真（手品療法士）
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山口県下関市出身。「Amateur's Amateur」を自認する末端の手品好き。本職は理学療法士。プロテスタントのクリスチャン。クラシック音楽鑑賞、作曲・編曲、サッカー観戦、読書が趣味。読書は年200冊を目標に、主に古いものをあれこれ読みます。アイコンとヘッダーは妻が描いてくれました。
北海道 札幌市
Joined July 2019
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細々とマジックのブログを書いています。DVDのレビューは主に自分のための覚え書きの上選択が偏っている＆最新のものは少ないですが、少しでも参考にしていただければ。
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妻にせがまれ、札幌駅前に山本太郎氏の演説会に来ています。
私自身は、選挙権を得てこのかた、一度も自民党以外に投票したことのない、ガチガチの保守なのですが、彼の話はなかなか面白いと思います。
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「年金開始75歳法案」がトレンドに入ってるから法案を調べてみたら
>老齢給付金の受給開始時期の上限年齢を70歳から75歳に引き上げる。
ということですね。「上限年齢」。相変わらず法案も見ずに脊髄反射の人が多いですが。
でも今審議することではないという意見には同意。厚労省は今大変だろうし。
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最後に妻の一言。「手品やる人ってさあ、不思議でさえあれば見た方が喜ぶと思ってない？ もちろん中には不思議で楽しむ人もいるかも知れないけど、不思議なだけって、面白くも何ともないよ」だそうです。厳しい（笑）。
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政治信条は色々あっていいのですが、異なる政治信条を持っている相手に対し、「お前は全然分かってない」的なスタンスで来るような人は、信条以前に人間性としていかがなものかと思いますので、そういう方とは関わりません。ご了承ください。
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@katuodayo1
山本太郎氏の本も読んだことあるのですが、国会議員としてはかなりしっかり仕事をしてらっしゃる方だと思います。彼のような議員が、しっかり仕事をできる国会になるといいですね。
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手品って、そもそも「上手さ」を競うような芸能ではないと思うのです。もちろん上手さを競う場があってもいいとは思いますが、SNS上でいつもいつも他人と「上手さ」という観点のみで自分を比較していると、疲れてしまいますよ。目の前のお客さん相手に、楽しく演じられればそれでいいじゃないですか。
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反応が増えて来たので一言。
「保守」というところに噛みつく人が結構いますので、そこはもう飛ばしてください。「一度も自民党以外に投票したことない人」で。
「自民党以外に投票したことない」ことに噛みつくなら、そういう人のお相手はいたしかねます。
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手品の世界でアマチュアができることって、結構あるんじゃないかと思うんですよ。プロがいくら頑張ったって、プロの手品を生で見られる人なんて限られています（お金もかかるし）。アマが周りの人に手品を見せて「手品って面白いんだ」とアピールするというのは、実はとても有意義なんじゃないかと。
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昔、ピアノの師匠曰く「本番は練習の７割できれば上等。なので練習では120％仕上げないといけない。120％の７割は84%なので、それでもミスは避けられない」。なので手品で「練習では９割上手く いく」は全く不十分。40℃の高熱でも酒が入っていても絶対できるくらいでないと人前では演じられない。
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昨日のうちの犬。別に昨日に始まったことではないのですが、円だけで描けそうな顔をしています（笑）。 #ヨークシャーテリア #ヨーキー
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私含めて奇術愛好家は忘れがちだけど、「手品が上手かったり、手品の知識が豊富であっても、別に偉い訳でも何でもない」というのは、忘れないようにしないと。手品なんかより、他人を思いやり尊重できる気持ちの方が遥かに大事。当たり前の事だし、手品に限らないけど。
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行方不明だった妻が、無事に見つかって戻ったと連絡がありました。ご心配してくださった皆様、ありがとうございました。
この数日で実感したのは、「手品よりも妻の方が百万倍も大事」ということです。
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今朝の北海道新聞の読者欄。投稿者は81歳。趣味が人生を彩ってくれるというのは素敵です。私もこうありたいものです。早く人前で手品を演じ、手品を鑑賞できるようになるといいですね。なお私は四つ玉はできません。
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なお妻はマジックをあまり見ないが、「人を馬鹿にしたような演技は我慢ならない」と言う。「これ知ってます？ トランプって言うんです」と言われた時は、後で「何あのマジシャン。感じ悪」と怒っていた。無理して笑いをとらず、「人間として感じのいい演技」を心がけるのが一番なのかも知れない。
