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しずかな肩には 声だけがならぶのではない 声よりも近く 敵がならぶのだ 勇敢な男たちが目指す位置は その右でも おそらく そのひだりでもない 無防備の空がついに撓(たわ)み 正午の弓となる位置で 君は呼吸し かつ挨拶せよ 君の位置からの それが 最もすぐれた姿勢である (石原吉郎「位置」)

京都市左京区
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1 year
日本語では落葉樹の種群はナラ、常緑樹の種群はカシ……オークはその両方を包含する。ヨーロッパのオークの多くは日本語でナラと呼ばれる落葉樹であり、常緑の樫は南ヨーロッパ以外では稀。……明治時代の翻訳家が落葉樹のオークを樫と誤訳した(Wiki)。 有り難い図が
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2 years
宝石が天の精気を大地が受胎したものなら、当然、星座と宝石とは対応する。図はその対応を示した一例であるが、この関係は不動というわけにはいかない。星座は人体各部とも対応しており、これが占星医学の一分野であることがわかる(出典:クンツ『宝石と鉱物の文化史』)。
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3 years
飛鳥・奈良時代の古代日本人、あるいは、それより少し以前の日本人が有した一般的な宇宙観では、陸地の涯や海の涯は、天と繋がっており、その繋ぎ目たる地平線や水平線の果てから、天のドーム状の壁が覆っていたと考えていたらしい(勝俣隆『星座で読み解く日本神話』)。
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1 year
エリザベス1世の科学顧問も務めていたジョン・ディーが、生前、交霊道具として使っていた黒曜石の手鏡の出所について 「霊を呼ぶ16世紀英国の鏡、起源を調べたらアステカ。テスカトリポカの鏡だった」 「テスカトリポカ」という名は「煙を吐く鏡」を意味するらしい。
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5 years
B・ウォーカーは書く。「リンゴを輪切りにしたとき、その芯が形造る五芒星形は、女神コレーの象徴であった。……五芒星形は「生命」あるいは「健康」を意味するとされた。あるものはこれを「イシュタル……の星」と呼んだ」(『神話・伝承事典』)。
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1 year
「平安時代は紫の全盛期であったが……江戸時代には紫の色調が東西に分裂し、一般に、青味のものが江戸紫、赤味のものが京紫といわれる」。前者は「今紫」、後者は「古代紫」とも呼ばれる。しかしこの変化の本当の理由は、紫草の産量の減少と、染法の困難さにあったのではないかと思われる。
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1 year
「神の手」がこの世に顕現する時は、必ず「神の右手」になる。 なぜなのか?という理屈を考えているのだが、なかなか統一的にまとめることができない。説明を試みた人はいないのかしら?
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1 year
東方の紫が植物に依拠したの対し、西方では動物=アクキガイの腺から採れる染料に依拠した。そこでも purple は最高権力者の色であり、ビザンチン帝国を象徴する色となって帝王紫(royal purple)と呼ばれた。ここでも色合いの幅が大きいことがわかる。
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1 year
認める人は少ないが、特異なのは、鏡(カガミ)は蛇の目との相似から「蛇(カカ)+目(メ)」が転訛したという吉野裕子の説(『蛇:日本蛇信仰』)。 ヨシノヒロコ・ワールドに参入するには、先ず、図のような語彙体系を認めるところから始まる。
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2 years
わたしが最も興味を持ったのは、ヒト科の動物の脳が急激に大きくなったことは、ヒトの進化の大きな謎のひとつだが、その原因を、動物の糞に生えるキノコを偶然食べて、異次元経験をして、それが抽象的能力に目覚めるきっかけになった、としている点である。
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6 months
国土地理院が寺院記号「卍」のかわりに「三重の塔」を提案ていることを外国メディアが批判的に報じているらしい。 「ナチズム以前にずっと気高い意味があったにもかかわらず、ツーリズムのために検閲する必要を感じているとは悲しく思う」との12歳の女の子の意見だそうだ。
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3 years
しかしながら、テッサリアの魔女を有名ならしめ、畏怖せしめたのは、ただたんに薬草に精通し者φάρμακος であったからではなく、「月を引きずり降ろす」術を心得た者であったからだ。この評判は、既に古典期には周知で、プラトーンもアリストパネースも言及している。
