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長瀬海 Profile
長瀬海

@LongSea

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ライター・書評家。「週刊金曜日」書評委員。 「週刊読書人」文芸時評(2019年)。翻訳にマイケル・エメリック「日本文学の発見」。共著に『世界のなかの〈ポスト3.11〉』(柄谷行人ほか、新曜社)など。『群像』で「僕と「先生」」連載中。Xはたまに投稿のみ。連絡先:nagase0902(a)

千葉県
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@LongSea
長瀬海
1 year
今月号の『群像』から連載を始めることになりました。「僕と「先生」」という題の批評的なエッセイ(のつもり)です。何もかもが初めてなのでたいへん苦しみながら書いています。よろしくお願いします。
@gunzou_henshubu
群像
1 year
【次号予告1】6月7日発売の「群像」7月号はリニューアル後毎年恒例の批評総特集「論の遠近法2023」。巻頭は中村文則さんの一挙掲載「列」です。井戸川射子さんの芥川賞受賞後初の連載「無形」がスタート。町田康さんインタビューも必見です。#群像7月号
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@LongSea
長瀬海
1 month
『百年の孤独』が60年の時間を経て日本で大ヒットしてるが、アメリカでは『人間失格』が100万部ほど売れてるらしい。ポリコレ全盛期のアメリカでは絶対に書かれ得ない物語で、しかし人間の覗き込みたい心理が表現されている小説であることが関心を惹いているみたいです。
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@LongSea
長瀬海
3 years
呉座勇一氏のここやべえな。自身が生粋の隠れミソジニストであることを認めて、Twitterは表社会で自己を表明できないことの「捌け口」だった、と。厄介な男性的なものの闇を見た気がする……。
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@LongSea
長瀬海
3 years
以前、知人のSF小説家に飲みの席で「書評はコスパが悪い文章だと思う」と言われたことがあります。彼は書評に最大の敬意を込めて言ってくれたのですが、でも、それは間違ってない。例えば、先日、『すばる』で町屋良平さんの『ほんとうのわたし』を書評したときにはこれくらいの本を調べました。
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@LongSea
長瀬海
3 years
白饅頭がなんで野放しにされるのかわからん。それなりに有名な媒体がなぜ彼に書く場所を与えるのかもわからん。人文学の領域にいる人間たちがなんで彼と連帯しようとするのかもよくわからん。
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@LongSea
長瀬海
2 months
堀江敏幸訳の『土佐日記』、何気なく手に取ったけどすごい。『土佐日記』というか、紀貫之の言語意識、批評性が凄まじくてヒリヒリする。特に「前書き」部分は、男文字ではなぜ「複雑微細な心のひだ」をすくい取れないのか、そのことを実存の奥の方から論じた批評的な名文。ちょっと驚いています。
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@LongSea
長瀬海
3 years
呉座先生とは所属する機関が一緒で、呉座先生について何かを言うことはリスクがあるのですが、まずはホモソーシャルな空間に閉じこもることをやめた方が良いのではないでしょうか。ミソジニーを抱えたまま生きるのが辛いならミソジニーを捨て去るのが最適解では。それってそんなに難しいことかな。
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@LongSea
長瀬海
5 years
ぼくのうつ病闘病記を、誰に頼まれたわけでもなく、ちょっと勇気を出して書きました。同じような悩みを抱えてる人に読んでほしいし、そうじゃない人にもうつ病を身近な問題として考えてもらえたら嬉しいです。拡散してくれていいんだよ?
