高橋 幸 (Yuki Takahashi)『恋愛社会学』10月7日出版(2刷)！
@Schnee05
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東京大学総合文化研究科→國學院/武蔵/明治/明治学院/日本女子/成城/成蹊/関東学院大学の非常勤講師→石巻専修大学。専門はジェンダー理論、社会学理論。 『フェミニズムはもういらない、と彼女は言うけれど—ポストフェミニズムと女らしさのゆくえ』
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おかげさまで『恋愛社会学』重版となりました。ありがとうございます。引き続き宜しくお願い致します。ご感想等ぜひお寄せください。批評も。
スペース雑談スペースでお話してくださる方も募集中です。
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卒論で「ルッキズム」を研究したい人およびそれを指導する先生のためのまとめ。
①ルッキズムという概念は2000年代頃から登場した新しい思想フレーム。
フェミニズムも外見について議論してきたが、20世紀後半のフェミニズムは「ルッキズム」というフレーミングでは議論してきていない。
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この物価上昇のなかで、非常勤講師の賃金が上がらなかったら、まじで家を失う人が出たり死人が出たりするレベルなのではないかと思うんですよ。
というわけで、各大学様に対して秋からの講義分の講師料改正を求めます。
#非常勤講師に生活賃金を
安心して生活ができる最低限の収入がほしい。
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「社会学界隈における東大話法がマイノリティ排除的なのではないかという問題についてのメモ」を書いてみた。
社会学的な議論の場自体が、マイノリティにとって「安全に話ができる場」になっていない可能性があるという話。
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②いまのところルッキズム関連で日本語で読める主要参考文献は『美の陰謀』（ナオミ・ウォルフ）、『美貌格差』（ハマーメシュ）、『エロティック・キャピタル』（キャサリン・ハキム）あたり。ルッキズムの定義はAyto, John, 1999, Twentieth Century Words, Oxford University Press. が定石っぽい。
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『現代思想』ルッキズム特集に「女性の外見的魅力をめぐるフェミニズムのポリティクス」を寄稿しています。
「少女たちのセクシーなセルフィ投稿」に関するフェミニズム内部での論争（『セックス・ロール』誌上での第二次セックス・ウォー：女性の性的主体化として肯定する派 vs 警戒する派）や
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マッチングアプリ恋愛の特徴は、出会ってから交際までの期間が短いこと。この理由は主に、最初から恋愛相手として出会うから。
これによって何が「合理化」されているのかというと、
①長い片思い期間（これまで青春恋愛アニメ・映画で主題となってきたもの）と、
本日発表した原稿（パワーポイント）を、いつもの通りリサーチマップにアップしました。色々な方から有益なコメントやアドバイスをいただきました。ありがとうございました。
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公開されました。ぜひお読みください～。「アイドルやミスコンの内部においてこそ、フェミニズム的な意識が必要になっている」という話を、あれこれ丁寧に頑張ってしています。
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もし私が社会学の大学院ゼミを持っていたら、2024年前期に院生と一緒に講読する文献は、
『資本主義の新たな精神 上下』(ボルタンスキー&シャペロ, 2013,ナカニシヤ出版)
『負債論』(グレーバー, 2016, 以文社)
『クリエイティブであれ』（マクロビー, 2023, 花伝社）の3冊ですかね。
もし私が社会学の大学院ゼミを持っていたら、2022年度前期の講読はラトゥールの『社会的なものを組み直す』とルーマンの『社会の道徳』だなぁ！
数年で業績を出すのに役に立つとは言いがたいが、10年後もいい研究をしているような研究者を育てるためには、ゼミでみんなでこういうのを読んでおくと
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したがって、現代のルッキズムはフェミニズムが外見について議論してきた枠組みとは少し違う可能性があるということは念頭に置いておくべき。
ただし、第三波フェミニズムとは時代的にも近いので、フレーミングとしても似ている可能性は高い。
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『現代思想』9月号の「メタバース」特集、どの論考もとても面白くて勉強になりました。