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2 years
シカモアイチジクであれ何であれ、白い樹液を滴らせるのは生命の樹の必須条件のひとつであることは繰り返し述べてきた。こうしてヤドリギが選ばれ、これに似た枝角をもつ鹿が崇拝の対象に選ばれた……。 ところが、日本列島にヤドリギはあっても、面妖なことに、これを崇拝したという民俗を知らぬ。
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3 months
夏至と冬至の日に天の門が開くというバビロニア以来の観想は、キリスト教世界にもしっかり伝承されている。図出典は渡邉浩司「2人の聖ヨハネをめぐる神話学的考察」 0285_9718~47~495_1.pdf 「蟹が後退りしながら扉の中へ入る動きで「夏至」が,山羊が扉から飛び出す動きで「冬至」が描かれている」
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2 years
「瞽女」(Wiki) キャプションに「Goze Singing in Chrysanthemum Garden(意訳: 菊咲く庭で歌う瞽女)。瞽女の手彩色写真。アメリカの雑誌『ナショナルジオグラフィック』1912年4月号に掲載された1枚である」。 批評は不要。おそらく、どんな言葉も現実の核心には届かない。
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3 years
「チョウが蛹という、死に近い状態から飛び出すので、「魂」という名がついたのであろうという」(『動物誌』V,19,(3)島崎訳註)。 希臘語では、「蛾」も「蝶」も「魂」と同じ語 ”ψυχή” である。 オオゴマダラ羽化
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1 year
最近の五行説の説明は五芒星を用いることが多いようだが(左図)、なるほど綺麗にまとまるが、土原素が中心であることがわからなくなっている。右図は吉野裕子の書から採ったもの。 五芒星は、むしろ、流出説を説明するのに便利な説明図である(右下図)。
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4 years
「男性だと考えられてきた古代遊牧民の戦士の遺体が「13歳以下の少女」だったことがDNA検査で判明 - GIGAZINE」
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2 years
それゆえ、夜の時間帯に輝くツクヨミは神話にほとんど登場せず、船に乗って旅する太陽であるヒルコは、「全く異質の太陽神であるアマテラスの登場によって……太陽の神であったことさえ忘れられ」た(上掲書)。 こうして、沈む夕陽、船に乗っての太陽の夜旅という観想は、日本神話から抜け落ちた。
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1 year
人身御供というと嫋やかな女性の犠牲者を連想する我々の目を醒まさしてくれるのは亦してもB・ウォーカー。「人間であれ、動物であれ、古代文明の生贄の犠牲者はほとんどつねに男性であった。……雄は消耗してもよかった。適切な繁殖量に比してつねに数が余っていたからであった」(神話・伝承事典)。
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2 years
野生の山羊が、眼も眩むような絶壁に登るのは、ミネラルを摂取するためだという。いったいこのような「知」を、彼らはどのようにして身につけたのだろうか……。 「そこに崖があるから。塩分、ミネラルのためにエンヤコ~ラ。崖をのぼるやぎたち」
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9 months
〈堕天使たちの伝授した知識一覧〉 アザエール:武器の造り方、金属の製法、諸々の装身具や化粧品、ありとあらゆる宝石と諸々の染料 セミアザス:諸々の呪文と薬草の採集 アルマロース:諸々の呪文の解き方 バラキエール:天文学 コーキエール:占い サティエール:星辰研究 セリエール:月の運行
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5 years
そもそも月桂(月の桂)という名称は中国の伝説に由来する。月には桂の木があり、呉剛という仙人がいる(『酉陽雑俎』)。この桂の樹の根元では、月の野兎が薬草を磨り潰して不死の薬を作っていると信じられた。 図は、月の兎が仙薬を作る(18世紀の清朝皇帝の服にある図柄)。
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1 year
暗黒(冥)とは光がない情態ではなく、あらゆる光を胚胎した情態である。道教はこれを「玄」と称し、教えの奥義とした。「形無く、声無く、始終無く、空間時間を超越して存在し、天地万物の根源となる絶対的な道」(大漢和)。五行説はここに水を充てたわけである。
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2 years
