アキノ
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散歩や詩や小説など好きです。カザンというロシアの街にいます、そのうち帰ります。 ブログ↓
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今日の愉快だった授業。ドストエフスキーの長編の登場人物を男女に分けて、それぞれによく使われる動詞を計数する。
結果、男はよく「考え」「殺し」「叫ぶ」。女はよく「愛し」「身を投げ」「泣き」「叫ぶ」。
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バスでおっさんがいきなり「俺は次で降りればいいのか？」と尋ねだして、切符切りの男が「知るかよ、降りろ降りろ」と返事すると今度は「じゃあその後俺はどこへ行きゃいいんだ？」ときく。「どこへでも行きやがれ！」と返事をされる。おっさんはバスを降りて街の中に消えた。圧倒的ドストエフスキー感
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家の前で友達と飲んでたら、煙草を吸いに出てきた軍服のおじさんが「日本語か、珍しいな(ロシア語)」と呟いて、「日本語わかるんですか？(ロシア語)」と聞くと「古池や蛙飛び込む水の音」と日本語で言ってのけた。そして「昔ちょっとだけな」と、ロシア語でつけ足した。
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ロシアの大学は履修するものが選べない。日本の高校みたいに、与えられた時間割りを、全部もれなく履修しなければ即アウト。それを愚痴ってたら、「そんなの普通よ、大統領も自分たちで選べないような国なんだから」っていわれた。笑えねぇ。
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ロシアには、恋人の部屋の窓から見えるように、向かいの壁とかにメッセージを描く習慣があります。SNSが普及した今でもやってます。
「ワーニャ、許してね♥」「許さない」
って書いてあります。僕の家の壁に。
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「日本最大の古本屋」
が岡山にあるらしく、 ふらっと行ってきました。
もう、圧巻
本棚の並びが終点まで見えない。本当に。
ランニングどころか、サイクリングできるほどの広さ。
5週間は居られる。
下働き食事付きなら一生暮らせるかな、、(我ながら何を言ってるのやら)、、くらい凄かったです📚
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ソビエト風のへんなモニュメントのある公園に座って、「なんでいつまでもこんなもん飾ってんだろね」って言ったら彼女が「私は好きだよ、お母さんやお祖母ちゃんの生きてきた時代のものだから」と言った。ほんとに俺にはまだいろんな物事が見えていない。
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ドストエフスキーを狂ったように読んでいる。ドストエフスキーは狂ったように読むのがいいと思う。ドストエフスキーをいくら理路整然と読めたってそんな読書は嘘だ。とか言ってみる。
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「読書する人ってかっこいいよね〜」っていうのは、気分転換にさらっと一冊読むようなイケてるヤツのことを指しているのであって、大量の併読本に溺れながら狂気乱舞してるような人間は論外なんだろうという確信。悲しいかな。
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読書垢で知り合った方に本とお手紙を送っていただきました。別の方にもメッセージを頂いて、もう嬉しすぎる誕生日でした。誕生日は偶然だけど(笑)
ありがとうございます。22歳も楽しくいきます。
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少し前に、論文のため半ば義務的に山月記を読み直したら感動した。国語の教科書って、やっぱりいいものを選んでるんだなぁと。城崎にて、こころ、檸檬、全部好きだな、あと何があったっけな？
皆さんは国語の教材で今でも好きなものはありますか？
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ロシアの書店にて。
左からデフォー、三島由紀夫、モリエール、スウィフト、サンテグジュペリ、シェイクスピアという並び。
日本の作家では三島をいちばんよく見かける。次いで安部公房かな、たぶん。
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村上春樹を発見して初めて露語に訳した人の言葉。
「2ページ目にはもう、作者が日本人であることを忘れていた。この主人公は私だと思った。しかし読み終えたときには、これはやっぱり日本人にしか書けない小説だとも思った。つまり読んでいるときに私は自分自身を日本人だと感じていたのだ」(意訳)
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#私の最愛海外文学10選
エロフェエフ/モスクワ発ペトゥシキ行き
ドストエフスキ/うーむなんだろう
トルストイ/クロイツェル・ソナタ
リョサ/密林の語り部
ブロンテ/嵐が丘
ジュネ/泥棒日記
アンデルセン/即興詩人
チェーホフ/三人姉妹
ベケット/ゴドーを待ちながら
カミュ/カリギュラ
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印象派のお爺さん画家と立ち話をした話。
「ロシア人はみんな日本が大好きなんだ、それは覚えておきなさい」
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座ってトルストイを読んでたら、隣の男子が遠慮がちに、僕はドストエフスキーですといって鞄のなかから「地下室の手記」を引っ張り出して見せてくれた。地下室のあいつの声がした。とりあえず、なにも言わずに二人で笑った。
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「緑の家」バルガスリョサ
複雑に交錯する場所と場所、人と人、過去と現在。それらが少しづつ歩み寄ってひとつの脈絡をとったところで物語は終わる。その複雑な"語り" 自体が読みどころ。読者は物語を追っていくなかで様々な人生に出会い、様々なことを考える。大きな地図のような作品。
よかったです
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ソ連の短編小説の名手•シュクシーン。こちら「宇宙、神経システムそしてハムの切れ端」の書き出し。これを読んで好きにならないひとがいるはずはない。日本語でも読めます。短編集が尽くぜんぶおもしろいので、是非ともー