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@LongSea
長瀬海
3 years
こういうのも悲しくなる…。学問ってなんなんだろう。
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@LongSea
長瀬海
3 years
めんどくさいんで一度しか言いませんが、僕が白饅頭に書く場所を与える意味がわからないと言ったのは、言論封殺とかそんな話じゃなくて、文章の質があまりに劣悪なので原稿料払って書かせてる意味が「わからない」と言ってるんです。編集者にはその価値がわかるのかもしれませんが僕にはわかりません。
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@LongSea
長瀬海
3 years
Tiktokの読書文化圏外のひとに届けられる魅力は素晴らしいと思うし、そこで本を紹介してる人には敬意を払いたいと思うけど、出版社でさえ、インフルエンサーばかりに注目して紙媒体で活動してる書評家を蔑ろにしつつある現況には違和感を覚えるかな。共存できたらいいですね。
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@LongSea
長瀬海
3 years
まずは本アカに鍵をかけるのをやめるところからスタートすべきでは……。謝罪アカというよくわからないアカウントまでご用意されてますが。
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@LongSea
長瀬海
3 years
書評家はひとつの書評を書くのにかなりのコストをかけます。それは時代が求めてる速い!短い!わかりやすい!とは別のものかもしれない。僕はそうしたプロモもあって良いと思いますが、同時に紙の書評も一緒に生きていてほしいと思う。
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@LongSea
長瀬海
3 years
でも残念なことに、いま、雑誌の書評欄はどんどん縮小されたり削られたり、書評のギャラは下がっていったりする一方です。イ��フルエンサーと書評家が共存できるためには、このままではダメなんですね。せっかく書評に注目が集まったので、ここから議論が進むといいと思います。
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@LongSea
長瀬海
3 years
だけど、書評は読書の面白さを知ってくれた人をもっと深く引き込んで、そこに居続けてもらうための空間を作れる。読書の悦びを追求する手がかりになりうる。このふたつの架け橋をうまく出版界の人たちが作ってくれることを祈っています。
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@LongSea
長瀬海
9 months
なんと、やばめのビッグニュース……!!先日出演させてもらった小川哲くんのラジオ、次回のゲストは筒井康隆だってよ……!!筒井康隆がメディアに出るの、どれくらいぶりだろうか。小川くんとどんな話するんだろう。っていうかこの番組早朝の割にゲスト豪華すぎんだろ(笑)
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@LongSea
長瀬海
3 years
Tiktokはこれまで本を読んできたことがない人を引き込むことができる魔法のツールです。でも、人間はすぐに飽きる生き物なのでそれだけだとその世界に長く居続けてもらうことはできない。書評は読書に興味をもってくれない人が最初に触れるものではないから、人々をこっちに引き込むことはできない。
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@LongSea
長瀬海
3 years
文学研究には同時代評といってその時代の評価を書評などを調査するのが必須とされてるんだけど、それを探すのが割と手間。そのことは近代文学に限ったことじゃなくて、現代の小説でもどこで誰がその本の書評を書いてるか、文芸誌の書評もciniiにも載らないからわかんないことが多い。
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@LongSea
長瀬海
5 years
『文學界』2019年九月号に掲載されている「現役高校教師座談会ーー『文学』で『論理』は十分学べる」のまとめ/構成を担当しました。座談会を含む特集「『文学なき国語教育』が危うい!」は教育の現場に携わるすべての人、高校生以下の子どもを持つ親御さん、必読です。危機は身近にあります。
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@LongSea
長瀬海
3 years
また、「野放し」にされている状態を憂いているのは、これまでさんざん彼が差別的な発言をしてきたのに、なんで誰も表立って批判してこなかったんだと、自戒を込めて言ってるんです。白饅頭だから仕方ないよねみたいな空気ができてたとしたらそれは反省すべきだと思うんです。
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@LongSea
長瀬海
3 years
「週刊金曜日」(2021年10月22日号)に李琴峰『彼岸花が咲く島』(文藝春秋)の書評を書きました。書評の末尾には「連帯の意思を示すつもりで書評を書いている」と書きました。李さんに対する一連の罵詈雑言が見てられなくて、この本を「週刊金曜日」で書評することに意味があると思い取り上げました。
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@LongSea
長瀬海
8 months
現在発売中の「AERA」に直木賞総括記事を書いてます。近年稀に見る激戦だった直木賞。惜しくも受賞ならずでしたが、加藤シゲアキ『なれのはて』と宮内悠介『ラウリ・クースクを探して』もとても力のこもった作品です。お二人の事前取材での言葉に耳を傾けながら、読みどころを紹介してます。
