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新聞記者、時々合唱。将来の夢は童話作家。「140字手抜き料理」つぶやき中。著書は「?が!に変わるとき 新聞記者、ワクワクする」(読書感想画中央コンクール課題図書)「アメリカの少年野球」(ミズノスポーツライター賞)「アメリカなう。」「魂の声 リストカットの少女たち」等。ツイートは勤め先とは関係ありません。
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先日、「堂々と『ドッジ』しよう」というコラムを本欄で書いた。ドッジボールにまつわる子ども時代の思い出や、いじめとの関係を指摘する海外の論争、さらにはドッジ(dodge)が「ボールを当てる」ではなく「身をかわす」という意味だった話など。
「帰れ、鶏肉へ!」。そんな奇妙な名を持つ料理がツイッターで話題になった。鶏肉のかたまりとタマネギを1滴の水も入れず1時間半煮込むだけ……。元々は、冷戦時代の旧ソ連から米国に移住した2人のユダヤ系ロシア人が著書「亡命ロシア料理」に書きつづったものだ。この料理が日本に紹介されるまでの物語を追ってみた。
刑事ドラマ「相棒」の元日スペシャル「二人」について、脚本家の太田愛さんが「脚本には存在しない場面があった」と自身のブログで明かした。脚本の一部が勝手に変更されたという。
入学式や進級で喜びいっぱいの春、保護者たちをブルーな気分にさせるものが「PTAの委員決め」だ。PTAはなぜ、嫌われるのか。それとも、嫌う方が悪いのか? この春まで、東京都内のある公立小学校で3年間もPTA会長を務めた政治学者の岡田憲治・専修大教授(58)に聞いてみた。【小国綾子/オピニオングループ
森喜朗氏の「女性蔑視発言」について書きたい。「社会が」などの大きな主語は使わず、一人の「私が」感じ、考えたことを。 第一に、発言の中身よりも日本オリンピック委員会(JOC)の評議員会で男性から笑いが起きたことが悔しかった。「まただ」と。東京都議会で2014年、少子化問題について質問した女性議員に
自分の名前で生き、自分の名前で死ぬ――。そんな当たり前のことが、世界で唯一「夫婦同姓」を強いるこの国では難しい。 千葉県で訪問診療や緩和ケアに携わる在宅専門医、中村明澄さん(47)から聞いた話。末期がんの50代女性と家族に「長くてあと数日。心残りがないようやりたいことを」と伝えたところ、本人の望
「国際女性デー」(3月8日)の3日前、エリザベス・ウォーレン上院議員が大統領選の民主党候補指名レースから撤退した。ニュース記事の中にあった彼女の一言に、複雑な感情がこみ上げた。
決断し責任負うリーダー 東京都内の小学校でPTA会長を務める中、政治学者で専修大教授の岡田憲治さん(58)は疑問を抱いた。PTAの仕事はなぜ、自然と増えてしまうのか。なぜ減らすことが難しいのか。
「25年前の夫婦別姓の記事、面白くて感動しました。どんな思いで書いたんですか」。最近、17歳年下の女性記者にそう問われ、四半世紀前の記憶がよみがえった。 1996年、選択的夫婦別姓について、同僚記者の夫と連名で「記者の目」を書いた。「選択的夫婦別姓」を盛り込んだ民法改正案が国会提出を見送られたの
昨年末に解散した国民的アイドルグループ「SMAP」の元メンバー、稲垣吾郎さん(43)、草なぎ剛さん(42)、香取慎吾さん(40)の3人について、所属するジャニーズ事務所が9月8日に契約を終了することを発表した。解散から約半年、「SMAPロス」のいまだ癒えぬファンたちは、中居正広さん(44)の予想外
フィンランドで世界最年少の女性首相が誕生した。サンナ・マリーンさん、34歳。1児の母。新内閣の閣僚は女性が12人、男性7人。しかも連立政権に参加する他の4党の党首は全員女性という。
「思えば2024年の国際女性デー(3月8日)が歴史を動かしたねえ」。将来、そう振り返りたい。選択的夫婦別姓制度の話だ。 8日、まず、夫婦別姓を認めない民法の規定は憲法に違反するとして、北海道や東京都、長野県などに住む30~60代の男女ら計12人が国に対し、別姓のまま婚姻できる地位の確認や損害賠償
「最終的には生活保護という仕組みも」。菅義偉首相の27日の参院予算委員会での答弁はショックだった。新型コロナウイルス感染拡大で生活に困窮する人たちへの支援について質問された場面での、彼の言葉だ。「最終的」って何ですか、と問いたい。