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「奇術は多く覚える必要はないよ。アマチュアなら、本当に自分が愛着を感じた奇術が、五つもあれば充分だ。それと生涯を付き合い抜くのさ」（泡坂妻夫「11枚のとらんぷ」より）。
奇術愛好家はともすれば新ネタばかり追い求めがちですが、アマチュアはこの精神を忘れてはならないと思います。
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まあ手品業界って、知れば知るほど関わり合いになりたくないなと思います。一人で好きなように本を読んだりDVDを見て、好きなように演じていれば、私はそれで十分です。
クラシック音楽の世界もそんなもんだと、私のピアノの師匠が言っていましたから、どの業界も似たようなものなのでしょう。
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妻が「これ手品で使えるんじゃない？」と、文房具店でミニトマトの模型を買ってきてくれた。ミニカップアンドボールにぴったりかも。今度使ってみます。
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誕生日を迎えました。あまり年齢の自覚はないですが、50歳です。新しい１年も、マイペースで緩く手品を楽しんでいくつもりです。積極的に新しいトリックにも手を出せるといいですね。演じるのはいつも同じですが（笑）。
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私は種明かしという行為が嫌いというより、手品という素晴らしい芸能と先人の知恵を自分の利益のため使う、その心根の汚さが嫌いなのだ。プロ、アマを問わない。別に手品が上手くなくても（そもそも私が下手）、手品に敬意を持ってマイペースで楽しんでいるような人の方が、何百倍も好感が持てる。
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今なら、マジック初めたての子がやってみたいのは、スナップディールなんでしょうか。もちろん、憧れて初心のうちから挑戦するのは悪くはないですが（なお私はできません）、楽しみたい、人前で上手くなりたいなら、やはりある程度適した練習順序というのはあるように思います。
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「レパートリーは多くても10種類くらいに限定した方がいい、それに熟達せよ」という氣賀康夫さんの言葉を読んだ時、少なすぎなのではと思った。でも今ならその通りと実感できる。ずっと磨き続け、宝物を見せるように演じられるような10種類のトリックを、ずっと大事に育てて熟達できればいいなあ。
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私含め手品愛好家は、本やDVDをあれこれ買い集めるのが止められないものですが、高木さんの「トランプの不思議」の後書きにこう書いてあるんですよね。
「やたらたくさん本を買ってもものにならんから、１冊を何年もかけて完全に身につけろ。その方が上達の早道」
読む度反省することしきり（汗）。
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鍋を囲んで酒を飲んでいる時に、妻から「一応誕生日プレゼント用意しといた」と言われ、開けてみたらなんとこれが出てきた！ なんて良い妻なんだ！
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@chimxts
妻が（政治家としての）山本氏のファンで、いつも動画を見ているので、自然と私も横で聞いているのですよ。彼の全ての意見に賛同している訳ではないのですが、国会にはいて欲しい存在だと思っています。
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食事を終えたあとはカナリヤ（手芸店）で、がま口の口金を購入。もちろん手品用です。今使っているものが、あまり使いやすくなかったので、この機会にと買いました。そしてジュンク堂書店へ。ここは多分札幌で一番奇術書が充実している書店です。
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高木重朗「トリックの心理学」（講談社現代新書）。昭和61年の本だが、大変面白い。変な最新のDVDや本より、よほど楽しめてためになり、そして手品に対する理解が深まる。現代に手品が上手い人はいくらでもいるが、高木さんほど手品を面白く語れる人が他にあろうか。手品を愛するなら必読の書。
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「女の子に対して手品でアプローチしてはいけないよ。もし彼等が見たいと望んだ場合は別だが、手品は女の子とのきっかけを作るのには向いてないよ」（「ラリー・ジェニングスのカードマジック入門」p94）
この本で一番大事な教えは、実はラリーのこの一言だと思う（笑）。
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先ほど妻から「手品やる人って、トランプの技を一生懸命練習するのもいいけど、もっと自分が他人の目からどう映ってるか気を配るべきだと思う」と言われ、「その通りだね」と答えると、「あんたのことだよ！」と言われた。
サーセンwwwww
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ゆうきともさんのDVD「トランプタイムEX」で、観客役に庄司タカヒトさんがいるのだが、庄司さんの観客としての反応が、変にわざとらしくもなく素晴らしい（庄司さんがやり方を分からないはずないトリックもあるのに）。手品愛好家たるもの、人のマジックを鑑賞するときにはああありたいと思った。