VTuberに見られるような美少女アバターの乱用は女性の性的モノ化なのだろうか…？ ということが気になっている人は、とりあえずブレディキナの論考と松浦優さんの論考を読みましょう！
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さきほどまで、横浜フェミニズム研究会でバトラーの『問題＝物質となる身体』の検討会やっていて、序文～第2章のレジュメを切ったので、アップしました。レズビアン・ファルスの構想の話、重要。
バトラーの議論のどこまでは使えて、どこは使えなさそうかをまとめました
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「表層が全てだ、オリジナルなどなくすべてコピーなのだ」とするポストモダン思想の後、
「外見がすべてだ」というルッキズム的発想が蔓延するのはある種の思想的必然だったのでは...というようなことを2週間くらい前に思ってしまったので、『現代思想』のポストモダン特集（2021年6月号）読み直してる
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クイア理論を踏まえてフェミニズムをどう組み直すかを論じた『〈トラブル〉としてのフェミニズム』(2022, 青土社)、すばらしかった。
藤高和輝さんという思想家が日本語話者として生きてくれて日本語でこの本を書いてくれてよかった……と思った。
＊英語圏の議論が紹介されており「英語／日本語」→
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あと、フーコー的な「権力によって個人は主体化させられている」とする主体化論に対して、「従属化した主体であっても自律性が全くないわけではないはずである。」と反論し、フーコーのテクストもそのように読解できると読み解いてみせている北島（2020）論文、ほんと偉い（ありがとうございます）。
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第3回は愛着について！
「ポルノ動画とラブコメ映画で性や恋愛を学ぶことの危険性は、近年多くの人が訴えている。「ナンパ塾」のような…恋愛関係教育も問題があることは明らかだ。非公式であやしげなものとして、恋愛や性を語る時代はそろそろ終わりにしよう」
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2021年に『現代思想 特集＝〈恋愛〉の現在』で対談させていただいた永田夏来さん(
@sunnyfunny99
)と共に『恋愛社会学』という本の編著者をしています。
コンセプトは”学部３、４年生でも読める恋愛社会学入門の本”。今年度中には刊行予定です！
刊行めどが立ったので呟いていこうと思います。
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『社会学の基礎』第8章「ジェンダーとセクシュアリティ」を執筆しました。ジェンダー研究/セクシュアリティ研究/トランスジェンダー研究の3本柱でまとめています。いま社会学(1コマ90分)で伝えるべき基礎情報は入っていると自負しています。お読みいただきご批判いただけたら
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プレゼント機能です。以下のリンクを踏んで記事に跳ぶと、2月28日の１２時３４分まで、無料でお読みいただけます！
ぜひ感想等もお寄せ下さい〜
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ミス／ミスターソフィアの制度改革について、書きました。
前半部分は一般向けの「ルッキズムとは何か」の解説になっておりますが、
ビューティーコンテストをめぐる日米の態度を対比的に論じることで、文化論としても読めるものになるように工夫しました
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この4月から宮城県の石巻専修大学に社会学の教員として着任しました。
石巻(いしのまき)は私の生まれ故郷で、小5まで石巻で育ちました。おばあちゃんちが大学から車で10分という土地柄です。
引き続き頑張りたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
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「フェミニズム恋愛論」の連載を晶文社スクラップブックで始めます。
「とっても読みやすい、ジェンダー論の立場からの恋愛論（一般向け）」がコンセプトです。
よろしくお願いします！
第1回
毎週金曜日15時公開予定です。
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フェミニズム恋愛論 第2回は孤独についての総論です！
#恋愛社会学
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「青識がフェミニストを煽ったせいで、本気のフェミニストが参加しちゃって、広告表現におけるセクシズムの自主規制の実装化とか言い始めちゃったよ」な記事を書きました。
どうか、経産省と内閣府男女共同参画局の担当者に届きますように…