『ピカトリクス』は、副題に中世星辰魔術集成とあるとおり、天体魔術の書であるから、III-7[40]の生贄も、「太陽が獅子座の初度に入る時」に深い井戸に投げ入れ、28日目の夜に引き上げてその頸を刎ねる、とあるのも頷ける。獅子宮は太陽の支配宮であり、28日は恒星月の日数である。
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11 months
「生きた仔羊を果実としてつけ、タタールの地に育つという不思議な植物の物語は、13世紀から17世紀にかけてほぼ普遍的に信じられていた」。 しかし重要なのは奇想の方ではない(奇想好きは何処でもいるのだから)。この奇想が正確な情報に淵源していることの方が、よほど驚くべきことであろう。
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3 years
ムンクの「女の三相」に見られるように、女は処女の白、成熟した女=母の赤、死の黒といった3色を兼ね備えた存在である。処女παρθένος とは「男を知らない」のではなく、男に囚われないことを意味するにすぎない。処女神アテーナーにも子はいるのである。
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3 years
五行説は、本来、図のように説明されていた。これは、本来は惑星と方位との関係の図解が、五行説と結びついたため、不便を凌いでいたと考えられる(便利ならいいというわけのものでもない)。これなら、五惑星と、方位と、五行と、何が重要か(つまり土星崇拝)が一目瞭然。
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10 months
古代のユダヤ神殿に女性司祭がいた「初の直接的証拠」、呪いの言葉から判明、研究(ナショナル ジオグラフィック日本版) #Yahoo ニュース
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6 months
「まんじには基本的な2つの型があった。「月まんじ」と呼ばれる、左の方向を指し、左回りで、太陽の巡りと反対のもの(卍)と、「太陽まんじ」と呼ばれる、右の方向を指し、右回りのもの(卐)とである。自然のなりゆきで、前者は「女神が歩む左手の道」、後者は「神が歩む右手の道」と関連づけられた」。
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3 years
外科医=理髪師は、占星術的診断の後、患部に影響している「惑星」の圧力を除くために瀉血を行った。当然ながら、くだんの患部にどの惑星が影響しているか、どの血管を切開すればよいかを知っていなければならないが、惑星までを記入した図像はほとんど見あたらない。
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6 months
要するに、云いたかったことは、錬金術の最終段階を象徴する「火の鳥」であるが、それが包含するのは、すべての光を吸収する黒と、すべての光を反射する白との中間域すべてだということである。 「虹は7色とは限らないって知ってた? 国によって数が違うという衝撃の事実」
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3 years
鏡は、本来、青銅でつくられたものである。用途はもちろん磨きあげられた表面にあるが、しかし意味はその裏に彫られた彫り物にある。 図は唐代の銅鏡の裏面。 そこには「宇宙」が表象されているのである。「円」には初めも終わりもない(と、昔の占星術師なら強調する)。
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3 years
出雲大社の伝承では、もとは高さが16丈(48m)あったという。歴史の専門家たちは単なる伝説として顧みなかった。そこで、大林組プロジェクトチームが現代の建築技術者として、そのようなものを本当に建てることができたのか検証に挑戦してみたという。
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5 years
この「マゴス」は欽定訳では”wise men”と訳さるが、日本ではなぜか「博士」と訳す(新共同訳では「占星術の学者たち」と註されているとか(田川建三『訳と註』)。 英語の”magician”の語源でもある。 図はサンタポリナーレ・ヌオヴォ聖堂に描かれている三人のマギ。
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4 years
夏至に対して冬至の太陽は、松尾大社の背後の山に沈むという(夏至の太陽は愛宕山に沈む。今日、日蝕の観測ついでに確かめてみるつもり)。夏至の日の出と冬至の日の入りを結ぶ線上に、三角鳥居で有名な木嶋神社があるという。京都は秘密がいっぱい。
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3 years
先に、古代人の直観力の凄さについて触れたが、中央構造線とフォッサマグナ東端との交点の外れにあるのが鹿島神社であるが、ここに日本列島最古の「要石」がある。この「要石」の重要性は、地殻構造まで遡って見ないとわからない。
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3 years