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Twitter手品クラスターには、物凄いテクニックを見せたり、超独創的なことをしたりする人ばかりで、初級や中級者だと自信を失いそうになるが、世間一般的に見て手品ができる人というのは、非常に希少な存在だと思う。だから人前で演じられるなら、それだけで十分自信を持っていいのではあるまいか。
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「手品を見せるのに、いきなりデックを出すのは駄目」と言いますが、そもそもいきなり手品を見せるのが駄目。そして「手品を見せてもいい雰囲気」になったら、別に何を出してもいい。これ、別に手品に限りませんよね。いきなりギターを出してもただの変な人。手品以前のコミュニケーションの問題です。
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誕生日を迎えました。新しい1年も、マイペースで緩く手品を楽しんでいくつもりです。要するに、いつもと同じということです（笑）。
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妻の知り合いが、ドテラというアロマの販売に手を出しているらしい。妻にきかれたからちょっと調べてみたら、「連鎖販売取引を行う会社」とあった。
マルチじゃねーか！（笑）
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経験上、手品が好きではない人にいきなり演じて、その人が手品を好きになることは、まず絶対にありえない。自分自身を好きになってもらった結果、手品を見てくれるようになり、手品も好きになってくれることはあり得る。
結局手品を演じる機会を作りたければ、手品の腕前より人格、人間力の方が大事。
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どんな芸能でも「絶対失敗しない」なんてあり得ませんが、手品の場合は失敗のダメージが甚大です。そのダメージに耐えられずやめてしまう人も多いはず。そしてずっと手品を続けている人は、そのダメージに打ち勝ち続けた人。だから、手品を趣味で長年続けてる人は、それだけで尊敬に値します。
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手品をずっと楽しむ上で一番大事だと思うことは、実は手品には何も関係ないことです。「手品を取ったら何も残らない人にならない」「手品以外にも広く興味を持つ」。別に手品に限りませんが、幅広い分野に興味を持って勉強、体験することが、結果的に趣味の世界も広く深くしてくれるように思います。
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ロープマジックの素敵な点。
1. 道具がかさばらない
2. クロースアップでもサロンでもOK。
3. トリックにもよるが大抵角度に強い。
4. カードほどではないが現象多彩。
5. 喋りながらでも音楽流しながらでも行ける。
ロープマジックって最高じゃないですか？（笑） さあみんなもロープを手に取ろう！
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私の妻は残念ながら手品をあまり楽しんでくれないが（プロの演技でも「この人はいいね」と言ったのは数えるほど）、私の手品活動は応援してくれるので（名刺やアイコンを作ってくれたり）、ある意味では手品を楽しんでくれる妻よりレアなのかも知れない。その意味ではいい妻を持ったなと思っています。
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同僚や利用者が手品の話題になったので、「知っているマジシャンは？」とみんなにきいてみた。帰ってきた答えは、「Mr.マリック」「プリンセス天功」「マギー司郎」「マギー審司」「セロ」「ふじいあきら」の６人。知名度があればいいというものではないが、これが一般人の標準的な認識だと思う。
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ブログ更新。クロスカットフォースについての小文。愛好家ならば誰でも知っていることですので、今更ではありますが、興味がおありの方はどうぞ。
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クロスカットフォースを考える
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私は「種明かしされたら、種明かしされてないマジックやればいいだろ」的な意見には同意しかねる。種明かしに憤慨している人は、種明かしという行為そのものではなく、そういうことをする人のモラルのなさに怒っている。困るか困らないかで言えば、私も全然困らない。でもそういう問題ではない。
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プロとアマチュアでは手品に対するスタンスもかけられる時間も全く違う。それは何の趣味でも同じだが、手品は比較的容易にプロと交流できるため、アマチュアが変に「意識だけプロずれ」してしまうことは、他の趣味以上のような気がする。自分も気をつけないといけない。アマにはアマの楽しみ方がある。
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ストレートデック特典映像、一通り見終えた。詳しい感想は後日ブログに書くが、一番感じた「種明かしYoutuber」との大きな違いは、解説や演技の全てから「溢れんばかりの手品愛」が感じられること。手品を食い物にして再生数にしか興味のない輩には、こんなものは作れまい。本当に素晴らしい仕事です。
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何故手品界って、自分と考え、価値観が違うだけで、相手をろくに知りもしないのに、相手の人格まで否定するような人がいるかな。それが手品界と言ってしまえばそれまでだけど。
私は、ごく少数の自分と波長が合う人とだけ仲良くし、私の手品を気に入ってくれる人の前で演じられればそれで十分です。