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2023年10月8日、9日の日本社会学会大会で、
「効率のいい恋愛」という新たな経験の諸相——マッチンググアプリ利用者調査2022の結果から（2）
という報告をします。マッチングアプリ利用者へのインタビュー調査（18人）の分析結果報告です。概要をこちらに載せました。
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『女性学』vol.29の特集「『ポストフェミニズム』を問う」に、シンポジウム内容を書き起こした論文 「ポストフェミニズム的言説パターンとその特徴」を載せていただきました。
ポストフェミニズムに関するあらゆる論点・論争の芽がつめこまれた特集となっておりますのでぜひチェックしてください！
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ご連絡が遅くなってしまったのですが、12月30日の『京都新聞』1面で、立命館大学で行われたお面をかぶってのミスコン「ミラクルガール立命館」が報じられまして、高橋幸がコメントをさせていただきました。
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『恋愛社会学』コラム2では、既存の社会学的・ジェンダー論的恋愛批判で多用されてきた「ロマンティックラブイデオロギー」は和製英語で、(私が辿れた限りだと)上野千鶴子さんの造語だという話をしています。
これは英語圏では流通していない日本独自概念。
したがって、日米の恋愛をめぐる文化差を
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ドゥルーズ/ガタリの『アンチ・オイディプス』を最初に読んだのはたぶん23歳くらいの頃であり、それ以降何度も「今ならわかりそうな気がする！」と思って挑戦しては「ダメだ、あと一歩よく分からん」を繰り返し、今回は人生で6回目くらいの挑戦なのだけれど、なんか今回はすごく良く分かる！
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③社会学の卒論なら「ルッキズムは良いのか悪いのか」「ルッキズムの問題点」といった問いを立てて議論するよりも、
外見や美に関して具体的にどういう社会的現象およびコミュニケーションが起こっているのかを、質的調査（インタビューやオンライン＋オフライン参与観察）を通して丁寧に描きだす
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先日、8月上旬に「ルッキズムを考えるー外見の序列化はなぜ「不当」なのか?」という発表をしました。その資料はこちらにアップしてあります。
科研「美容・ファッション業界と教育機関におけるルッキズムの文化人類学的研究」（23K17532、代表田中雅一先生）の研究会です。
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『恋愛社会学』NOTE始まりました。
『恋愛社会学』が気になるひとのためのnote：① 高橋幸×永田夏来──作り終わってホッとしている編者の雑談｜sociology_of_love
#note
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ドナルド・マッケンジーの『金融市場の社会学(Material Markets: How Economic Agents are Constructed)』がすごく面白かった。
物的なものと人の配置のされ方から金融市場を記述していく本。
装置dispositifでも布置constellationでもなく、配置agencement。
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（つまり、セクシーな自己呈示をするのは「異性」ためとかではないという話。フェミニズムもそろそろ、男性学の奮闘から新たに学んで、女性間序列の話もした方がいいのではと思っています。それを見ていくことで、女性に課されている社会的規範も見えてきますし。）
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『恋愛社会学』がとうとう明日、出版されます。
カバーはしっとりした手触りで、
絵の具のマテリアル感も、
デジタル処理でしかありえない影の入り方も、ステキです。
ぜひお手に取っていただけたら嬉しいです。
よろしくお願い致します。
#恋愛社会学
2021年に『現代思想 特集＝〈恋愛〉の現在』で対談させていただいた永田夏来さん(
@sunnyfunny99
)と共に『恋愛社会学』という本の編著者をしています。
コンセプトは”学部３、４年生でも読める恋愛社会学入門の本”。今年度中には刊行予定です！
刊行めどが立ったので呟いていこうと思います。
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石巻に来て8カ月。
自分の「出る杭」感がはんぱない。
普通に考えてこれは言わないとまずいのではと思うことが多く、ジェンダー関連や障害学生に関する対応などに関して、制度を変えていくよう求める発言を教授会とかでバンバンしており、いつ「打たれる」かみたいな不安がけっこうある。つまり孤独。
