がつつさん
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イ・ブルの《秘密を共有するもの》とは、私が見る限り「嘔吐する犬」だ。嘔吐は生理的な拒絶反応であり、その理由は秘匿されている。なぜなら生理的反応は、自らの実存に結びつくからなのではないかと思う。その実存の秘密を、偶然共有するものがこの世には確かに存在する。
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そして食事への生理的拒絶といえば、岡本かの子の短編「鮨」だ。しかし彼女の筆致では、生理的拒絶を経由した感性が、驚くほど美しく食を描き出すから、ため息が出る。
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この度、『針葉樹林』が第71回H氏賞を受賞いたしました。大変光栄です。批評をしてくださったり、文学の話をしたり、刺激を与え合うことができるみなさんのおかげと感じます。ありがとうございます。これからも文学の勉強を頑張ります。
【速報】第71回Ｈ氏賞 石松佳詩集『針葉樹林』（思潮社）
第39回現代詩人賞 鈴木ユリイカ詩集『サイードから風が吹いてくると』（書肆侃侃房）に決定！
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この度、第57回福岡県詩人賞を受賞しました。冷泉詩話会、読詩会、福岡詩話会などで出会った方々のおかげで詩作を続けられている人間として、大変光栄であり、嬉しく思います。この場を借りて感謝申し上げます。
✳︎針葉樹林
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第57回現代詩手帖賞をいただきました。ただ、ただ驚くばかりです。これからも文学を頑張ってゆきたいと思っています。
第57回現代詩手帖賞が決定しました。
受賞者
石松佳（いしまつ・けい）
柳本々々（やぎもと・もともと）
選考委員は松下育男さん、須永紀子さんのお二人です。
選考経過は4月27日発売予定の「現代詩手帖」5月号に掲載します。
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第26回中原中也賞、『針葉樹林』を最終候補に選んでいただきました。力足りず受賞には至りませんでしたが、（飲んでるからか）何か不思議な充実感に包まれています。受賞者の小島日和さん（『水際』七月堂）、おめでとうございます。僕もこれから文学の勉強を頑張ります！✏️
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福岡市文化賞を受けました。これからも愚直に文学の勉強を頑張り、文化芸術に心を砕いていきたいと思います。
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この短歌、すごく好き。英訳すると、listen to（〜を聴く）とlean to（〜へ傾く）という、前置詞“to”の指向性（しかもその前置詞の目的語が不在！）の、本当に瞬間的な共通性が〈わたし〉と〈水仙〉を一瞬だけ巡る感覚がする。その媒介はむろん水（人間や植物の生理の媒介物）である。
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中学生の頃、冬の朝偶然川沿いを走る黒い馬を見た。幻想的であり、あまりに美しく不吉さすら感じた。なぜかその道に大きな魚の新鮮な死体も捨てられていて、この光景自体が神秘的というか、何か〈完全なもの〉を見てしまった、と思った。20年後、「絵の中の美濃吉」という詩にその馬を書いた。
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『現代詩手帖』2021.4月号の表紙扉で拙詩集のご紹介いただいております。おかげさまでこの度3刷を迎えることができ、うれしかったのか、著者の生霊と言いますか霊体が左の方にうっすらと写り込んでいるようです。ご一読いただけましたら幸いです。
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シンシアリー・ユアーズ、と書きペンを置く休日の夜を静かに閉じる
花瓶にも横顔があると言うひとの窓に向けたるよこがおのあり
都会的抒情はたとえば屋上であらたな階段に出会うこと
#名刺代わりの自選3首
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文藝春秋『文學界』2022.1月号〈巻頭表現〉に「葉」という作品を寄せています。素晴らしい写真は原田教正さん。お読みいただけましたら幸いです🍃🐕
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転職して4月から自治体の文化芸術振興の職に就いてます。今日、美術館で行った企画展のアーカイヴを見ていて、10年ほど前にイー・ブル展をやっていたことが判明。イー・ブルといえば、僕がたぶん20代の頃森美術館の高層階で見た《秘密を共有する���》という作品が印象に強く残っている。
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詩の存在理由は、僕はただ一つだと思っていて、それは人間の魂の瑞々しさを明証するため。それは非常に儚いものだけど、それがないとこの世界は崩壊するのだと思う。