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@LongSea
長瀬海
4 years
昨年出演したラジオ番組「加藤典洋追悼特番 ねじれちまった悲しみに」(TOKYO FM)が「第46回放送文化基金賞 番組部門 ラジオ番組」最優秀賞を受賞しました。同賞をTOKYO FMが受賞したのは、史上初めてとのことで、我がことのように嬉しいです。この番組が制作されるに至った経緯を書きます。
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@LongSea
長瀬海
5 years
世間には知られていないようなのですが、高校生のカリキュラムが変わるのです。現代文が「論理国語」といって契約書を読むというような指導に変わり、文学作品を読む機会がほとんどなくなってしまうわけです。今回、現場にいる先生方にそのことの危うさを話していただきました。
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@LongSea
長瀬海
5 years
箕輪厚介は文学が読まれることをマーケティングのなかでしか考えられていない。これは編集者として致命的な欠陥だ。文学がいかに資本主義に抗してきたかをわかってない。
@minowanowa
箕輪厚介@ミノタバ不動産
5 years
なんだそれ。笑 祈ってないで届けるための方法を死ぬ気で考えて必死で実行すればいいのに。
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@LongSea
長瀬海
3 years
DaiGo氏の謝罪動画を見て、ホームレス支援の勉強は良いと思う一方、「知識が無かった」をエクスキューズとすることに強烈な違和感を覚える。「知識が無い」んじゃない、「想像力が無い」んだよ。 差別は知識の欠如ではなくて、想像力の欠如から生まれるんだよ。足りないのは想像力なんだ。圧倒的に。
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@LongSea
長瀬海
8 months
おれもエカニット・パンヤは大好きな選手。昨年は途中出場で違いを作れる数少ない選手だった。日本では2000年に中田英寿がアジア杯��前にチームのレギュラー争いを優先して召集辞退した。そんな中田が日本のサッカーに還元したものは多い。ブックもそんな選手になれるよ。頑張れ! #StandBesideBook
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@LongSea
長瀬海
4 years
昨年、「新潮」2019年4月号に書いたエッセイが、日本文藝家協会編『ベスト・エッセイ2020』(光村図書)に選出・収録されました。ここ最近、気分が滅入って自己肯定感が下がっていたので、嬉しいです。ありがとうございます。会社員だった時のことを思い出して書いた文章です。
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@LongSea
長瀬海
3 years
だからnoteでもブログでも勝手に書いてお仲間に承認されてるくらいだったらどうぞご自由にと思います。
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@LongSea
長瀬海
5 years
長瀬がコントリビュートエディターとして携わっている「BARFOUT!」2019年8月号がそろそろお店に並んでいます。今回の表紙はドラマ「セミオトコ」での活躍が期待される山田涼介さん!柏田テツヲさんのシューティングによって、切り取られるそのアンニュイな表情は憂いを帯びて何かを訴えかけています。
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@LongSea
長瀬海
5 years
『文藝』春号に「東アジア-日本文学年表2014-2020」を編集部さんと協力して作成しました。2014年から今年刊行予定の東アジア文学の一覧となってます。アジア文学のデータベースってなかったので(内山書店さんに通ったりして)ほんと手作業で作成しました。なぜ2014年からなのかは解説を読めばわかる!
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@LongSea
長瀬海
5 years
巷で話題のレンタルなんもしない人をレンタルしながら、その目の前で『レンタルなんもしない人のなんもしなかった話』(晶文社)の書評を書きました。とても仕事がはかどりました。その節はありがとうございました。
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@LongSea
長瀬海
4 years
海城高校の書評講座。書評の意義を理解する先生方による素敵な試み&そこに参加する学生の意欲の高さよ。なにより高校生に向けて選書されてる図書館のオススメラインナップが素晴らしい。俺もこんな高校時代送りたかったなあ。【海城中学高等学校】学校図書館で「書評の集い」
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@LongSea
長瀬海
3 years
「週刊金曜日」(2022年1月21日)にサラ・クロッサン『タフィー』(三辺律子訳、岩波書店)の書評を書きました。父親の暴力に苦しむ少女の生きる意志を、繊細で勁く、美しい言葉で伝える詩形式の小説。情報のための記号的な言葉の奔流に疲れた人にぜひ読んでほしい、そんな作品です。
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@LongSea
長瀬海
2 years