阿蘇山の爆発が思い出させたものはもうひとつ、それが中央構造線の西の端にあたることである。対して東の端に当たるのが鹿島神宮である(その沖合にあたる鹿島灘は、灘と地名が付く日本周辺の14海域の中で、最も東にあたる)。この関連性が注意を惹かぬはずはない。
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3 years
古代ギリシャ・ローマ時代のカルト信者が使用していた謎めいた手の彫刻「サバジオスの手」 このような密儀の手は、錬金術、カバラ主義者、フリーメイソン、その他で継承されてゆく。
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4 years
山羊座Capricornus(左図)の下半身の魚身には、こじつけめいた神話があるが、本当の理由は、メソポタミアの真水と大洋と知恵の神エア(シュメール語ではエンキ)神を淵源とする故であるらしい。 右図はギャヴィン・ホワイト。こちらの魚身は淡水魚のものであることに注目。
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5 years
しかし、古代の真珠の産地は、エデンの候補地とされるディルムンを擁するペルシア湾であった。ここにエデンの園を求めたジョフレー・ビビーは、ギルガメシュが探し当てた不老不死の花とは、真珠のことであると確信する(『未知の古代文明ディムルン』)。
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1 year
語源は純然たる日本語で、統(すまる)星と解するのが正しいらしい。「すまる」とは「髪や手首などに懸けた玉飾り」である。これに接頭語をつけて「みすまる」と云われる。
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3 years
われわれは「死と再生」という言葉を安易に使いすぎる(自戒もこめてだが)。「死と再生」は単なる周期の問題にすぎない。それと「ヒトの生と死と」の間にはなお越えがたい飛躍がある。 「女性として埋葬されていた5000年前の男性が発掘される」
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2 years
これは映画には出てこなかったが、秘境チベットに足を踏み入れた西方の旅行家たちを驚かせた、見知らぬ者に出遭った時に舌を出して挨拶するという習慣は、希臘のゴルゴーンの仮面と共通する(魔払いの意味がある)ことはかつて指摘したことがある。
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3 years
毒薬を操る者は、強力な解毒の薬草をもまた知っていなければならない。したがって、このモーリュが「キルケーの根」であった可能性は高い。『薬物誌』によれば、これはユリ科ネギ属の植物である。タマネギ、ニンニク類は、古代に最もよく知られた薬草であった。
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3 years
ここに云う「五色の石」は、後に道士が長生薬に練る際に用いる5種類の鉱石(丹砂・雄黄・白礬石・曽青・慈石)と同一視されるようになったが、5つの色を踏襲している。西方占星術でも、この五色は、(太陽と月を除く5惑星と対応する)5金属(銅・鉄・錫・鉛・水銀)と対応。
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4 years
メソポタミアにはチグリス、ユーフラテスの大河がある故、山羊座の祖先「スクル・マシュ」の下半身は淡水魚(おそらく鯉)(左図)になるが、ギリシアにはそれがない故、「山羊角」座の下半身は海棲の魚身になることは既述した。右図の尾鰭の形状に注目。
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2 years
抽象的思考をしないヒトというのはどのようなものだろうか? アマゾンの奥地に暮らす少数民族の言語、ピダハン語という系譜のわからない言語があるらしい。この言語には左右の概念がない、色を区別する言葉がない、数の概念がない、過去や未来を表す言葉がない……。ところが、
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5 years
ビールーニー著『占星術教程の書』(山本啓二 ・矢野道雄訳)はインターネットで読める。 『占星術教程の書』 『占星術教程の書』 『占星術教程の書』
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3 years
→その光景を見た瞬間、私は鉄釜の湯の湧く様子を思い浮かべた。そうだ、これこそ、地下他界からこの世にカミが顕現していると人々が具体的に認識した現象であると私は確信したのである」(秋田裕毅『井戸』)。 湯散らし邪気払う「湯立神楽祭」 兵庫・淡路の伊弉諾神宮。
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3 years
中央構造線が話題によくのぼるのに比べれば、フォッサマグナが話題にのぼることはそれほど多くはない。しかし、これが西南日本と東北日本とを分かつのみならず、わずかな断崖ながら、「動物相がまったく異なるほど」の影響を与えているとか(出典失念)。
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1 year
