夏目漱石と春陽堂との関係は深く、長い。春陽堂ぬきにして、漱石は語れない。では、漱石が小説家デビューした頃に時間をさかのぼると、春陽堂の存在はどのように見えてくるだろうか。当連載『夏目漱石と春陽堂』全5回でその関係性と漱石の装幀へのこだわりを探る。第1回は「猫が猫を叱る──文芸雑誌『新小説』と漱石との出会い」。

春陽堂書店より2020年４月に刊行されて以降、大いに注目を集めている本書の増刷を記念して、本書でも巻頭インタビューで鏡花を語って下さった作家・京極夏彦さんと、編者・東雅夫さんの対談が実現しました。『怪談会』という本の謎について、いまなお読者を惹きつける泉鏡花の魅力について語り合っていただきました。

大正時代を代表する文豪・芥川龍之介は、春陽堂の文芸雑誌『新小説』に25編もの小説・随筆を寄稿し、一時、『新小説』の編集顧問も務め、春陽堂との縁は非常に深いものがありました。芥川と春陽堂のかかわりを、作家としての軌跡を辿りつつ研究者・乾英治郎さんが解説します。 第1回は「新星、文壇に登場す――芥川龍之介と『新小説』」。

弊社、春陽堂書店HPの連載「本と人と街をつなぐ　明日へ続く本屋のカタチ」にてご紹介した個性的な“独立系”書店様の場所を地図上にマッピングしました。本屋さん巡りの際にどうぞご利用ください。 【連載一覧】 https://www.shunyodo.co.jp/blog/category/%e6%9c%aa%e6%9d%a5%e3%81%b8%e3%81%a4%e3%82%80%e3%81%90/...

他ショップでのご購入 ■ Amazon ■ 楽天ブックス 電子版のご案内 商品について 今まで誰もその存在を知らなかった未発表原稿を安吾研究者と編集者によって発見！ 新発見原稿『残酷な遊戯』を中心に、書籍での入手困難な『花妖』などを集めた短編集を刊行！ 目次 本文より 著者紹介 坂口安吾 新潟市生まれ。1919（大正8）年県立新潟中学校に入学。1922年、東京の私立豊山中学校に編入。1926...

夏目漱石と春陽堂との関係は深く、長い。春陽堂ぬきにして、漱石は語れない。では、漱石が小説家デビューした頃に時間をさかのぼると、春陽堂の存在はどのように見えてくるだろうか。当連載『夏目漱石と春陽堂』に連動して、漱石の死後1917年1月2日刊行の雑誌『新小説』に掲載された泉鏡花の談話「夏目さん」を全文公開いたします。

　今年12月で没後40年を迎える作家、横溝正史（1902～81年）の時代小説「人形佐七捕物帳」の長編化を構想していたとみられる資料が見つかった。同作の全180話を発表順に収録した全集『完本　人形佐七捕物帳』（春陽堂書店）の最終巻となる第10巻で紹介されている。

本の浪漫主義文学、幻想文学を代表する作家・泉鏡花。師である尾崎紅葉の紹介をきっかけに春陽堂で書籍を刊行し、やがて社員として雑誌「新小説」の編集などにも携わるようになりました。 本連載では、泉鏡花と春陽堂書店の関係を、そして〝鏡花本〟とよばれる装幀と挿絵の美しい書籍の紹介、絵師たちとの関わりを紹介していきます。

電子版のご案内 商品について 『男の子のしつけに悩んだら読む本』（すばる舎様）の著者、原坂一郎氏の最新刊！ “子育てで大切なのは笑顔“…ですが、わかってはいてもなかなかできないのが子育て。笑顔は勝手にやってくるわけではありません。そこで、そんな悩みを解決する「笑顔の法則30」を本書では四コマ漫画もまじえてご紹介。時間も手間も、お金もかからず簡単にできるものばかりです。 その他… ●“しつけ”...

