2014年テテの誕生日に公開されたカバー曲『Someone Like You』は聴く人の心を溶かすには十分過ぎるほど温かい歌声に蕩ける。情熱的な力強さとは違う切ない胸の痛みがじんわり心に伝わる声。最後のGood my birthdayは心ときめかせるキュンの極み。コーラスにはグクが参加。19歳と17歳のハーモニーに涙。
地声に近いような芯のある力強い声に変化する『Rainy Days』転調からのテテの声にゾクゾクする。“Remember how I used to make you laugh the most”が私好みすぎて胸がぎゅっと締めつけられる。韻を踏みながらの細かなビブラートがあまりにも欲しかった声で心も耳も天国。声の引き出しの多さよ、好き。
花様年華Young Foreverに収められた『Hold Me Tight』は19歳のテテがサビ部分の作詞作曲を初めて手掛けた大切な曲。自分のパートが一番少ないと嘆く姿もアミの合唱に照れ臭そうに微笑みながら喜ぶ姿も歌詞が“君を抱きしめたい”じゃなく“僕を抱きしめて”なところもテテだなあって思えて好き。
テテが愛してるjazz。アイドルとして成功しても未だ叶わなかった夢の一つjazzを歌う事がソロプロジェクトで実現。"Cheek to Cheek"のハッピーな歌詞とメロディーそのままになんて幸せそうに歌うんだろう。優しく響く低音ボイス。何よりテテが歌いたかった聴かせたかった曲を聴ける喜びを噛み締める。