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思潮社『現代詩手帖』2022.10月号
松下育男さん『これから詩を読み、書くひとのための詩の教室』について拙文を寄せております。ご一読いただけましたら幸いです。
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Sister on a Water
vol.5
特集 竹中優子
竹中さんの詩について寄せています。夏野雨さんの詩論、そして喜多昭夫さんはじめ多くの方の竹中さん評を頷きながら読んでいます。竹中さんのご作品もあり、楽しめると思いますので、ぜひお読みください。
✳︎竹中優子の詩における〈笑い〉について
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福岡市文学館「文学館倶楽部」No.37
インタビュー欄に掲載いただきました。
本号の特集は文筆家伊藤野枝。
ぜひお読みください✏️📖
また、福岡の文学の情報に興味があれば福岡市文学館や福岡市総合図書館にもぜひ足をお運びください🌊🚌📚
図書館は福岡タワー🗼、海、西新商店街が近いです！
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思潮社『現代詩手帖』2022.12月号
「ヨルエ」という奇妙な作品と、井戸川射子さんの素晴らしい御詩集『遠景』についての文を寄せています。ご一読いただけましたら幸いです。
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思潮社『現代詩手帖』2021.5月号
作品を寄せています。また、対談において高橋睦郎さんにも触れていただき、とても驚いております。うれしかったのか、著者の霊体は前回よりも濃く写り込んでいます。ご一読いただけましたら幸いです。
✳︎空について
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松下育男さん☕️「Zoomによる詩の教室」に参加いたしました。とても楽しく、時間がすぐに過ぎたと感じるほどでした📚
また、後半の皆さんの詩を読む席にもお邪魔いたしました。合評の場が好きな人間として、皆さんの素敵な詩を読むことができて本当に幸福でした📝
ありがとうございました🙇♂️☕️📗
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私事ですが、今年から北九州市立文学館に「北九州ゆかりの作家」として展示いただいています。北九州市は濃密な学生時代を過ごした大切な街で、これで１ミリくらいは貢献できたのかな……と✏️
北九州市立文学館はとても素敵な施設なので、是非お立ち寄りください📚✒️📃
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昔、職場のつまんない飲み会で黙って過ごしてたら帰り際同期から「今日は急に思想家の名前とか言い出さなかったからえらかったね」と言われたことがある。
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『アメリカ現代詩入門 エズラ・パウンドからボブ・ディランまで』原成吉（勉誠出版）
外国語に、外国の詩に触れるととても刺激を受けます。その理由は、詩自体に異言性があるからかもしれないな、とたまに思います。本著はモダニズム（パウンド）からボブ・ディランまで丁寧に展開されています。是非
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良い詩を読んでどきどきしている。
ディラン・トマスは、「良い詩は現実に貢献する。良い詩が加わった世界はこれまでと同じではない。」と言っていた。
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韓国の素晴らしい詩人パク・ジュンさんと対談します。
他者と、そして自分との邂逅と離別を受け入れざるを得ない人生に、詩の言葉はどう寄り添い、そして訣別するのか。
全てのものたちに「アンニョン」（安寧）を。
パク・ジュン『泣いたって変わることは何もないだろうけれど』（趙倫子訳）クオン
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フリーペーパー「紙で会うポエトリー2024」
（坂多瑩子/谷口鳥子/和田まさ子 詩のフリーペーパー編集室）
作品���寄せています。
紙を展開しながら色々な詩が目に入ってくる楽しいものとなっています。デザインも春っぽい🍀
ぜひご一読ください。
✳︎血圧が低い兎たちのソナタ
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思潮社「現代詩手帖」2019.5月号
掲載の機会をいただきました。ご一読いただけましたら幸いです。わたしの中で、忘れられない1年間となりました。本当にありがとうございました。
✳︎telephone
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本日は、第29回中原中也賞を受賞された佐藤文香さん（『渡す手』）と福岡県久留米市で俳句や詩の話をいたします。本当におめでたい。この場に立ち会えてうれしく光栄です。楽しくお話ができればと思います。