「週刊金曜日」(2022年11月18日号)に東畑開人『聞く技術、聞いてもらう技術』(ちくま新書)の書評を書いてます。この本は単なるテクニック本じゃないんですね。さすが我が心のカウンセラー、東畑開人さん!と唸らせる、本質の抉り方で、「聞く」とは何かを哲学的/実践的に考察していく1冊です。
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@LongSea
長瀬海
18 days
河治さんのこの意見に同意です。数ある噂アカでやつがヤバいのは、情報を使ってサポを扇動しているところ。クラブが監督に不信感を抱いてる印象を何度も植え付けて、サポにも監督に懐疑的になるよう画策している。極めて悪質。
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@LongSea
長瀬海
2 years
小川哲さんの新刊『地図と拳』の刊行を記念したインタビューの聞き手を務めました。いやあ、素晴らしい、素晴らしい小説でした。傑作という言葉では物足りない傑作。満州を舞台に国家、戦争、そして人間が交錯するダイナミズムを描き切った680ページ、手が止まらないんだ…。
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@LongSea
長瀬海
6 years
わああああああ!!!松村栄子の伝説の小説『僕はかぐや姫』が復刊する��!!クィア文学の傑作ですよ!!これ、アマゾンでもプレミア価格ついて中古で8000円超えてたんだよ!!事件だよ、みなさん!!!!!!!!!>RT
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@LongSea
長瀬海
2 years
「週刊金曜日」2022年10月7日号に周見信・游珮芸『台湾の少年』(倉本知明訳、岩波書店)の書評を書きました。一人の児童雑誌の編集者の生涯を描くことで、台湾の近現代史に響き渡る「痛み」を抉り出すグラフィックノベルです。現在、台湾の民主主義が何を回復しようとしているのかがわかる傑作です。
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@LongSea
長瀬海
3 years
こうやって差別発言を拾っては、賛同を示しながら広めていく。同調しやすい雰囲気を作る。差別の煽動以外の何物でもないと僕は思います。あるいは、特定の人だと明記してない批判ツイートを拾って○○の悪口は……と、誹謗中傷を煽ってますよね。呉座さんは不幸にも彼に影響を受けてしまったわけです。
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@LongSea
長瀬海
3 years
今回の問題は呉座勇一という特定の個人の問題ではなく、〈呉座的なもの〉という身の周りにありふれた事象の一片に過ぎない。そうしたものをどう可視化させて、闘っていくべきか。この一件ですごく考えさせられている。
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@LongSea
長瀬海
3 years
僕の実家はトリミングサロンとペットホテルなんですが、すごく悲しいのが飼えなくなったペットをうちに預けたまま引き取りにこないお客さんがいること。幼い頃からそんなかわいそうなペットたちをたくさん見てきた。どんな事情があれ、命には最後まで責任をもってほしい。非情な人間が多すぎる。
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@LongSea
長瀬海
5 years
正確にいうと現代文が「論理国語」と「文学国語」に分かれるのですが、入試で「論理国語」が問われる以上、多くの学校が前者を選択するしかない(保護者に示しがつかない)のです。ゆゆしき事態だと思います。
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@LongSea
長瀬海
5 years
そして、この号から「週刊金曜日」の書評委員を務めることになりました。批評家の高原到さん、ライターの武田砂鉄さん、書評家の永田希さんに並ばせてもらうなんてとても恐れ多いのですが、世の中に溢れる素晴らしい本が少しでも多くの人に届く書評を書いていきたいと思います。よろしくお願いします。
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@LongSea
長瀬海
6 years
共著が出ました。『世界のなかの〈ポスト3.11〉』(柄谷行人、木村朗子ほか、新曜社)。まさか自分の人生で柄谷行人氏と共著が出せるなんて思ってなかったので、まだ現実感がありません。そのなかで長瀬は「失墜する物語の力」と題して高橋源一郎論を書きました。何かの機会にお読みいただければ。
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@LongSea
長瀬海
5 years
ここで第2回Twitter文学賞第1位の津原泰水『11 eleven』(河出書房新社)が通りますよーっと。
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@LongSea
長瀬海
3 years
そういう時、Twitterでタイトル+書評で検索すると執筆者が告知ツイートしてるからわかることはあるんだけど、それでも引っかからないことの方が多い。ほんとは出版社や編集者がやるべきなんだろうけどやらないところも多いから、そこでAll Reviewsのような充実したアーカイブサイトがとても役に立つ。
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@LongSea
長瀬海
4 years
新Twitter文学賞、改め、「みんなのつぶやき文学賞」が始動します!!基本的にはTwitter文学賞となんら変わらないのですが、発表会のメンバーが代わりました(若返りました)。第一期に負けないように、独自路線で頑張ります。15日にはお披露目イベントもあります!