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旅のお供にと思って買った本が「アンカット製本」なるもので、いわゆる袋とじみたいに切り開きながら読むタイプのもので、でもペーパーナイフとか持ち歩いてないし、「なんで袋とじを覗く男子中学生みたいな格好で白秋読まなあかんねん！！」ってなったけど頑張って電車で読んでた今日この頃
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文学の先生が「今後の講義内容は自由に選んでください、なんでも教えるので。」と言って黄金のリストを手渡して下さった。（工科大学なので、文学講義は僕一人なのです。）ぐはは。
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「良い文章というのは、人を感心させる文章ではなくて、人の襟首をつかんで物理的に中に引きずり込めるような文章だと僕は思っています。」村上春樹
好き。
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ロシアによくいる男。ふらふら歩いてきて、道を聞いて、元気にお礼を言って、教えられたほうへまたふらふらと歩き出す。実はあれは、ほんとに自分がどこへいくのか分からなくて聞いてるのじゃないか。ヴェネチカみたいに。マルメラードフみたいに。人間誰しも行き場所がないと駄目ですからな！ってやつ
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おしゃれな栞いっぱい買ってるにも関わらず、いつもレシートとかイヤホンコードとかシャーペンとか、悪いときはテイッシュの切れ端とか本に挟んでる。 オシャレ系読書ラーへの道のりは険しい。。
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ロシア人の大半は学校教育のせいで「ドストエフスキーアレルギー」みたいになってて、「憂鬱な文学なんていらねぇ！」って言われる。まぁどの国でもそんなもんかもしれんけど。読んだら結構いけるのになぁと思う。ロシア人のツレに、どうしても「地下室の手記」を読ませたい、ワタクシ文学部留学院生。
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最近の女子高生がどういうものに萌えるのかは知りませんが、僕はこういうのに萌えるのです。ロシア文豪栞verプーシキン・チェーホフ・ゴーゴリ・ドストエフスキー！
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無事卒業が決まりました。大学4年間で読める本の数なんてたかが知れてたけど、たかが知れてる数だけでも読んでよかったと思う。お先は深い霧の中ですが真っ暗ではないので気楽にいきます。(それにしてもコロナと戦争のダブルパンチは痛すぎるけども。)
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#名刺がわりの長くない小説10選
地下室の手記 ドストエフスキー
外套 ゴーゴリ
ボガニタ河畔の魚汁 アスターフィエフ
異邦人 カミュ
城のある街にて 梶井基次郎
和解 志賀直哉
伊豆の踊り子 川端康成
黒い裾 幸田文
限りなく透明に近いブルー 村上龍
影裏 沼田真佑
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ロシア語ではかならず "меня зовут～" 「私は～と呼ばれています」という言い方をして、決して"мое имя～" 「私の名前は～」とは言わないのは、本名を言わない昔の習慣からきているというのを、文学の先生から聞いたことがある。ロシアの魔術信仰はかなり根強かったようで。
【な（名）】人の名、またはものの名をもいう。その名で伝えられている評判や名声をいうこともある。古い時代には、名は実体と相即不離のものとされ、名を知られることはその実体を支配されるおそれのあるものとして、容易に名を明かさぬ習俗があり、また実名を敬避する俗があった。
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文学豆知識「漱石、作品名に興味なし！」
・前作の次だから「それから」
・原稿提出の期限が「彼岸過迄」
・編集担当者に丸投げして決めさせた「門」。困り果てた担当者は、できるだけ広く取れるようにとの意図で名付けた。そうして、漱石は作品中に実際に門を登場させざるを得なくなったという。
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#トムスク春夏秋冬
在トムスク観光大使として、最後に仕事をしておきます。観光名所はないです。
西シベリアにある、穏やな学生街です。街も自然も美しいです。都会が苦手な方のロシア留学におすすめ。
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ロシアの大学の文学部では、たいてい女子学生が8割9割(稀に10割)を占めるそうです。ぼくは日本の文学部に行ったことないので比較できないんですけど。あとサンクト、モスクワの有名大学だとそうでもないかも。しかし、本を読んでる男を滅多に見ないのはたしか。
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ここ数日はボヴァリー夫人をバカ丁寧に読んでいる。のでまだ50ページ辺りを行ったり来たり、こういう読書も偶にはいいなと思いまして。訳は圧倒的に白川浩司さんのが好み。
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本屋でヴァージニアウルフの小説が見つからないので店員さんに聞いたら、「在庫がないみたいです。ところであなた、とっても魅力的ですね」と言ってくれた。ロシア人の、人の良さ。ウルフのことで頭が一杯だった僕はすっかりまごついて、訳の分からん返事をした。悔し。
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12月9日、夏目漱石の命日です。
そして、僕の誕生日です。
我が家では毎年、この日は葬式のような静粛さで一日を過ごします。蝋燭ではなく線香を立て、祝歌の代わりに皆で「我輩は猫である」を唱和します。笑おうものなら親父にぶたれます。
もちろん嘘です。
ケーキを食べて21歳も励みます。
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サンクトで「モスクワ–ペトゥシキ」って名前のお酒。うまくないけどなんかいいかんじ。さっきこの川の上流に薔薇を流した。流れてこないけどなんかいいかんじ。
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これから長旅なのに見つけてしまった。
ロマンロラン集500円
元々鞄に アンナカレーニナ と カラマーゾフ と 白鯨 と 漱石文学論 入ってるのに..