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店主の龍國さんが丁寧に解説してくれた。現代では過剰にひた隠しにされている〈死〉は、100年前だと過剰に人の目に曝されていたんだなあと興味深く思った。書誌ゲンシシャは〈生・エロス〉と〈死・タナトス〉の中間にある得意な場だ。龍國さんと英国ロマン派の話をちらっとできてうれしかった。
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日本現代詩人会HPにて受賞のことばを掲載いただいております。
我ながら変なことを書いてるなあ、と思っています。
ご一読いただけましたら幸いです。
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「ある本を読んでいるとき、興味がもてないからではなく、むしろ逆に、おもいつきや刺激や連想の波が押し寄せてきて、読書のとちゅうでたえず立ち止まる、というようなことが、かつてなかったであろうか？一言で言えば、顔を上げながら読むというようなことがなかったであろうか？」
ロラン・バルト
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思潮社『現代詩手帖』2023.7月号
「夏の作品特集 幻想とポエジー」にユリス・モイズマンの新作を寄せています。ご一読いただけましたら幸いです⌚☀️️🐎✨🪼🪼
✳︎腕時計の競走馬たち
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2011年に亡くなった鍋島幹夫さんの第四となる詩集『帰りたい庭』が書肆侃侃房さんのもとで刊行されました。葉っぱ、人間、鳥、雪などの万象が儚く流転する〈この世〉を考えざるをえません。
是非お読みください。
私は栞文を寄せていますので、よければそちらも。
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解像度の高い世界は本当に辛いものだけど、やはり詩は解像度を上げないと、〈付近〉を回復してゆかないといけないな、と思う。抽象的なものを具体的に、観念的なものを現実的に、という意味ではなく、抽象性や観念性を保ちながら、解像度を上げてゆく。
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福岡シンポジウム「交差する短歌と詩」（機会詩を語る
とても刺激的な会でした。加藤治郎さんのお言葉に、私も勇気をもらいました。
「（言語化することが難しい）事件を一生懸命歌おうとしたときに修辞が生まれた」という趣旨のご発言は、言語表現に携わる者としてこれからも考えてゆきたい✏️🐔🍚
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今日、学芸員の方とお話ししたのだけど、カプーアは現代、ではなくて、現在を批評的に見ている。この作品を真横から見ると、ブランクーシの《鳥》を傾けた形になるという発見を促す。正面と真横、立体と平面など、わたしたちの動きに伴って見えてくる諸相そのものを批評しているのだ。
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多部未華子さん、お誕生日おめでとうございます🎊🎈🎂🎁🍾
ご健康と益々のご活躍を祈念いたします。
#多部未華子誕生祭2021
#半チャーハンはいかんなぁ
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ものすごく切ない夢を見て起きた。私であるということは〈他者の生を生きる・体験してみる〉という可能性を初めから喪失しているのだなあ、と思って、夢の中で古着を買った。
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（文学は）「世にも美しい文章や、心をとろかすような魅惑に満ちた描写を通して、この人生には何もなく人間性の底には救いがたい悪がひそんでいることを教えてくれるのである。」
三島由紀夫のこの言葉（僕はこの認識が大好きなのだけど）を今日はずっと考えている。
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千葉雅也さんの作品論に頷く。クンデラが「作品は作者より少しだけ賢い」と言ってたことを思い出すなど。統制下に置こうとするとだめになっちゃうんだよなあ。
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北九州市立文学館 常設展
北九州にゆかりのある現代の作家として、大変恐縮ながら加えていただけることとなりました。パネル展示は本日から始まります。
北九州詩人会議でも触れましたが、とても素晴らしい文学館なので皆さんに是非訪れてほしいと思います。紫川沿いというロケーションも最高です📚
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昨日はずっと憧れておりお会いしたかった詩人の望月遊馬さんと博多の町を散策、船にも乗れて楽しかったな。望月さんはとてもお優しく聡明な方だった…..