@allreviewsjp
ALL REVIEWS
4 years
【おしらせ】 書評家の豊崎由美さんを発起人として創設された「Twitter文学賞 @tb_award 」の後継賞として「みんなのつぶやき文学賞 @tbawardoffial 」がスタート! 本日21:00より公式サイト()が公開、 15日にはオンラインイベントもありマス! ※ALL REVIEWSは制作運営協力
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@LongSea
長瀬海
3 years
「週刊金曜日」(2021年7月16日号)に佐藤厚志『象の皮膚』(新潮社)の書評を書きました。この作品が芥川賞の候補作にあがらんのおかしいやろ!って気持ちを込めて書きました。震災本屋小説です。ここにも描かれてこなかった〈震災〉があります。書店あるあるが詰まっててユーモアも抜群。読んで!!
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@LongSea
長瀬海
5 years
神保町のブックカフェ・チェッコリで毎月開催している読書イベント「アジア文学の誘い」をNHKさんに取り上げていただきました。『ショウコの微笑』から『82年生まれ、キム・ジヨン』、三刷となった『文藝』秋季号へと接続していただいて、有り難いです。
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@LongSea
長瀬海
4 years
シネマートさんにアジア文学についての文章を書かせてもらいました! タイとチベットとトルコの小説から考える「政治と文学」 をテーマとして、アジア文学の概況を書きました。たくさんアジアの小説を紹介できたので余は満足じゃ!
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@LongSea
長瀬海
5 years
岩波書店の10代からの海外文学STAMP BOOKSシリーズをひたすら紹介する若者向けの書評欄を持ちたいなぁ。ジョン・グリーン『どこまでも亀』(金原瑞人訳)なんて、強迫性障害というすごく切実なこころの病気に悩まされて、心理的に追い詰められていくさまが、若い子には響くと思うんだけどなぁ。
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@LongSea
長瀬海
5 months
『新潮』5月号に掲載の高橋源一郎×原武史対談で、構成を担当しました。高橋さんの新刊『DJヒロヒト』を記念した対談ですが、お二人の、天皇(制)の捉え直しを縦横無尽に試みる批評にわくわくしっぱなしでした。特に驚かされたのが、原さんの天皇制と従軍慰安婦の問題の重ね合わせ。高橋さんは(→)
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@LongSea
長瀬海
6 months
『群像』4月号に「僕と「先生」」の4回目が載っています。加藤典洋さんがゼミ中にブチギレた事件の後日談から始まってますが、メインは『アメリカの影』です。僕は加藤典洋の批評を、初期から晩期まで、一貫して貫いていたものは、成長に対する内在的な批判だと考えています。(→)
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@LongSea
長瀬海
1 year
「すばる」九月号に掲載の宇佐見りん・田中慎弥対談「足掻きながら言葉を紡ぐ」の構成を担当しました。〈文学の言葉〉とはかくも強くしなやかで、孤独で繊細なのかと思わされた対談です。小説を読むこと/書くことの深みに潜る、そのための言葉の数々に思わず陶然としながら構成する稀有な経験でした。
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@LongSea
長瀬海
2 years
「週刊金曜日」(2022年3月18日号)に白水社編集部編『「その他の外国文学」の翻訳者』の書評を書いています。「その他」と括られてしまう外国語に魅了された翻訳者の方々の人生に寄り添った、9つの人間ドラマが読ませる一冊。未開拓な世界を切り拓いていくみなさんの奮闘にマジに泣いてもうた。
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@LongSea
長瀬海
6 months
さっきの川副さんのnoteでも紹介してくださってましたけど、『群像』の連載には前回、加藤典洋さんがゼミ中にぶちぎれた話を書きました。僕が一年生のとき、あるテキストを読みながら学生のひとりが「あの戦争を終わらすためには原爆を落とされても仕方なかった」と言ったんですね。(→)
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@LongSea
長瀬海
5 years