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別に手品に限りませんが、自分が比べるべきは他人ではなく、過去の自分なんです。それが理解できていれば、動画はこれ以上ない上達のためのツールです。が、他人と再生数やいいねRTの数を比べ始めると、上達の役に立たないどころか、単なる自己顕示のための道具に成り下がります。私も気をつけないと。
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今日は特にネタがないので、道民大好き「みよしの」の餃子の写真でも。最近12個から9個に数が減ったのは遺憾。「食べらさる」は北海道方言で、「自分の意に反して食べてしまう」意味（箸が止まらない、的な）。
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なぜ「マニアを不思議がらせることができるなら、一般の人は問題なく楽しませられる」とはならないかというと、マニアと一般の人では、手品を見るポイントが違うから。マニアは１か所でも分からなければ不思議を感じるが、一般の人は１か所でも怪しいと感じたら不思議に感じてくれない。両者は別物。
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マギー司郎さんが「結局芸人の評価はお客さんがするものだから、お客さんに対して繊細な心配りができなくてはだめ」「誰かを傷つけて100点、90点の笑いを取るよりは、誰も傷つけないで70点、60点の笑いを取れる方が僕は嬉しい」と書いているが、これは観客に接する上で覚えておくべき言葉だと思う。
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先日まんぼうさんのマジックをたっぷり見て思ったこと。彼は「面白い」「楽しい」ばかりがクローズアップされるが、非常に上手い人でもある。しかもその上手さが決して前面に出ないので、客には「面白かった」「楽しかった」「不思議だった」という印象だけが残る。あれこそが本当の上手さだと思う。
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中高生の手品愛好家のツイートを見ていると、「友人に見せたらいつもタネを詮索したりして、純粋に楽しんでくれない」という人が結構多い気がします。
そういう時のためのセルフワーキングですよ！（笑）
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マジックというのは、不思議に基づくエンターテインメント。もちろん「種が分かっていても楽しめる演技を」というのは正論だが、と言って「種明かししてもいい」というのは論理がおかしい。それなら、もはやそれはマジックである必要性がない。マジックなんてやらずに、漫才とか落語でいいのでは。
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今思えば、私の故郷山口県は、マジックを趣味としてやるには最高の環境だったなあ。重鎮の綿田先生（LILIPUTさん）がいてレクチャーも頻繁にあり、まんぼうさんに高重翔さんにジョニオさん。そういう人達と交流でき、場数も多く踏めた。マジックを趣味にする人は、山口に引っ越すといいかも（笑）。
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プロのマジック動画を見て、「やり方分かりました」と書いてしまう人って、どういう価値基準でマジックやってるのだろう。演じる側がそういう心構えだったら、見る側も当然「マジックとはタネを見破るゲームで、見破れたら勝ち、見破れなかったら負け」のようになりますよね……。
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このブログ、Youtubeで手品を覚える人、特に「金ない人はマジックやるなと言うのか」と主張する人に読んで欲しい。「初期投資が自分の態度に影響する」まさしく至言です。
ま、お金を払って買った本やDVDでマジックを覚えても、私のようなボンクラもいる訳ですが（笑）。
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私は幸い、週に２，３回は手品を演じる機会がありますが、痛感するのは「同じトリックを、何度も演じるプロは本当に強い」ということです（私も時には同じのをやりますが）。プロの上手さというのは、技術ももちろん、「積み重ねによる熟成のされ方」が、アマチュアとは段違いなんだと思います。
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誕生日を迎えました。前の１年は、手品的にはまずまず充実していたように思います。引き続いて、緩やかに手品を楽しみつつ、色々と頑張ります。
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昔から、マジックショップの新商品更新日が楽しみだったんですが、最近は一応はチェックするものの、全然興味が持てなくなった。手品自体に興味を失った訳ではないので、既に手元の情報やトリックで、私の脳の許容量はいっぱいなのかも知れない。今後は手元にあるものを、大事に味わい尽くします。
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夜しかやっていないマジックバーだけでなく、マジックカフェとかマジック定食屋とかマジック床屋なんてのがあれば、もっと手品が身近になるのでは。マジックバーは、場所もお値段もハードルが高いし。
うちは、マジックデイサービスです（笑）。
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音楽の世界では、アマチュアの演奏家・団体が無料や安価で演奏会を開くのは普通だし、クロースアップマジックも、アマチュアによるそういう催しがもっとあってもいいんじゃないか。生でマジックなんて一度も見たことない人が多分９割以上ですよ。啓蒙と称して種明かしするより、見る人増やそうよ。