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社会学者のみなさま、『評論』には研究交流という項目があります。すでに掲載された論文に対する学術的意見を表明できる方法(6000字以内)です。これを多くの人が有効活用すればいいのでは。
かの論文の何が問題なのかを第三者にもわかるように明瞭にしていくことが、今後の社会学のために重要。
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という方向性のほうが良さそう。
例えば、若者が気になっているものの一つに「SNSにおける外見至上主義と思えるような現象」があるらしい。その場合、それを端的に示しているような具体事例を一つ取り上げ、それを丁寧に調査して描いた上で、SNS登場以前の似たような社会現象と比較検討し、
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＃シンこれフェミ ありがとうございました。なんだかんだで楽しかったです！途中、回線が落ちてしまってすいません。授業の時は全然途切れないんですが、土曜日だからでしょうか？ ともかく皆さんにお会いできてよかったです。次回は公的／私的の違いの解説もいたします。
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さて、大学非常勤講師の賃上げのためのストライキはいつ決行でしょうか？ 大学で行われている授業の3割は非常勤が担っているという数値を以前、某大学で見たことがあります。学部横断的に全員が一斉ストすれば、大学が機能マヒし、交渉のテーブルに着かざるを得ないはずです
＃非常勤講師に生活給を
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世界経済フォーラムのジェンダーギャップ指数は最近ニュースなんかでもよく聞きますし、日本がやばいことのソースとしてとりあえずよく引かれていますが、
実はみんなその詳しい背景とか（学者も含めて）、よくわかってないですよね？ というわけで、背景を解説しました！
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「非常勤講師の任用に関し、学生に多様な学びの機会を保証するために」「任期は一年、更新は二回まで」というようなバカげた文言が書かれた契約書が色々な大学から送られてきて、繰り返しそれに同意してサインしなければならない状況にあると、早く死ねと言われているような気持ちになってくるよ。
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国際ジェンダー学会で「地方自治体ミス・コンテストの現状―全国1788自治体全数調査の結果報告―」を発表しました。 この調査結果は近々新聞で公表し地方紙にも掲載予定。自治体におけるジェンダー意識の低さをきちんと批判し続け改善を求めるのマジで重要。地方は古いからとか言って見逃してほしくない
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ミネルヴァの「いま社会政策に何ができるか」シリーズに、とてもお世話になった。
読んで→次の週の授業で喋るというサイクルで大活用。ありがたい。
「抽象的な社会論からの具体的な政策の話」というのが、理工系の人にも伝わる説得力のある社会学講義のコツだなと実感した前期でした。
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本日の『フェミニスト現象学入門』オンライン読書会、素晴らしかったです。
そして大変光栄なことに、第3回に登壇させていただくはこびとなりました。6月30日（水）18時から、中澤瞳さんと対談させていただきます。
「現代を女性として生きる経験」について考えてみようという方、ぜひいらしてください
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既存のジェンダー論(フェミニストセオリー)はノンバイナリーなジェンダー（広義のトランスジェンダー）をうまく考えることができないので組み直していかないといけないということが明らかになったのが現在ですが、
なかでも「差異の哲学」が問題なのだということを、今「ポストモダンとフェミニズム」
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坂爪さんのコーディネートで、青識さんとの討論会を、12月5日にします！まぁ、出ていくのが私なので「白熱」になるかどうかはともかく……（苦笑）。フェミニズムの現状とこれからをみんなで考える良い会にしたいですね！
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しかし、アプリ恋愛がさらに広がっていくことで、
「出会いの運命感」こそが「恋愛」と思われてきた恋愛観から、
「たまたまお互いの条件が合っただけ」から始まった関係のなかで「恋人としての相互行為」が蓄積されていくことで、その関係に特別な意味が生まれていく、そのプロセスを「恋愛(*)」と言
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もし私が社会学の大学院ゼミを持っていたら、2022年度前期の講読はラトゥールの『社会的なものを組み直す』とルーマンの『社会の道徳』だなぁ！