「旧姓使用」は国境を越えられない――。選択的夫婦別姓・全国陳情アクション主催のオンライン勉強会でそう痛感した。 勉強会は、自民、立憲民主など8党の国会議員が呼びかけ、超党派で開催した。登壇したのは、米ニューヨークやスイス・ジュネーブなどで働く国連や省庁職員ら7人の女性。選択的夫婦別姓制度の代わり
「虎に翼」に涙するのは女性だけじゃない。「我が身に染みついた昭和オヤジの価値観を学びほぐそう」と日々、ノートとペンを片手に視聴し、気になるセリフを書き留めているのは、専修大学教授の岡田憲治さん(61)。街場の民主主義を唱える政治学者の「虎語り」とは……。【オピニオン編集部/小国綾子】
♪しろやぎさんからおてがみついた くろやぎさんたらよまずにたべた……。国会の菅義偉首相の答弁が、質問を読まずに食べちゃった「やぎさんゆうびん」みたいだとして、「やぎさん答弁」と名付けられた。きっかけとなるツイートをした上西充子・法政大教授は、かつて「ご飯論法」を世に広めた国会ウオッチャー。「『やぎ
作家、半藤一利さん(90)の訃報に触れ、著書「B面昭和史」を手に取った。なぜ日本は戦争に向かったのかを、政治や軍事などの表舞台の「A面」ではなく「B面」、つまり人々の暮らしからつづった「もう一つの昭和史」だ。
新型コロナウイルスの感染爆発中でも東京オリンピックを開催するか? 国会で��われた菅義偉首相は、正面からは答えず「国民の命と健康を守っていく」と繰り返した。なぜなのか。かつてごまかし答弁を指す新語「ご飯論法」==を広めた上西充子・法政大教授に、菅首相の答弁から何が読み取れるかを聞いた。【聞き手・小国
ノーベル物理学賞に米プリンストン大上席気象研究員の真鍋淑郎さん(90)=米国籍=が選ばれたことで、日本では「頭脳流出」が改めて話題となっている。 米ニューヨークを拠点に暮らしてきた映画監督、想田和弘さんのこんなツイートを見つけた。
暗い会場のスクリーンに1枚の写真が映し出された。干ばつで広がる砂漠には草木一本生えていない。「この地に私たちが用水路を建設した1年後の写真がこれです」。次の写真が映し出された瞬間、会場にいる約1200人から自然と拍手が湧き起こった。
大学医学部入学試験の合格率で2021年度、女性が男性を逆転したという。男性13・51%、女性13・60%。東京医科大の得点操作が発覚した18年当時、女性の方が合格率が低い大学の割合は全国で7割を超えていた。でも21年度は半分以下に! 不公正が是正された結果だろう。
えっ、産休・育休中に「学び直し」? リスキリング? まさに「異次元」の話かと思いました。今、岸田文雄首相にぜひ読んでいただきたい記事があります。【オピニオングループ・小国綾子】
これは私の物語――。NHK朝の連続テレビ小説「虎に翼」を囲み、一人一人の固有の「『虎』語り」を持ち寄り、分かち合います
“言葉の百科事典”とも言われる「広辞苑」が10年ぶりに改訂され、今月12日に出版される。<へそくりは妻の読まない広辞苑>なんて川柳を新聞の片隅に見たことがあるけれど、広辞苑を開かないのはもったいない。岩波書店辞典編集部副部長で辞書編集歴20年余の平木靖成さん(48)に聞いた、広辞苑の知られざる魅力
第26代総長 山極 壽一 本日、京都大学に入学された2,930名の皆さん、入学誠におめでとうございます。ご来賓の井村裕夫元総長、松本紘前総長、名誉教授、ご列席の副学長、学部長、部局長、および教職員とともに、皆さんの入学を心よりお祝い申し上げます。同時に、これまでの皆さんのご努力に敬意を表しますとともに、皆さんを支えてこられましたご家族や関係者の皆さまにお祝い申し上げます。
「ご異議なしと認めます」。東京都文京区議会本会議で1日、選択的夫婦別姓制度について国会審議を求める意見書の提出を要望する請願が全会一致で採択された瞬間、なんだろう、不思議な爽快感があった。請願者はソフトウエア開発会社「サイボウズ」社長の青野慶久さんと、私。この意見書1通で国が動くなんて思ってはいな
緑のまぶしい東京都立代々木公園には「立入禁止」を掲げたオレンジ色の柵が延びていた。東京オリンピック・パラリンピックのライブサイト会場予定地だ。 1日、小池百合子都知事は高まる批判を受け、ライブサイトを中止し、新型コロナウイルスのワクチン接種会場とする計画を公表した。その日夕方、私は公園にいた。