東畑開人著『居るのはつらいよ』(医学書院)の書評を書きました。ケアの現場から見た「居る」ことの哲学。学術書でもあり、仕事の指南書でもあり、ノンフィクションでもある、とてもユニークな、でも多くのことを教えてくれる一冊です。>ふしぎの国で働くということ
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@LongSea
長瀬海
3 years
白饅頭のことを批判すると、通知欄が壊れるんじゃないかってくらいアンチフェミの人たちからリプライがくる。すげぇなこの世界。感情を無にするしかない。
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@LongSea
長瀬海
4 years
「東京人」2020年2月号が「アジア文学のいま。」と題した特集を組んでくださり、まるっと1ページ、ぼくのインタビューを載せていただきました! 「アジア文学の誘い」関連で、イベントに参加してくださったみなさんと一緒に気づいたアジアの小説の面白さについてお話ししてます。
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@LongSea
長瀬海
3 years
「週刊金曜日」(2021年4月23日号)に辛島デイヴィッド『文芸ピープル』(講談社)の書評を書きました。いま世界で日本文学がどう編まれ、訳され、読まれているのか。世界が日本文学に熱狂している様子を最高にクールな文体で綴った、その温度差が実に心地良い一冊です。
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@LongSea
長瀬海
8 months
浦和レッズに在籍して4年目のアレクサンダー・ショルツは小さい頃から本屋になりたかったくらい本を愛する選手。三島や川端を読破し、現代の日本文学も翻訳で読むほどの文学好き。わたし彼らにサッカーではなく、日本文学に関するインタビューがしたい。どこかでさせてくれないか。
@swe1707
H.Suzuki
8 months
浦和に加入したスウェーデン代表サミュエル・グスタフソンは、どうやら文学が好きな様子。「自分にとっての読書体験とは、本に没頭して、そのあと自分の中の何かが変わったと感じること」と語っています(昨年5月のインタビュー記事より)。
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@LongSea
長瀬海
5 years
アジア文学の誘い、次回はトルコ文学です! ノーベル賞作家オルハン・パムクとは一体何者なのか。新刊『赤い髪の女』(早川書房)から既刊作までを、翻訳者の宮下遼さんと一緒に語らい合います! 未読の方もぜひ!! 宮下遼さんのお話をお聞きできる希少な機会です!
@chekccori
CHEKCCORI
5 years
2/22(土)18時~「アジア文学の誘い」第11回はトルコ文学 ゲストは翻訳者でトルコ文学研究者、そして小説家でもある宮下遼さん。本作の魅力、そして著者オルハン・パムクとは何者なのかを伺います! 普段、関西にいらっしゃる宮下さんのお話を拝聴できる稀有な機会です。
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@LongSea
長瀬海
4 years
コロナ禍になって、あれも無駄だった、これも無駄だったと全ての「無駄」を削減していく風潮には抵抗を覚える。無駄を切り詰めて、あらゆる行動を合理化していく果てには、隙のない窒息社会が待ってる気がする。
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@LongSea
長瀬海
4 years
Fくんが最初に動いてくれなければ、番組はもちろん存在しませんでした。ほんとうに感謝します。Fくん、エフエム東京さん、ありがとう!! そしておめでとうございます!!番組は受賞を記念して明日、19時から再放送されるようです。もしよかったらお聞きください!!
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@LongSea
長瀬海
2 years
集英社クォータリー『kotoba』2022年秋号に「アジア文学と日本語の距離」という論考を執筆してます。アジア文学の翻訳家の方々へのメールインタビューを繋いでいくことで、アジア文学を翻訳で読むとなぜ近しく感じるのかという問いへの答えを炙り出すという僕のなかでは新しい批評を書いたつもりです。
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@LongSea
長瀬海
3 years
第1回みんなのつぶやき文学賞を見てくださったみなさん、票を投じてくださったみなさん、ほんとうありがとうございました!!!憧れのTwitter文学賞をこういう形で引き継げて良かった!!何よりこんなに素敵な順位で幸せです!!まだの方はぜひご覧ください!!