数年で業績を出すのに役に立つとは言いがたいが、10年後もいい研究をしているような研究者を育てるためには、ゼミでみんなでこういうのを読んでおくと
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一言で言うと、私は「恋愛における性別役割を考え直していく必要がありますよね。恋愛をめぐる生きづらさを生み出しているその根本問題は、恋愛なるものにおいて前提とされている性別役割ですよね」という話をしています。
ご興味のある方はぜひ…！
#現代思想
#恋愛特集
『現代思想 特集＝〈恋愛〉の現在』を拝受しました。
高橋幸は、永田さん（
@sunnyfunny99
）との討議「これからの恋愛の社会学のために」と、論文「ジェンダー平等な恋愛に向けて――大澤真幸の言う「恋愛」はなぜ「不可能」なのかの考察から 」で参加させていただきました。
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とりあえずまだ「フェミニズム研究者向け」だけなんですけど、「坂爪さんのコーディネートによる青識さんとの討論会をなぜやるのかについて（フェミニズム研究者向け）」を書きました。
（今日はこのあと、夕方から夜にかけて研究会ですー）
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ケイン樹里案さんの「(しんどい状況に)気づかず・知らず・みずからは傷つかずにすませられる」人がマジョリティで��り、しんどいことに気づき・気にしてしまう人がマイノリティであるという説明の良さは、自分が選べなかった社会的属性によってマイノリティか/マジョリティかが決まってしまわない点に
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ルッキズムの取材に答えました。ガッツリ解説です。よろしくお願いします
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「ミスコンを考える」ことを趣旨とする某大学でのイベントに匿名で登壇したさいの発表資料です。ルッキズムを避けるために猫のお面で登壇という異色のイベントで面白かったです。
詳しくはいま執筆中の本で論じます(本媒体内では、私がこのイベントに登壇したことを書いても良いという許可を得ました)
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共通点と相違点を明らかにする（＝SNSが登場したことで何が異なってきているのかを明らかにする）……とかですよね。
具体事例として何を取り上げるかによって、卒論を指導してくださる先生がGoサインを出してくださるか否かが決まってきそうです。みなさん、がんばって！
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『女性学ジャーナル』に投稿していた論文「若い女性のフェミニズム離れをどう読み解くか」が掲載されました。斎藤美奈子さんにコメントをいただいております（感動）。サイトページ上だと図表が表記されないので、PDF版をダウンロードして読んでいただけると嬉しいです。
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『恋愛社会学』の献本数がかなり限られており、私が購入してお送りした分は、非常勤職や院生の方を優先しました。常勤職の先生方におかれましては申し訳ありませんが、ご購入いただけましたら幸いです。「オレに来てないぞ」と怒らず、アカデミアの財分配の歪み是正にご理解・ご協力をお願い致します。
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北島加奈子, 2020, 「「障害者」の主体形成に見るアイデンティティ・ポリティクス」
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重要指摘「特権性に気づいていない方々の言葉って基本的に全て不快なんですね。それでもこちらは相手の意図を汲んで話をしてあげたり聞いてあげたりというケアを、無償でしている。…マイノリティの側からすれば感情労働を伴う不払い労働だと思います。」『現代思想インターセクシュアリティ』石原真衣
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色々考えた結果、
このように女性内部の多様性をきちんと丁寧に議論していくことでこそ、
「外見を評価されることの痛み」や、「そこにある抑圧の感覚」が見えてくるだろうという結論に今のところ至っています。
「ルッキズム」に関してはそういう形で、深みに降りていって、えぐり出す作業が重要。
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『現代思想』9月号の「〈恋愛〉の現在」特集の告知がでていました。
対談＋論考を寄稿しています(いま書いています)。
バブル期の恋愛の批判的克服の必要性を論じました。
具体的にはジェンダー平等な恋愛のためには「恋愛における性別役割」批判が必要という話をしています