絵本「誰も知らない世界のことわざ」(著・エラ・フランシス・サンダース)によると、チベット語には「青の問いに緑の答えを与える」ということわざがあるそうだ。問われていることと関係のないことを答えるという意味らしい。
先日、コラムニスト、天野祐吉さん=2013年死去、享年80=の妻伊佐子さん(55)からショッキングな話を聞かされた。薬局の待合室で薬の処方を待っていて、持病の発作が出た。マスクをつけ、息を荒くし、発作が治まるのを待っていた時のこと。
明日(あす)には選択的夫婦別姓を――。「選択的夫婦別姓・全国陳情アクション」(井田奈穂・事務局長)は24日、選択的夫婦別姓の法制化を射程に入れたクラウドファンディングをスタートさせ、記者会見した。6月には、選択的夫婦別姓を含む、あらゆるジェンダー平等を目指し、一般社団法人「あすには」も設立する。
コロナ禍と東日本大震災とには、いくつかの共通点がある。ウイルスと放射能。目に見えない、まだよく分かっていないリスクとどう向き合うか。リスクを高く見積もる人と、そうでない人とはどんなふうにコミュニケーションを取っていけばいいのか。精神科医の斎藤環・筑波大教授(59)は「対話」の必要性を説く。インタビ
息子が幼いころ、寝る前に絵本をよく読み聞かせた。「読んで」と息子が差し出す本に「これだけは勘弁」と頭を抱えたのが、「おしいれのぼうけん」だ。児童文学者の古田足日さんが文を、画家の田畑精一さんが絵をかいている。
安倍晋三元首相の襲撃事件をきっかけに、信教を持つ親のもとに生まれた「宗教2世」の存在に注目が集まっている。そんな中、漫画家で自身も宗教2世の菊池真理子さん(50)が自分を含む7人の当事者の半生を描いたノンフィクション漫画を出版した。「私たちのことを知って」。そんな切実な声を、社会は、そして私たちは
原爆投下後の惨状を描いた「原爆の図」を所蔵する「原爆の図丸木美術館」(埼玉県東松山市)が、新型コロナウイルス感染予防のための2カ月間の休館の後、このほど再開した。休館中、国内外から届いたのは、「次世代のために存続して」など多くの熱い応援メッセージ。そして5000件近い寄付だった。戦後75年を迎える
「3・11の後と同じだ……」。動揺したメールが最初に届いたのは2月下旬だった。送り主は35歳のシングルマザー。連日のテレビ報道で新型コロナウイルスへの恐怖心を募らせていたところに、ドラッグストアからトイレットペーパーが消えた。東日本大震災直後の光景と重なり、不安と恐怖の記憶がフラッシュバックしたと
大学入試センター試験に代わり2020年度に始まる予定の大学入学共通テストが批判を浴びている。地域や所得による不公平が生じる可能性を問題視された英語民間試験の導入は、萩生田光一文部科学相の「身の丈」発言を引き金に延期となった。国語と数学の記述問題も採点などで疑問が出ている。大学入試のあるべき姿を考え
これは私の物語――。香川県の弁護士、佐藤倫子さん(48)は「虎に翼」についてそう語る。インタビュー後編は、憲法の話から、「スンッ!」の話、そして主人公・寅子の恩師、穂高先生の人物造形まで……。「『虎に翼』は憲法12、13、14条の“超訳”です!」と熱く語る、そのココロは?【オピニオン編集部・小国綾
パンデミックの渦中で「東日本大震災10年」を迎える。私たちは大震災に何を学んだのか。それはコロナ禍で生かされているのだろうか。女性がコロナ禍で追い詰められたのはなぜなのか。被災地である岩手県出身で、精神科医の斎藤環・筑波大教授(59)のインタビューを2回にわたって紹介する。【聞き手・小国綾子/オピ
5月に広島で開く主要7カ国首脳会議(G7サミット)で、日本は議長国として多様性の尊重を世界に発信する立場にある。しかしG7で、同性婚と夫婦別姓を法的に認めず、LGBTQなど性的少数者への差別禁止法を制定していないのは日本だけだ。岸田文雄首相は「(同性婚を認めたら)社会が変わってしまう」と国会で答弁
生命から生命へと移りすみ、変異を繰り返すしたたかな新型コロナウイルスの存在に、ベルリン在住でドイツ語と日本語の両方で創作を続けてきた作家、多和田葉子さん(60)は、「人間も国境を超え、変わり続ける力を持たなければ」と語る。100年に1度のパンデミックをどう生きればよいのか。ノーベル文学賞に一番近い