生産する農業を蔑ろにする国は、一旦緩急あれば簡単に自滅してしまいます。
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現実主義を自認する人たちは世界の紛争に対して、「話し合いで解決などするものか、解決は力で行なうものだ」と言いますが、ウクライナもガザもミャンマーも力では何も解決していません。日々犠牲者が増えるだけです。仮に敵を殲滅したとしても、その後ずっと報復を恐れる時が続くのです。
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国立西洋美術館に行ってきました。今日が最終日なので結構混んでたけれど、一枚一枚ゆっくり観ることはできました。我々カトリック信者には馴染みのある世界ですが、実物を見るのは初めてなので、感動の連続でした。ガウディさん、教えてくださってありがとうございます。
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現代政治についての常識があれば、マイナンバーカードなど持ってはならないし、マイナンバー制度を許してはならないと考えるはずです。
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何にもしないで黙っていてもお金が入ってくるといいなあ、と夢見ているうちはまだ可愛いものですが、それを本気になって実現しようとする人がどんどん増えてくると、世の中は地獄になります。
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一人一人が自立し、規範の主体となること。つまり世間がどうであれ、周囲の空気がどうであれ、自分は正しく生きようとすること。それ以外に��の状況を抜け出す途はないと思います。「日本」に甘えてはならないのです。
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安倍政権以降の自民党が目指しているのは、改憲により日本国憲法を骨抜きにし、日本を「反共、半独裁、人権の制限、一層の米国依存」国家にするための、「議会内クーデター」を行なうことなのだと思います。あらゆる政策はこの一点に向けて集約されていると考えると、得心がいきます。
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ここは日本なのだから日本に住むなら日本の習慣に合わせろと一方的に言うのは乱暴です。それぞれの国には独自の習慣があり、それを容易に変えられないのは日本人だって同じです。違いをただ恐れたり嫌悪したりするのではなく、互いに話し合って妥協点を見出していくべきでしょう。まして政治家なら。
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ぼく自身、例えばルソーやカントは心酔する思想家だし、丸山眞男や加藤周一を尊敬はします。他にも好きな思想家・芸術家はたくさんいますが、しかし彼らを信仰することはありません。信仰は尊敬とか心酔とかとはまったく別の行為なのです。これは信仰を持つ人にしか分からない世界だろうと思います。
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日本には日本の伝統があり文化があり価値観がある、日本人ならそれらを誇りに思い大切にするべきだ、と。一般論としては理解できます。しかし、それが日本の経済的、文化的、政治的競争力を阻害し、日本を窮地に陥らせるものであるなら、日本人の責任において考え直す必要があることだと思います。
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法が要請する正義よりも、権力への迎合を優先する検事総長の存在は、日本の国家機関の中枢が一種の信仰共同体となっていることをうかがわせます。森友事件の時の佐川理財局長や、畝本検事総長はその熱心な信者なのだろうと思います。信仰は理性を超えるものですから。
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30年ぐらい前にあちこちにイラン人が溢れたことがあったけれど、あの時も小さなトラブルはあったとはいえ、さほどの排他的行動は起こらなかったような気がします。この30年で日本人の方が変わってしまったのでしょう。
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韓国語って、文法は日本語と共通性があるし、日本語にはないけれど他の外国語にはよくある発音もあるので、最初に学ぶ外国語としては最適だと思うのですけどね。何より隣の国の言語だし。なかなかそういう世論が起きませんね。
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正直なところ、立憲も共産もれいわも社民も、「帯に短し襷に長し」の感は否めません。しかし、帯と襷で争うのはもっと愚かなことだと思います。
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日本も自衛のために核兵器を持つべきだという人がいるけれど、その人は核兵器のことを何も知らないのだと思います。核兵器は使われたら終わり。核戦争に勝者はいません。
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どんな人にも意見にも物事にも、良い面・悪い面があるのは当たり前で、それらを丁寧に見極めようとせず、一律に良い・悪いと決めつけるのは、イデオロギーにとらわれているだけで、本質は見えていないということです。
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自民党政権が機能し得たのはせいぜい高度成長からバブルの頃まででしょう。自民党の指導者も戦争体験者であり、戦後民主主義の意義を知る者でした。しかし、90年代頃から戦後生まれが半数を超え、戦後民主主義の意義も忘れられていきました。平和で民主的な国家の建設という方向性を見失った日本は
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自立した個人にとって国家は相対的価値しか持たず、国家が消滅したとしても個人の生存が確保されればそれでよいと考えますが、国家に完全に依存する人は国家の消滅＝自己の死であり、国家の存続を死守しようとするのも理解はできます。ただそれに自立した個人を巻き込まないで欲しいと思いますが。
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ふと気になったのですが、旧約聖書の「出エジプト記」でモーセが神に名を問うたとき、「神はモーセに、『わたしはある。わたしはあるという者だ』と言われ」たとあって（3.14）、神の名は「わたしはある（YHWH）」ということになっています。これとデカルトの「私は思う。故に私はある。」は