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う、というふうに変化していくのではと思っている。
現代ではセクシュアリティの多様化がカテゴリーの細分化として進んでいるということを踏まえても、「お互いの条件が合っただけ」から始まる恋愛という形が増えていきそう。
そこにどんな新たな心惹かれるストーリーが紡がれていくのかは楽しみ。
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みんな、ごめんごめん。Twitterでの人の動き方がよく分かってなくて。「規制」の言葉だけで累積的な抑圧経験が刺激されてしまうんだ。傷ついてきてるんだよね。
前述のブログ記事でも書いたように、私はもちろん児ポ法改正に反対だったし単純所持で検挙できる論理的な根拠が分からないという立場だよ
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今日、後編も公開されました。多くの方にお読みいただけますと幸いです。
「恋愛禁止」「卒業制度」はもう古い！ アイドル界のルールをフェミニズム的に読み解けば【研究者・高橋幸さんインタビュー】
@cyzo
より
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いまのところアプリ恋愛のイメージがアプリ外恋愛よりも下位化されている（＝イメージが悪い）傾向があるが、
その理由は主に、これまでの恋愛が上記のようなものだと考えられてきたために、①や②なしの「恋愛」がその真正性（authenticity）を認められにくいから。
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ルッキズム特集、とりあえず全部拝読しまして、
ルッキズムの何が問題なのかは、差別の助長、人間のステレオタイプ化、人間の序列化の三類型にまとめられそうだなぁと考えました。
美をめぐる問題は、西倉さんの言うとおりの三類型(美のイレレヴァント、美の不均衡、美的労働)で過不足ないと思います
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本日発表した原稿（パワーポイント）を、いつもの通りリサーチマップにアップしました。色々な方から有益なコメントやアドバイスをいただきました。ありがとうございました。
明日から日本社会学会大会なので、東京にいます。
10月9日 9:30〜の情報・コミュニケーション部会で「「効率のいい恋愛」という新たな経験の諸相——マッチンググアプリ利用者調査2022の結果から（2）」の報告をします。聞きに来てくだされ〜。
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公平性を期して付け加えると、別に「青識さんのせいで」とは言い切れない。歴史の針を速めたかもしれないけど笑。炎上広告問題が行き着く先は結局のところ、このあたりであって、いつかはこうなる運命だった…。上ツイートだと、青識のせいって言っているみたいでちょっと語弊が…ツイッターは難しい！
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見てみると、セクシーな服装をしたり、セクシーセルフィを投稿したりすることが許容される（ピア集団内女性からの反発を食らわない）のは、女性ピア集団内でも「人気」が高い人であるがゆえに、その人気の高さを確証しようとしてセクシーな自己呈示がなされるのだという話とかを書いています(p.185)。
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書かせていただきました。
ぜひお読みください！WAN論文を一般向けに書き直したものです。
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各時代の代表的な恋愛コンテンツを読み解きながら、「ジェンダー平等な恋愛とは何か」について考える記事です。
前編が公開されました。
ぜひご感想をお聞かせください～。
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本日発売！「ひとりでも生きられるようになってきた現代社会で、それでも〝家族〟を形成するのはなぜなのか？」は高橋章の問いです。これは「筆者にとっての、人生をかけた問いでもある」(p.71)とか書いてしまっていて、いやーちょっと重かったか？「人生」にした方が軽さが出たかな？とかブツブツ言い
父が不在がちでも、家事で母が疲弊しても、まだ多くの人が「家族」を大切なものと考えている。
ひとりでも生きられるようになってきた現代社会で、それでも〝家族〟を形成するのはなぜなのか──？
『#離れていても家族』
品田知美、水無田気流、野田潤、高橋幸
8/4発売｜
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予約開始しました！
『フェミニズムはもういらない、と彼女は言うけれど ——ポストフェミニズムと「女らしさ」のゆくえ――』（2020、晃洋書房）どうぞよろしくお願いします。
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@BlauerSeelowe
@whitehands_jp