ところが、「日本人には「血の儀礼」が宗教においてもつ意味の大きさが理解されにくい」(上掲書)。その理由は、おそらく、血を最大のケガレとした神道の影響によるものだろうが、神道が成立する以前の日本列島はどうであったかは、また別の問題であろう。 図は魔神たちの軍隊に襲いかかるカーリー。
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3 years
古代エジプトでは、同じネコ科の動物としてライオンと猫とに互換性が認められていた。その特徴は闇の中に輝く眼であった。さらに、牡猫は太陽に、牝猫は月と関連づけられた。その根拠は、猫の瞳の開閉は月の満ち欠けに似ているとしてである(『動物シンボル事典』)。
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1 year
吉野裕子と云うと何でも蛇に還元すると嫌う人も多いが、彼女の云いたかったのは、あらゆる神事は「神との交合、妊(みごも)り、神のみあれの三段階であって、この一人三役をこなすものが巫女」であり、「この三段階の中の妊りが、日本神事に絶対かくことのできないこもりだった」ということである。
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5 years
しかし、アラビアにおいては月が男性、太陽は女性、メキシコでも月が男性。太陽が女性名詞のドイツ語も、中世末期までは両方が混在し、「太陽と月の性の揺れは……古代信仰が衰退した近代においてようやく確定した」とされる(水野知明「古北欧の太陽船と太陽馬車の信仰」)。
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1 year
中国の宇宙発生論で注目すべきはこの系列が水で始まるという事実である。「古代中国の忘れられた思想家のなかに、タレスに対応するものがいたかもしれない。……根源物質としての水の強調は、中国思想史を通じて、文献に現れつづける」「これは五行が生まれると考えられる進化の順序」つまり陰陽論。
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3 years
ここから、「メジェド」は墓石の表象だとわたしは想う。このことは、「メジェド」が鉢巻きをすることもあることから、なおさらそう想う。 左図では「結び」が不明瞭だが(わざと消されているのか?)、右図では、どういう結び方をしたのかまでわかる。
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3 years
「錬金術において手は、生薬を用意するための公式を意味する。魚は水銀であり……炎に縁取られた海は硫黄である。指には「神の代理者」の象徴があり、「偉大な作業」はそれを結合することによって達成される」。この手は比喩なしに『術』は教えないという誓いを意味するという。
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1年360度を5度で割るのは五行に合わせるからである。これを四季に配当すると72が余る。これを四季の最後の月に割りふる(72÷4=18日)。それが土用だ。土気は一方において万物を土に還す”死滅作用”と、万物を育みそだてる”育成作用”という強力な転換作用をもつ。ここに中国思想の神髄があると吉野裕子。
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4 years
食の禁忌のテキストで最もまとまっているのがレヴィ記11章である。が、なぜ或る食べ物が不可食とされ、或る食べ物が可食なのか、その原理・原則について研究者たちが頭をひねってきたが、結論は「不可解」の一語に尽きるらしい。 レヴィ記でも鰻は不可食となっているが……。
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3 years
西暦936年にはすでにネコ保護条例があったが、一般にネコが定着したのは16世紀以降とされる(イメージ・シンボル事典)。 アリストテレースにネコがあまり出てこない(全集に3箇所)のは、鼠を捕るためにはネコではなく鼬を飼っていたためとされる(『動物誌』V,2. 島崎訳註6)
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3 years
興味深いのは、「かつて祭の日に新しい一年神主を立て、これに熱湯の湯立を施し、一時絶命せしめて蘇生を待ち、神託を得る、というような荒行事が行われたという伝えがある」(『日本神話の��成』)。湯立神事そのものは弥生時代を遡るとは思えないが、その根はさらに古い筈だ。
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3 years
月の光がまったく反射光であることは、希臘ではパルメニデス(前5世紀頃。孔子とは年少の同時代人)がはっきり主張していた。中国星学でも明言されていた、とニーダム。だから、月は太陽の光を「遮る」ことに本領があると云ってよい。つまり、満月よりは新月の方が重要なのだ。
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2 years