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@LongSea
長瀬海
3 years
突然の呪術廻戦で話題の『すばる』1月号に町屋良平『ほんのこども』(講談社)の書評を書いてます。信じられないくらい破格の小説で、めちゃくちゃ戸惑いました。ホロコーストの加害性とは何か、小説を書く「私」とは誰か、私小説とはなんなのか。思考水準の恐ろしく高い思弁小説で、凄じいんだ……。
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@LongSea
長瀬海
5 years
『すばる』八月号に加藤典洋氏の追悼文を書きました。僕にしか書けないことを書いたつもりです。読んでください。
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@LongSea
長瀬海
5 years
東浩紀さんのインタビュー、ネットに全文アップされましたー。「ゲンロン10」に書かれている文章は加藤典洋『敗戦後論』を東さんなりに引き継いだものであるとか、26年ぶりの「ソルジェニーツィン試論」であるとか、とても興味深いお話を掘り下げて伺っています。
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@LongSea
長瀬海
10 months
「AERA」(2023年11月20日号)の巻頭4ページの池上彰さん×斎藤幸平さんの対談の構成をしました。お二人には「ポリクライシス(複合危機)の時代とは何か」を巡って議論していただきました。世界の様相を的確に捉えながら、Z世代の新たな価値観に希望を見出すお二人の言葉が印象的です。通巻2000号記念!
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@LongSea
長瀬海
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「アジア文学の誘い」第6回目が9月18日に開催されます。今回はタイ文学の回ということで、課題図書はウティット・ヘーマムーン『プラータナー』(福冨渉 訳、河出書房新社)です。翻訳者の福冨渉さんが鹿児島から来てくださいます!現代のタイ文学事情について伺います。ぜひ!
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@LongSea
長瀬海
2 years
「週刊金曜日」2022年10月21日号に米本浩二『水俣病闘争史』(河出書房新社)の書評を書きました。わずか232ページなのですが、水俣病の闘いに関するすべてが詰まっためちゃくちゃ稠密で濃い一冊なんです。石牟礼道子らが率いた運動の呼吸、息づかい、躍動感を見事に再演した読み応え抜群の作品。
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@LongSea
長瀬海
5 years
箕輪厚介がハヤカワの塩澤さんに謝罪のメールを送ったというのを流れてきた宇野常寛のツイートで知る。
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@LongSea
長瀬海
4 months
『新潮』6月号の創刊120周年を記念した、小山田浩子さん×滝口悠生さん×上田岳弘さんによる鼎談「新潮新人賞から十年」。こちらの構成を担当しました。この10年を振り返り、三人でデビュー作と転換点となった作品を読み直すという企画です。それぞれの小説の原風景が語られていて、後半では(→)
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@LongSea
長瀬海
6 years
【ご報告】この度「週刊読書人」で文芸時評の連載を任せていただくことになりました。長い歴史のある媒体の、重要なポジションに立つには役不足かもしれませんが、物怖じせずに変に肩肘張らずにやっていこうと思います。毎月最初の号(1月のみ12月28日発売号)に掲載されます。よろしくお願いします。
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@LongSea
長瀬海
6 years
本日発売の「週刊 読書人」に長瀬の文芸時評第一回が掲載されています。四つの文芸誌を文字通りハジからハジまでじっくり読むのは初めてだったので、とても良い経験になりました。これから長いマラソンになると思いますが、お付き合いいただければと思います。
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@LongSea
長瀬海
4 years
「週刊読書人」(2020年9月25日号)にミン・ジン・リー『パチンコ』(池田真紀子訳、文藝春秋)の書評を執筆しました。差別感情をくぐりながら、戦中・戦後を駆け抜ける在日コリアンの4代に渉る生のリレー。米国ベストセラーも納得の傑作です。あちこちで亀裂の走る世界が求める物語がここにあります。
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@LongSea
長瀬海
3 years
一日遅れですが、あけましておめでとうございます。今年の目標は韓国語を習得することです! 目標はTOPIKⅡの3級!! がんばる!!
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@LongSea
長瀬海
2 years
アルクから出てる「ENGLISH JOURNAL」に翻訳者の有好宏文さんと樋口武志さんが、英語圏の未邦訳作品の書評を連載されてるんですけどめっちゃ面白い。リヴァース・ソロモンの人魚SF(アフロフューチャリズムのカノン!)やオートフィクションだったり。はあー、勉強になる。ガイブン好き必読では!?
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@LongSea
長瀬海
5 years
次回のアジア文学の誘いの告知です。取り上げるのは台湾文学の甘耀明『冬将軍が来た夏』(白水社)。なんと、ゲストに小説家の李琴峰さんがいらしてくださいます! 台湾の社会を写し取った同書はもちろん、現代台湾文学事情についてもお聞きします。11月13日(水)19時から!