（続き）例えば、1990年から93年の「有害コミック」規制の潮流がそれに相当するでしょう。」というわけで、表現の自由を守るための自主規制や手引き改訂が必要という論理です。この論理を、表現の自由戦士さん、正しく理解してくださいね！
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ミスコンに出たりアイドルになったり（元アイドルであったり）することと、フェミニストであることとは矛盾しないという立場のフェミニズムが必要。
今それがないなら、そういうフェミニズムをこれからみんなで作っていきたいと思っている。
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明日から日本社会学会大会なので、東京にいます。
10月9日 9:30〜の情報・コミュニケーション部会で「「効率のいい恋愛」という新たな経験の諸相——マッチンググアプリ利用者調査2022の結果から（2）」の報告をします。聞きに来てくだされ〜。
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@BlauerSeelowe
@whitehands_jp
まぁ、私も広告表現規制をしなくて済むならしない方がいいと思う、ってさっきすでに書いたことだけど、青識さんを宛先にして再度書いておくよ！
ただ不快に思っている人に対して「不快に思うな！」と強制するわけにもいかないわけで。どうしようかね、この問題、ほんと
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「ポストモダンとフェミニズム」についての教科書的解説(8000〜1万字)という、なんともおそろしく大変な仕事にとりかかっています。
なぜ去年の私、引き受けた…と思うのですが、色々な観点から見て回避不可能でした。
色々調べ物をしまくっており、ものすごく楽しいなーと大変すぎだなーが拮抗中。
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少女たちがセクシーな自己呈示をする意味論的な社会構造について論じています。
「性的魅力を誇示するのは「低い階級」のハビトゥスである」(p.184)という社会的シェーマに基づいて、中流階級アイデンティティを持つ少女はセクシーな自己呈示を避ける傾向があるが、
他方で、ピア集団内部の力学を
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橋爪太作さんの『大地と星々のあいだで』(2024,イーストプレス)がものすごく面白かった。
みなさん、今年の夏の休暇に持っていく一冊はこれにしましょう！
文章が洗練されていて読むこと自体が楽しいし、とっつきやすい話題から気づいたら突如深い議論に入り込んでいるこの感じはすばらしすぎ…
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同性婚の合法化後、クイア理論がどこに向かっているのかをそれぞれの論者がそれぞれに論じている論文集After Sex?: On Writing Since Queer Theory が勉強になった。
アン・クベトコヴィッチが、クイア理論は数々の情動に関する議論（メランコリー、悲哀、哀悼、喪、トラウマ
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誰かを排除し言論封殺するような破壊的な批判ではなく、多くの人を巻き込んでいくような、いわば包摂的な批判を目指すのがよいと個人的には思っています。
この件に関しては様々な立場があり「何をぬるいことを」と思っている人もいると思いますが、私個人はそういう方針ですという態度表明でした。
社会学者のみなさま、『評論』には研究交流という項目があります。すでに掲載された論文に対する学術的意見を表明できる方法(6000字以内)です。これを多くの人が有効活用すればいいのでは。
かの論文の何が問題なのかを第三者にもわかるように明瞭にしていくことが、今後の社会学のために重要。
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@BlauerSeelowe
@whitehands_jp
「現在のように異議申し立てや問題意識が高まり、感情感染のような形で広がっている状況であるにもかかわらず、業界団体の自主規制がうまく働かないときは危険です。問題提起をしている有権者層に政治家がすり寄ろうとしたときに、法規制という動きは簡単に出てきます
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ジェンダー事典の「消費社会・ポスト消費社会」の項目の草稿を仕上げました（遅くなってごめんなさい）。
推し活の現状を踏まえると「モノ消費からコト消費、そして人格消費へ」みたいなキャッチフレーズを付けたくなってきました。
「人格享受＝消費」の方がより的確
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自動車学校の規律訓育型教育マジでつらい。順調に進んではいるんだけど、嫌すぎて「休もうかな...」と行く前に毎回一度は検討するくらいつらい。
地方では免許がないと生活に支障をきたすんだけど、この教育制度を続けてたら不登校者が増えて免許取れない人が続出して早晩、社会問題になるのでは......