アルテミスの本来の姿は、野性的ではあるが愛らしい処女神などでは決してない。そもそも、処女神が何時までも処女でいられるのは、結婚した男は細切れにして畑の肥やしとし、結婚したことを「なかったこと」にするからにほかならない。彼女の銀の弓とは月のことにほかならない。
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3 years
シャーマンの最も重要な課題は、病人から悪霊を取り除き、消えた魂を連れもどすことである。そのため彼は七層の天界を駆けまわり、水中深くも潜らねばならぬ。鳥は上方にばかり飛ぶのではない。したがって、鳥に擬装することは一般的なのである(『シャマニズム』)。
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3 years
辰巳さんから「七十二侯」の指摘を受けて、思いがけないことに気づかされた。360度を12宮で等分すれば1宮30度。これを10度ずつに分ければ36「デカン」。その1/2つまり5度ずつに等分すれば「72」である。 西方星学ではこれに名前がついていないと思っていた。ところが……
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1 year
光をすべて反射すれば、それは光そのもの(つまり無色透明)だ。光がすべて吸収されれば、それは闇=黒である。この原理は(どれくらい古いかははっきりしないが)古くから知られていた。光と色(色彩)との関係について、古代人はわれわれの思いも及ばぬほど深く理解していたと云ってよい。
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1 year
いずれにしろ、ミトラスにしろ、イエス・キリストにしろ、彼ら「人類の救済者」が、なぜ「冬至の日」に誕生するのかは、ここに淵源すると云ってよい。「彼は……冬至において生まれ、一年で最も暗い日に射し込んでくる世界の光である」(ゴドウィン『図説・古代密儀宗教』)。宮と惑星の記号は加筆。
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TOMITA_Akio
4 years
悪天候時などに船のマストの先端が発光する大気電磁現象の一種、いわゆる「聖エルモの火」の起源譚であるが、この火が1つのときは「ヘレネー」と呼んで凶兆、2つのときは「ポリュックスとカストール」と呼んで吉兆とみなしたという(プリニウス第2巻101)。
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5 years
「この紋章のデザインは時代によって色々に変わつていて、初期のものは4等分して白と赤に分け(右上図)、つづいてそれが2等分になり、さらに白薔薇の中に赤薔薇を納めたものになつた」(春山行夫『花の文化史』第3)。 花弁と花弁の間にあるのは小さい葉。
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3 years
「聖(ひじり)」の語源が「日知り」と道破したのは柳田国男。「必ずしも日の善悪には限らず、日の性質を熟知して之に相応する行動を取り、又は巫術祈祷を以て日の性質を変更することなども、上代の社会には最も必用なる生活手段であつたかと思ふ」(「聖と云ふ部落」)。
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2 years
かくして、この7つの記号は、形而上世界も形而下世界も包摂して統一的に表現することができる。 図出典:『錬金術事典』 各円の重なり合いの多寡によってそれぞれ特性・個性が表れることになる。錬金術はひとつの神秘思想なのである。
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3 years
かくして、古代七金属、七惑星、虹の七色、音楽の七音階が関連づけられ、相俟って「宇宙は音楽を奏でている」といったピュタゴラスの正しさを証明しようとした。 虹の色を「各色の帯のはばが、音楽の音階の間の高さに対応していると結論」したのはニュートンであったという。
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9 months
山羊や羊の家畜化が前7000年頃(後に対極的な表象に分化することに注目)と早いのに対し、牛や馬、駱駝などの家畜化がずっと後れるのは、オス獣を管理することがヒトには難しいという「家畜管理上」の問題があったらしい。これを、前者は比較的早いオスの屠殺、後者は去勢という方法でクリアした。
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5 months
なぜ鍵が2つ必要だったのか? バビロニア星学で、天の門が年に2回開くことは先に見た。夏至の日に開く門からは魂が月下界に降下し、冬至の日に開く門からは魂が帰昇した。この帰昇する魂を救うためにこそ、救済神は必要だった。だからミトラスにせよイエスにせよ、この日が誕生日だったのである。
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2 years
ここに”獣頭人身”のヒントがある。日本列島には人身御供の伝説が山ほどあるにもかかわらず、人身供犠が現実にあったという言説に対する根強い反感がある。その原因は何かは難問だが、日本列島では動物飼育の歴史が浅く、動物との距離感が遠いというところにその原因をみようとするのが原田信男。