総計7000ページくらいかな..
なんとかカフェまで辿り着���たがもうヘトヘト。
でも今世界一幸福な荷物を運んでる自信あり。心は飛ぶように軽い🐣🐤🐦🕊️
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#猛烈に読みたいのに実はまだ読んだことない作家達
ポールオースター、クンデラ、パステルナーク、サルトル、ゾラ、幸田露伴、泉鏡花、ヘンリージェイムズ、プルースト、バルザック、ディケンズ、ウルフ、スタインベック、、ぱっと思いついただけでこのザマだよ、人生足りる気がせんよ、ははは、、、
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「漱石のロンドン風景」
ロンドン旅行に行く際には必携。漱石の留学生活の足跡を辿る一冊。驚くほどに情報量豊富で、文壇デビュー前の漱石の様子がよく伺える。本人の日記からの引用も多く、とても面白く読める。
鴎外のエリス事件然り、文豪を調査する人は執念がすごいなぁ。
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「文字禍」中島敦
めっちゃ短くてめっちゃ面白い。あぁなるほどそうきたかぁ、それを小説にするかぁと笑っているうちに終わる。中島敦のこの短くてパリッと締まりのいい感じやみつきになりそう。パリッと？バシッと？ビシッと？？
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ハルキを読んでる14の女子に、間違ってブコウスキーを勧めてしまった。慌てて本屋に連れてって、サリンジャーを買ってやって、誤魔化した。忘れてくれ、さっきのブコウスキーの話は。
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#一作しか読んだことない作家10選
安部公房/砂の女
スウィフト/ガリヴァ旅行記
オースティン/高慢と偏見
Ｅ・ブロンテ/嵐ヶ丘
プーシキン/オネーギン
フォークナー/アブサロム！
ブラッドベリ/たんぽぽのお酒
セルバンテス/ドン・キホーテ
ハンナ・ケント/凍える墓
佐藤春夫/田園の憂鬱
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池袋の「コ本屋 honkbooks 」さん 、めっちゃいい古本屋でした。芸術＆思想全般で絶妙の品揃え。個人的には詩の棚が最高でした。
また行きたいので、行く人いたら誘ってください〜
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文学的豆知識「岩波書店と漱石」
岩波書店の創設者 岩波茂雄は、漱石を師のように慕っていた。1914年、当時神保町の極小古書店に過ぎなかった岩波に、なんと漱石は大傑作『こころ』の出版を託す。岩波は大奔走。瞬く間に岩波書店の名は全国に広まり、本作は日本で最もよく読まれる小説となった。
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バス停でライターを貸してやった男は、おもちゃ売りのアゼルバイジャン人。「ロシア人は今日たべる肉がなくたっておもちゃを買うからな！だからロシアで売ってんだよ」って言ってた。なんか納得した
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中古アプリでピアノを買った。はるばるモスクワから届いた。郵便局で順番待ちしてただけのおっちゃんが開封を手伝ってくれ、というか「ほら開けるぞ」と言って勝手に開封してくれ、郵便局のおばちゃんは客が並んでるのに「一曲弾いてよ」とか嬉しそうにいうし、送り主のおばちゃんは何度もメッセージで
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人付き合いをやめてしばらく本を読むことにした。トルストイの自称最も重要な長編(らしい)「復活」と、ロシア象徴主義の最も美しい散文(らしい)ベールィ「ペテルブルグ」。夢見心地で読み始めまする。
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いつまでも書類をくれないくせに、その書類を持ってなかったら警察に咎められる。こういうのを僕はロシア的不条理と呼んでいる。カフカの「城」みたいな雰囲気ある。
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出会った単語を片っ端から覚える帳。ひとつひとつの単語に小さな思い出がある。チェーホフのとある台詞だとか、友人が僕に言い放った痛い言葉だとか優しい言葉だとか。
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#特に好きな長編
ウェルテルの悩み/ゲーテ
嵐ヶ丘/Ｅブロンテ
罪と罰/ドストエフスキイ
戦争と平和/トルストイ
我輩は猫である/漱石
即興詩人/アンデルセン・鴎外
或る女/有島武郎
流れる/幸田文
ライ麦畑 /サリンジャー
青空/バタイユ
泥棒日記/ジュネ
密林の語り部/リョサ
Never Let Me Go/イシグロ
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道端のおばさんに煙草を灯けてあげた。こんなところでひとりで何してるんだいと聞かれた。いまそこの駅まで彼女を見送りにきたんですと嘘をついた。「どうして彼女はひとりで帰ったんだい？」「しりません、たぶんモスクワに用事があるんでしょう」ペテルブルグのタバココミュニケーション、霧の街。
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