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「老害」という言葉がある。老いることで、多少融通が利かなくなったりする点は否定できない。
でも老害と呼ばれる人は、老いた結果迷惑な存在になったのではなく、若い頃からそうだった。迷惑な若者が年を取って迷惑な老人になっただけ。
「老害」なんてない。あるのは、迷惑な人かそうでない人か。
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高木重朗さんや松田道弘さん（マジェイア氏も）の言葉が我々アマ愛好家に大いに役立つのは、両氏もアマチュアだからというのが大きいように思う。プロとアマでは立場も目標も違うから、プロのアドバイスはそれ自体は有用であっても、アマには的外れであることも少なくないので（手品以外でも同じ）。
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絶版になっていたこの本を、ようやく入手。「カードマジックカウント事典」（ジョン・ラッカーバウマー／東京堂出版）。カウント完全網羅と言いたいが、バノンのブレットパーティカウントは入っておらず。興味深い本だが、まあマニアック。こういうのを読んで面白がる私も、立派なマニアということか。
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行方不明になっていた、Phil Goldstein (Max Maven)の「B'wave」の解説書が、本の間に挟まっていたのを発見しました。マジックランドの商品。これ、実は翻訳が前田知洋さんなんですよね。非常によくできたエキボックで、原案の台詞は是非知っておくべきです。
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今週のマジック。ラリー・ジェニングスの名作「ヴィジター」。原案で演じてみました。パケットを置く位置など、考慮したつもりなのですが、いまいち美しくない演技……なのはいつものことか（笑）。原案を改めてさらってみると、勉強になります。
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正解は一つではないと思うが、こういう場合「見破れないマジックをすればいい」というのは、少なくとも絶対に違うと思う。マジシャン自身が手品を勝負にしてしまっており、誰も幸せにならない。マジシャンの自己満足。「負けた」観客は、より意固地になって「今度こそ見破ってやる」となるだけ。
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手品を見せる上で一番大事なのは、「誰も嫌な気分にさせない」ことです（もちろん難しい場合もありますが）。誰かを貶めてマジシャンのプライドを守るくらいなら、マジシャンが笑い者になってみんなが楽しむ方が百倍マシです。客は、マジシャンを持ち上げてくれるための都合の良い存在ではありません。
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また、中高生の若い子が「手品が上手い俺すげえ」と天狗になるのは分かる。若いってそういうことだし。でも、いい歳した大人が、手品の上手さだけに価値観を置いているのは、痛いとしか言いようがない（「手品」を、他の何の趣味特技芸能に置き換えても同じこと）。痛くない手品ファンでありたい。
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実は私の手元には、まだ50個以上のCopag 310 Slimlineがあるのですが、もう手に入らないのが分かっているため、もったいなくてなかなか開けられません……。
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SNSで人を下げるようなマジシャンに、仕事を頼みたい人なんているんだろうか。私ならばそんな人には頼まない。自分の意見はいくら主張してもいいが、自分を上げるために他人を貶めると、その時だけ何となく気分がいいが、結果としてどんどん自分の看板に自分で泥を塗っているだけになる気がする。
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マジックに何を求めるかは人によってさまざまでしょうが、私はマギー司郎さんが日本一のマジシャンだと思っています。もしかしたら世界一かも知れません。「凄いこと」をやる人はいくらでもいますが、手品を見てあれほど心が温かくなり、笑顔になれるようなマジシャンは、他にいません。
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まんぼうさんの凄いところは、不思議を蔑ろになど決してしておらず、手品が好きではない妻をして、「面白かったし、それに凄く不思議」と「手品として」満足させたこと。ただ面白いだけなら漫才や落語でいい訳で、手品としてもハイレベルで、計算され尽くしているんですよね。私は到底無理ですが。
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「トランプ・マジック」（松田道弘／筑摩書房、1980）。技法のない傑作カードマジックを、松田流に解説。質の高さは言うに及ばず、江國滋氏による後書きがいい。大人になってから手品を始めたいい年の愛好家ならば、大いに共感できるはず。若者にはできない「厚かましさ」で、手品を楽しみたい。
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毎日嫌になるほどピアノやフルートの練習をしていた頃、同じ音楽愛好家と交流するのは楽しかったが、音楽業界そのものは派閥だの何だのでどろどろしてて、とても積極的に関わりたいとは思わなかった。
そしてTwitter手品アカウントを始めてみて、どこの世界も同じなのだなと感じている今日この頃。
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最高に楽しく不思議で、最後には感動までいただきました。まんぼうさんは、最高のエンターテイナーです。