評論家で坂口安吾研究者でもある七北数人さんによるオリジナル小説連載が始まりました。 「堕落論」「白痴」で有名な坂口安吾が、まだ坂口炳五だった時代――幼少期から中学卒業までを描きます。新事実も掘り起こしつつ、空想をふくらませて、胸躍る少年世界を描いていきます。夢に生きる自分を、子供たちは皆、夢みているものでしょう。

電子版のご案内 商品について 小栗虫太郎生誕120年、歿後75年記念出版　 大東亜共栄圏構想を掲げていた昭和16年、太平洋戦争前夜の厳しい言論統制下で 連載されていた小栗虫太郎の長編小説発見！　80年の時を経て初刊行！！ 小栗虫太郎は、雑誌『新青年』でデビュー。『黒死館殺人事件』によって当時の探偵文壇に確固たる地位を築き、現在も『ドグラ・マグラ』『虚無への供物』と並ぶ三大奇書と称されている。...

電子版のご案内 ■ Amazon Kindleストア ■ 楽天koboイーブックストア ■ 紀伊國屋書店 Kinoppy ■ 電子書籍ストア BookLive 商品について 安吾の「本当の凄さ」は歴史小説にあるー。 全３巻好評発売中！（解説・七北数人） ■第二巻『信長』 https://www.shunyodo.co.jp/shopdetail/000000000641/ ■第三巻『真書太閤記』...

本の浪漫主義文学、幻想文学を代表する作家・泉鏡花。師である尾崎紅葉の紹介をきっかけに春陽堂で書籍を刊行し、やがて社員として雑誌「新小説」の編集などにも携わるようになりました。 本連載では、泉鏡花と春陽堂書店の関係を、そして〝鏡花本〟とよばれる装幀と挿絵の美しい書籍の紹介、絵師たちとの関わりを紹介していきます。

電子版のご案内 商品について 空前の怪談会ブームのいま、よみがえる大いなる原点の書！ アニメや舞台化でも話題を呼ぶ、不朽の文豪・泉鏡花。彼が関わった春陽堂系の三大「怪談会」を、初出時の紙面を復刻することで完全再現。巻頭には、鏡花文学や怪談会に造詣の深い京極夏彦氏のインタビューも掲載。令和のおばけずき読者、待望かつ必見の一冊！ ＊　＊　＊　＊　＊　 ［怪談会とは］ 大の「おばけずき」でもあった...

試し読み 試し読みはこちら 他ショップでのご購入 ・ Amazon ・ 楽天ブックス ・ 紀伊國屋書店ウェブストア 電子版のご案内 商品について 大正八年八月に春陽堂から水島爾保布の装画二十点余りに飾られ、大型本として刊行、 乱歩や横溝が心酔した谷崎の初期小説二編が百年の時を経て豪華装丁で完全復刻！ 目次 本文より 著者紹介 谷崎潤一郎（タニザキジュンイチロウ）（著/文） 谷崎潤一郎（たにざ...

漂泊の俳人・種田山頭火の書籍を多く刊行してきた株式会社春陽堂書店の創業140年の記念事業として、2018年「種田山頭火賞」は創設されました。自然に親しみ酒を愛し、自分の理想を求めて行きつ戻りつしながら信念を貫いた山頭火の生きざまを彷彿とさせる人を現代に探し顕彰することが本賞、第五回受賞者はロバート キャンベルさんです。

夏目漱石と春陽堂との関係は深く、長い。春陽堂ぬきにして、漱石は語れない。では、漱石が小説家デビューした頃に時間をさかのぼると、春陽堂の存在はどのように見えてくるだろうか。当連載『夏目漱石と春陽堂』全5回でその関係性と漱石の装幀へのこだわりを探る。第1回は「猫が猫を叱る──文芸雑誌『新小説』と漱石との出会い」。

漱石研究者、服部徹也さんによる新連載『夏目漱石と春陽堂』開始を記念し、日本近代文学の研究者であり、また秀明大学学長でもある“初版道”川島幸希さんにお話を伺いました。Twitter（現・X）を始めた経緯から夏目漱石が春陽堂から刊行した書籍のこだわりぬいた美しさに至るまで、春陽堂と夏目漱石の関わりを振り返ります。