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日本のように外発的動因で近代へ入った国では、個々個人によって近代的思惟の受容度に大きな差が生じます。一般に左派の方が受容度は高くなりますが、そうでない人もいます。逆に右派・保守であっても近代的思惟を身につけている人もいます。ネトウヨは近代的思惟を受け付けない右派の典型です。
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人間とはみな罪人（つみびと）であり、不完全で、不自由で、傲慢で、欲望から逃れられない存在ですが、神はそういう人にも隔てなく愛を注がれます。人間はその神の愛に気づき、神に倣い、神のように人を愛することで罪の赦しを求めるしかありません。
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理想（イデア）というものは、この世では実現し得ないものだけれど、無意味だと無視するべきものではなく、またただの憧れで終えてよいものでもなく、そこへ向けて現実を一歩ずつ近づけていくべきものでしょう。
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我々は神を愛し、人を愛すればこそ、貧富の格差を憎み、支配と隷従を憎み、偏見と差別を憎み、戦争を憎むのです。政治的イデオロギーとは異なるルートからでも、平和と民主主義、平等と人権の保障された社会を目指すことは可能だと考えています。この日本では難しいことは承知していますが。
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ぼくがアカウントを変えたのは、今後はすべてキリスト教精神から考え、発言していきたいと考えたからです。それでぼくの左派リベラルという政治的スタンスは変わりません。それはイエス様自身が、常に弱い者、虐げられた者、差別された者の側に立ち、世俗の権力を憎み、ゴリゴリのユダヤ教
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おまけ。
「労働懲罰説」というのは旧約聖書の創世記3章14-19節にある、神の言いつけを破って知恵の実を食べてしまったアダムとエバに対する罰として、神は以後女には出産の苦しみを、男には労働の苦しみを与えたという話なのですが、確かに古代社会においては、出産も労働も命を削る苦しみであり、
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マスコミは世論喚起によって、検察は公正な法執行によって、社会の不正を正す生体で言えば免疫機能を担う機関ですが、不正を犯した政治家に対してどちらも正常に機能しないということは、日本は深刻な免疫不全に陥っているということです。
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カトリック教会では今日は「聖母の被昇天」の祝日です。マリア様はこの日に地上での生涯を終え、体ごと天に上げられたとされています。この信仰は古くから主に東方教会で信じられ、後に西方教会へ伝えられたものです。フランシスコ・ザビエルが鹿児島に上陸したのもこの日だったため、ザビエルは日本を
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人権というものは戦後押しつけられた憲法の中にあるだけで、元々日本の社会にあるものではないという考えは、自民党とその支持者の間には普通にある考えのように見えます。それはそれで一つの考えだけれど、そういう社会で日本は世界に伍していけるのか、人々は幸福になれるのかが問われるのです。
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宗教を合理性を超えた論理に基づく思考（＝信仰）とするならば、日本は間違いなく宗教国家であり、日本政治は政教非分離政治ということになるでしょう。自民党が政権の座にあり続ける合理的な説明は不可能ですから。
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日本では正���についてまともな議論がされたことはないでしょう。それぞれが勝手に持つ正義のイメージで大事だの危険だの疲れただの言っているだけです。普遍的な共通善としての正義があって、初めてその是非について論じることができるはずです。
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「神はいるのですか？」という問いに対しては、明確に「はい、います」とお答えします。ただ、神はそこに机があるようにあるというものではありません。また心の中にいるというものでもありません。この世界の中に確実に存在しているのだけれど、物理的な延長を持った存在としてあるのではないのです。
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一週間が終わり、明日は主の日だと思うのはクリスチャンにとっては幸福な時間です。この一週間、自分は神に背くことはなかったか、イエス様との対話が続きます。
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仏教もキリスト教も長い歴史の中でずいぶん変わってきました。どちらも最初の頃とは似ても似つかない姿になっているはずです。ユダヤ教やイスラム教もこれから変わっていくのだと思います。ただそれは当事者が内から変えることであって、外部の者があれこれ口を出すことではないでしょう。
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希望というものは外から与えられるものではなく、自ら生み出してゆくものだと思います。もし希望が「今よりお金があること」でしかないとしたら、その希望を叶えられる人はほんの一握りでしかないでしょう。希望は今よりよい自分になろうとすることから生まれてくるものなのだと思います。
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目には見えないけれど、民主主義を理解している人としていない人のギャップは大きいと思います。名前は知っていても理解していない人は多い。まして自分の生活や人生の問題として引き受けている人は非常に少ない。
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日本では人は死ぬと神になる、特に重要な事績を残した人は特別な神として神社に祀られるのですが、これは日本人の神観が決して超越的な存在ではなく、人間の世界と連続しているということの現れだと思います。例えばキリスト教の神のように異次元の高みから人を導く存在ではないのです。
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