私のことを覚えてくださっていたのも、非常に嬉しかった！ とにかく来て良かった。
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私の妻はマジックが好きではなく、私が動画やＤＶＤを見ていても「上手いけど面白くない」と毒を吐きまくるのですが、そんな妻が唯一「この人のマジックは面白いね」と言った人がいまして。
トミー・ワンダーなんですけどね。
せめてワンダーだけでも面白いと言ってくれて良かった（笑）。
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え、デビッド・ロス亡くなったんですか!? 彼は永遠に私の中でNo.1コインマンです。上手さ、速さではなく、自然さをあれほど感じさせるコインマジシャンを、他に知りません。残念です。彼のウイングドシルバーは、どんな現代風のコインズアクロスより、私にとっては魔法でした。どうぞ安らかに。
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種はどうでもよくて見せ方が全てだというなら、手品なんて止めた方がいいと思います。手品とは「不思議に基づくエンターテインメント」です。不思議の源泉は種なのですから、種を蔑ろにするということは、「不思議はどうでもいい」と言っているに等しく、それはもう手品である必要性がありません。
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趣味でやる手品で別に定番を全部網羅する必要もないし、たくさん手を出したから偉い訳でもないでしょうが、カードとコインしかやりませんというのも、ちょっと寂しいものがあります。
「ショパンしか弾いたことありません」と「色々弾いたけどショパンが大好きです」では、大違いですからね。
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しばらく前にTL上で話題になっていた、「大魔法使いアラカザール マジックの秘密」。マジックの理論書は数多いですが、やたらと理論書ばかり読み漁るよりも、この本１冊あれば、大事なことはほとんど書いてあるような気もします。
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以前ブックオフにて1冊100円で購入した、講談社ブルーバックスの「子どもにウケる科学手品77」「もっと子どもにウケる科学手品77」。結構面白いネタが揃っていて、お気に入りです。この手の手品の良いところは「解説することで二度喜ばれる」こと。こういうネタも持ち合わせがあると重宝します。
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私が持っているマジック道具の、ほとんど全部。多分愛好家の中では少ない方なのではなかろうか。テンヨーの道具は全然買わないですし。
と言いつつ、隅っこにちょこんと写っている「Theタバコ」。実はこれは妻が持っていたもの。何故だ（笑）。
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「アメリカのマジック研究家アル・リーチは、マジシャンとして成��するには、テクニックを学ぶ前に、人に好かれるようになるのが、最大の秘密だと言っており（略）」（高木重朗「魔法の心理学」p55）。ある意味、難しいテクニックを身につけるより、それが一番難しいような気がします。
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種明かしに、「マジック界の発展」を持ち出す人は、「一般の人はみんなマジックを見るのが好き」という、盛大な勘違いをしていそう。そんなはずない。マジックを好きではない人は思いのほか多く、マジック界を発展させたくば、種明かしよりもここを何とかした方がいいと思うんですが。
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程度が甚だしいことを全部「めっちゃ」、「危ない」も「美味しい」も「凄い」も「感動した」も全部「ヤバい」で済ませていたら、感性など当然鈍り、咄嗟の時に気の利いたことなど言えるようになるはずもない。普段からいろいろな言葉を意図して使い分けるように心がけたい。
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そもそも愛好家が手品を見る時は、１か所でも分からない箇所があれば不思議を感じる。が、一般の人は１か所でも分かったり、分かるまで行かなくても不自然な箇所があると、それで終了。一切楽しんでもらえない（普通はそれでも大人な対応をしてもらえるが）。それを忘れると、時々大けがをする。
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ストレートのレクチャーマラソン。マイケル・アマーには非常に後ろ髪を引かれるが、今回は見送り。さすがに一ヶ月間の土日にずっと手品では、妻から刺されますので（笑）。そんな手品ばかりやっている訳にもいかないしね……。
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私は、私自身が「手品って面白い」と感じられるかどうかなんて、どうでもいいのです。そんなのもう知ってるし、そんなマニアの間でだけで完結する世界に興味はない。そうではなく、手品を見たことない人に「手品って面白いね」と思ってもらいたい。だから、当たり前のトリックを楽しく演じたいのです。
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彼らは凄いと思うが、軒並み「日本の政治家も見習え」ばかりで違和感。私は、ちゃんと働いている政治家や官僚には、もっと給料やってもいいくらいだと思う。その一方、「さっさと一律で現金よこせ」の大合唱。何だか浅ましさを感じてしまうのだが。
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