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@LongSea
長瀬海
5 years
ちょっと先ですがアジア文学の誘い@チェッコリ(5月)の予約が始まりました!課題図書はチョン・セラン『フィフティ・ピープル』(亜紀書房)。日時は5月8日19時から。そして今回ゲストに『フィフティ・ピープル』の訳者、斎藤真理子さんが来てくださいます!予約はこちらから
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@LongSea
長瀬海
3 years
今月号の『すばる』に掲載されてる平野啓一郎さんと小川公代さんの対談の構成を担当したんですけど、平野さんの読者は必読ですよ。小川公代さんの平野啓一郎論が信じられないくらい鋭利だから。将来、平野啓一郎研究する人も必携の対談だと思います。本心、ギグエコノミー、カッコいいがキーワード。
@subaru_henshubu
集英社 すばる編集部
3 years
対談/平野啓一郎+小川公代「「本心」とは何なのか?」。コロナ禍で可視化されてきている格差や差別の問題を先鋭的に扱った平野氏の『本心』を軸に、社会で共有すべき課題と、小説の可能性について読み解く。8/20の豊田市中央図書館主催のオンラインイベントを載録。#すばる12月号
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@LongSea
長瀬海
10 months
高校生向けにアジアの小説をおすすめする『英語教育』の連載「アジア文学への招待」。12月号では残雪『黄泥街』(近藤直子訳、白水社)を取り上げました。高校に、残雪!?って思うかもしれませんが、書評では「残雪はわからない」ということを堂々と書かせていただきました。(→)
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@LongSea
長瀬海
4 months
チベットの女性作家、ツェリン・ヤンキーが書いた長編小説『花と夢』(星泉訳、春秋社)が素晴らしく凄まじい。どこかで読書会をやりたい。やらせてほしい。
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@LongSea
長瀬海
2 months
佐野海舟、海外移籍を前にして「もったいない」とかそういうコメントはやめようよ。逃したものの大きさよりも、犯した罪の大きさの方がはるかに重要でしょう。これはスキャンダルじゃなくて、刑事事件なんだから。
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@LongSea
長瀬海
3 years
ひたすらアジアの文学だけを紹介してしていく連載がやりたい。
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@LongSea
長瀬海
3 years
彼の差別感情は非婚社会を解決するには女性の地位向上を抑制すべきという発言とかに認められると思います。(リンクは貼りません。)そういうのは調べればたくさん出てくる。でも僕が一番問題だと思う彼の差別行動はこの画像みたいなやつです。
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@LongSea
長瀬海
5 years
明日発売の「週刊読書人」に荒木優太編著『在野研究ビギナーズ』(明石書店)の書評を書きました。なんだか、最近、人生、心細くなるときがあります。そういう時、この本のことが頭に浮かびます。研究者の孤独を孤立させない。そのための一冊です。(できれば拙文を読んで)本書を手に取ってください。
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@LongSea
長瀬海
6 years
いつもはTwitterのなかに在住されている深緑野分さんが登場ですよ!!! #Twitter 文学賞
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@LongSea
長瀬海
5 years
ただの悪質クレーマーじゃねえかよ……。政治的主張もないし、いつのまにかクレーマーが政界進出できる国になったんだ、日本は。
@chidaisan
選挙ウォッチャーちだい
5 years
とうとう立花孝志が、マツコ・デラックスさんの出演する「5時に夢中」のスポンサーの不買運動を呼びかけ、「崎陽軒は買うな!」と言い出した。こいつ、NHKをぶっ壊す前に「崎陽軒」をぶっ壊すつもりだ。たかだか苦言を呈されただけで、どうして「崎陽軒」を壊されないといけないのだ。ふざけるな!
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@LongSea
長瀬海
2 years
「週刊金曜日」(2022年6月3日号)にファン・ジョンウン『年年歳歳』(斎藤真理子訳)の書評を書きました。戦後の女性に対する抑圧の時代を耐え抜いた母と、娘。異なる時代を生きる彼女たちを通して作者が見せるのは、家父長制のグロテスクな姿です。ファン・ジョンウンの筆力、やはり凄まじい。
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