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9 months
重要なのは、彼らは「自由意志で天からヘルモン山に降りた」のであって、落下したのでもなければ、落とされたのでもないということ(そう伝えられているが……)。しかし更に重要なのは、彼らは様々な知識を「人の子」たちに伝授したということである。「それは神の意志に反することである」。
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1 year
「結び」は「産霊(むすひ)」である。日本神話においては、天之御中主(あめのみなかぬし)神、高皇産霊(たかみむすひ)神、神皇産霊(かみむすひ)神が造化三神、このうち天之御中主は宇宙一切を統括する生成の神である。このような「カミ」の観念は、どうやら、外国人には理解しがたいらしい。
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7 months
”去勢→宦官は東洋起源に決まっている”というのは西洋起源の偏見にすぎない。人を去勢して特定の用途に用いるという事例は、紀元前3000年紀メソポタミアのシュメール世界に存在することが明らかにされている。つまり、4本足の動産=家畜と2本足の動産=家僕とは、同じ視点で管理されていたのである。
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4 years
「カッシート時代(紀元前2000年期半ば頃にバビロニアで活動した民族)以降、新バビロニア、新アッシリアの美術には魚の皮を被った人の姿が見られる……「アプカルル」といわれ……大洪水以前に生きていた「七賢聖」で……知恵の神エアに結びついている」。
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3 months
[補]「惑星の古い記号がすべて『十字架』『円』『半円』から成立していることに注意せよ。金星は上に円、下に十字、水星は半円、円、十字、土星は上に十字があり、その下端が半円の先に触れている、木星は半円とその下端に十字の左手が触れている……これらはすべて深い謎である」(P・ホール)。
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2 years
木花開耶姫と磐長姫と(短命だが花のある生と、長命だが花のない生と)日本人の死生観は神話時代から揺れている。しかし、樹は根付き・常緑樹であることが聖なるものの条件であることは、天の岩屋戸の段の時代から変わらない。そういう日本列島にあって、根のない樹が崇められる要素はない。
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11 months
悪魔は神の影、神性の暗い部分として現れる。 司教が片手で秘教の記号を組立て、その影絵で悪魔のかたちに映し出しているところ。上に陰陽記号と2つの三角形。これは同じ幾つかの秘密を解き明かす新しい寓意で、善と悪の起源、この秘密による悪魔の創造を示している」(『高等魔術の教理と祭儀』)
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1 year
数秘術というのは、どうやら、カバラと深い関係にあるらしく、カバラの説明に多くのページを費やしている。そしてアダム・カドモン の概念図とも云うべき生命の樹の径路に、タロット・カードを配している。それをまとめると図のようになる。 径路の28はXVII「星」札に配当されるらしい。
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@Prokoptas
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2 years
「リリトはイスラム教徒でもカトリック教徒でもなかった。彼女はアダムの粗暴な性行為を冷笑し、アダムを罵り、彼のところから逃げ出して、紅海の近くに住みついてしまった。神は、天使たちを派遣して、リリトを連れ戻そうとした。しかし、→
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@Prokoptas
TOMITA_Akio
1 year
すなわち、「紫根染の原料の紫根は高価であり、染法は大変難しいところから、紫根染の紫の使用が庶民に禁制となり、新しい簡便な紫色の染色法」として、蘇芳・藍などを用いて染めた代用染の紫すなわち「似紫」が出現したという。これの対語は「本紫」である。
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1 year
まさかこんな動画が見られるとは! 鹿と蛇との関係は、プリニウス『博物誌』に出る。「鹿も蛇と闘う。彼らは蛇の穴を捜し出し、それが抵抗するのを鼻息で引き出す」(VIII,118)。
@masami777777
マサミ
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鹿が蛇を食べるのを初めて見ました🐍🫎
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@Prokoptas
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2 years