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#シンこれフェミ で私が喋った部分を青識さんがまとめてくださっており、「要点をうまくまとめてくださっているなーさすがや」という部分と「そうは言っていないのだが」というのが混在しており、指摘すれば多岐にわたり、ツイッターでやれば議論が散漫になるので、どうしたものかと思っている。
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本日の日本社会学会大会では15時～の「性・ジェンダー（２）」部会で「ミス・コンテストの何が批判されてきたのか――第二波フェミニズムによる批判ロジックの理論的整理」の報告をします。
一見すると褒められている(ようにみえる)ために「理解されにくい差別」についても論じます。
お気軽にどうぞ～
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心が痛くて全く仕事ができない状態になってしまいました。方々にご迷惑をおかけしており、申し訳ありません。
日常生活が破綻していてこのままダメになりそう(必要な診療は受けているので安心していてください)。
いまベッドの中で薬が効くのを待っているところ。ここ最近、ずっとそう。
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個人的には、性解放時代に説得力を持って広がったロマンティックラブイデオロギー(恋愛と結婚と性の三位一体を理想化する社会規範が問題だという批判)の枠組みの内部にとどまっていると、現在の「恋愛」をしっかり考えて批判していくことができないと感じており、この批判枠組みの限界を感じていまする
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読み解くカギの一つとしてロマンティックラブイデオロギーという語は興味深い。
が、この語を使い続けるなら、日本独自概念なんだなということをご理解いただいた上で使ってもらった方がいいのではないかと思っております。
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2022年に読んで良かった本
『クリティカル・ワード メディア論:理論と歴史から〈いま〉が学べる』(門林・増田編, 2021,フィルムアート社)
『アセンブリ』(ネグリ&ハート,2022,岩波書店)
『ポスト資本主義の欲望』(マーク・フィッシャー,2022,左右社)
『ポストキャピタリズム』(ポール・メイソン,2017)
今年読んでよかった教養本
『ジェネレーション・レフト』(キア・ミルバーン、2021、堀之内出版)、
『ラグジュアリーコミュニズム』(アーロン・バスターニ、2021、堀之内出版)
『人新世の「資本論」』(斉藤幸平、2020、集英社新書)、
『資本の〈謎〉』(デヴィッド・ハーヴェイ、2012、作品社)
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森山至貴さんの『現代思想 特集＝「男性学」の現在」（2019）「ないことにされる、でもあってほしくない――「ゲイの男性性」をめぐって」を再読。
セジウィックやバトラーにおいては、「ゲイ固有の男性性」が不在のものとされることで議論が展開されているという指摘が、超重要。
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『文藝春秋2021年の論点100』に、ミスコンについて書かせていただきました。
すごい人たちの間に名前が並んでいて恐縮している。
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「「字義どおりには人間-美少女ではないということ」がいかなる意味を有しているのか/いかにして無意味化されるのか、ということをきちんと扱うべきである」(p.73)という指摘が本当に重要。
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「フェミニズムはもういらない」という女性たちも実は「女性であること」についてあれこれ悩みつつ考えている人たちであり、彼女たちによる文化潮流もまたフェミニズムの一種として捉えられるということを提唱してるのだが、うまく伝えるのは難しい
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実は私、この論文でちょいきつめなマクロビー批判しています。
また、私の著書『フェミニズムはもういらない、と彼女は言うけれどーーポストフェミニズムと「女らしさ」のゆくえ』で、マクロビーの議論をがっつりまとめた上で、チクチク批判しております。ぜひ、お読み下さい。
『女性学』vol.29の特集「『ポストフェミニズム』を問う」に、シンポジウム内容を書き起こした論文 「ポストフェミニズム的言説パターンとその特徴」を載せていただきました。
ポストフェミニズムに関するあらゆる論点・論争の芽がつめこまれた特集となっておりますのでぜひチェックしてください！
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なぜ私がこんなに恋愛をフェミニズムの観点から論じることにこだわっているのかというと、
「フェミニスト-恋愛否定的-男性嫌悪的」という偏ったフェミニスト像だけが蔓延してると、恋愛内部の抑圧や性差別的あり方が変わっていきにくいからです。
フェミニスト像を多様化したい。
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②自分が相手のことを「特別に親密になりたい相手」だと思っているのかという自分の気持ちを確認し、相手もまた自分のことをそう思っているのかを探り合う期間（これまでのロマコメではこのプロセスが「楽しいもの」として描かれてきた）。
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議論をまとめあげる坂爪さんの技術のすごさを目の当たりにできる記事です。
p.1, 2でぐいぐい踏みこみつつ、最後に両者が納得できる地点に議論を落としこんでいる。さらっと書いてる風ですが、個々の言葉レベルの調整をはじめ、高度な技術がないとできません。
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