黒マリア崇拝の根にイシス崇拝をみる思潮に対して、ケルト文化の重要性を説いたのが田中仁彦『黒マリアの謎』であった。黒いマリアの母子像の背後にあるものは、おそらくはダナ(Dana)、アナ(Ana)、アニュ(Anu)など、アン(An)の母音によって呼ばれていたと推定されるケルトの地母神ではないか。→
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3 years
ロイスナー『パンドーラー』(1588)。錬金術過程の原材料(第一物質)として「自らの尾を咬む龍」(ウロボロス)。そこから「智慧の花」である紅白の薔薇が咲き出ている。下には「太陽と月の結合」が、その中央には結合によって生まれた息子である「賢者の石」が描かれている。
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3 years
縄文犬の出土状況を見ると、ほとんどが埋葬された状態で出土し、怪我の跡からして、また老犬が多いことからも、縄文犬が大事に扱われていたことが窺えるという(西本豊弘「イヌと日本人」)。 図は縄文犬の面影を最も多く残していると云われる柴犬。
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4 years
このように、腐敗する死体をどう観想するかということこそ、それぞれの民族の”思想”を根源的に規定したといってよい。 「さてしもあるべき事ならねばとて、野外に送りて夜半の煙となし果てぬれば、ただ白骨のみぞ残れり」(白骨の御文)。 図は九相(想)図。
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3 years
神話があって祭儀ができるのではない。祭儀が先にあって、これに見合った神話が創作される。松村武雄はこれを「祭る者が祭られる」と定式化した。 この図は、明らかに、人間が魚の皮を被って悪魔払いを行っているところであろう。
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3 years
「プラネットと人体各部との連結と同じ理念が、ローマ帝政以後になって、黄道十二宮と人体の間で応用せられ、中世以後にはもっぱら後者が人体構造の占星術的意味づけとなった」(荒木俊馬『西洋占星術』)とあるが、なぜそうなったのかは記されていない。
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4 years
土星が「夜の太陽」と呼ばれたことはテスターも繰り返し述べている。「「夜の太陽」という称号は、バビロニア人とギリシア人によって土星に与えられたものである」(『西洋占星術の歴史』邦訳p.12, 84)。 倒懸する太陽という発想はエジプトにもあることは既述した。
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3 years
もちろん、鼠を捕るしかノーのない猫を百姓が飼ったとは考えられず(わたしの故郷もかつては養蚕の地だったが、猫を飼っている家は一軒もなかった)ただ鼠を捕る猫の威光を借りただけであろう。 この猫(立川水天宮・阿豆佐味天神)は雲隠れした猫を返してくれるそうな。
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3 years
この黒いエペソスのアルテミスは、当然、黒い聖母像と結びつけられる。「伝説によると、エフェソスのアルテミス崇拝はアマゾーン族が沼地で見つけた黒い隕石崇拝として始まった。……エフェソスで431年、聖母マリアは「神の母」と宣言され……」(『黒い聖母崇拝の博物誌』)。
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3 years
しかし合理的には、テッサリアの魔女は月蝕の刻を知っていて、「月を隠してみせる」と云って呪文を唱えた、と解釈できる。現に、プルータルコスはそう解釈しており、魔女の固有名も伝えている。アグラオニケーἈγλαονίκη(「輝きの勝利」の意)で、最初の女流天文学者とされる。
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4 months
占星術においては、十二宮は惑星の宿として惑星の支配を受ける。その割り当ては図のように、1惑星で2宮を支配するのに対し、太陽の宿は獅子宮のみ、月の宿は巨蟹宮のみと、特別視される。
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11 months
星座にはウラとオモテとがあり、オモテは地上から観た星座、ウラは天外から観た星座で、両者は左右が違うのみだ、ということはさんざん議論してきた。このような観測は、人間が世界とか宇宙とかいうものを観想し始めたときからわかっていたことだ。 「天は左旋し、地は右動す」(『春秋緯・元命包』)
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4 years
金星の光跡の不思議。「プラネタリウム投影プログラム『星空オールナイト』制作報告」 によれば、8年間の金星の内合をつなぐと五芒星になる(左図)。1週間毎の金星と地球の位置をつなぐと、最終的にバラ模様を描く(右図)という。
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