夢だったのではないかと思うほど幸せな、充実した時間でした。
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オーシャン・ヴオンの優れた詩「移民俳文」を再読してため息をついている。これを小磯洋光さんの訳で読めて幸せだ。
「あなたがどうしても何か知りたいなら教えるけど、最も過酷なつとめは、一度の生涯を送ること。」
10月、仕事だったけど彼が生まれたホーチミンの空気を吸えたことは僥倖だった。
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だが季節は挑まれなければならない、さもなければ季節は、死のように規則正しくわれわれが星を鳴らす時鐘へとよろめき入る
ディラン・トマス「夏の少年たち」
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タルコフスキーの『ストーカー』のポスター、最高。こういうの書きたい、こういうの。
'Stalker' (1979) Andrei Tarkovsky.
Art by Tony Stella
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和田まさ子さんの個人詩誌『地上十センチ』に参加いたしました。大変光栄です。わたしは抽象画家ユリス・モイズマンの詩を寄せています。ご一読いだだけましたら幸いです。
✳︎opus
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石原吉郎「自転車にのるクラリモンド」にあるのは、当然さへの怒りかもしれない。
その〈当然さ〉とは、「あるべきところにあるべきものがある」トポス（場所・位置）として表象される。
自転車にのるクラリモンドの
自転車のうえのクラリモンド
幸福なクラリモンドの
幸福のなかのクラリモンド
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詩の最大のテーマはやはり永遠とは何か、有限とは何か、つまり、〈この世〉に生きるという、永遠と有限のこの矛盾を生きるとは一体何か、ということなのかもしれない。詩人サン＝ジョン・ペルスの60年以上前の言葉「現代人の悩みは、有限と無限の隔たりが日増し遠ざかりゆくところにあり」を思い返す。
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よく、「がつつさんの詩集🌲を読んだけど全くわからなかった」と言われるけど（それ自体は全く悪いことではない）、「ﾊﾊ、気持ちの悪いギターだと思ってください」と答えている。自己肯定という意味ではなく、それでいいのだ。ｼｪｰ。
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今年40歳になる。少しばかりの疲労と毒、そして深い厭世観と翳を漂わせてからが中年ってものなんだと自分に言い聞かせる。
院生の頃、ホイジンガの『中世の秋』の英題The Waning of the Middle Agesを「中年の秋」と訳した学部生がいたけど、今になってそれいい言葉やなあ、と。俺は何を言ってんだ。
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雨が降る夕方、紫陽花散策した。紫陽花は早くも崩壊の兆しを見せていたけど、とってもよかった。学名Hydrangea は訳したら「水の器」とのこと。花の一つ一つが無意味なのがとにかくいい。
なんだか井上陽水の「Make-up Shadow」が似合う夕方だった。
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思潮社『現代詩手帖』2021.10月号
特集「定型と／の自由」に呼んでいただき、影響を受けた2010年代の歌集について奇妙な文章を寄せました。ご一読いただけましたら幸いです。
定型の特集はこれからも定期的に読みたいなあ。と思います!
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「現代詩手帖」2018.7月号〈新人作品〉入選しました。
実は投稿をやめようと思って、6月号には出すのをお休みしたのですが、もう少しだけ頑張ろうと思い、先月送ったものです。
ご一読いただけましたら幸いです。
✳︎田園
✳︎swimming school（佳作）
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（ほんとうの文学は）「世にも美しい文章や、心をとろかすような魅惑に満ちた描写を通して、この人生には何もなく人間性の底には救いがたい悪がひそんでいることを教えてくれるのである。」
三島由紀夫のこの認識、好き。
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「詩は表現ではない」という入沢康夫のテーゼがある。元の文脈からは逸れるけど、わたしは自然を見るとき、エレメンタルなものを考えるとき、この言葉を少し変えて諳んじるのがとても好きだ。すなわち、「火は表現ではない」「水は表現ではない」「風は表現ではない」と。
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今朝見た夢は、以前一度見たことがあるものだった。それが絶対に実現しないにも関わらず、本当に昔体験したことがあるかのような感覚。とても切ないのだけど、こういう、感覚だけの（実体験を伴わない）記憶みたいなもの、大切にしたい。クンデラだったか、抒情の真髄は未経験の真髄だって言ったのは。
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今日は福岡県詩人賞授賞式で、受賞者（夏野さん）の紹介スピーチをいたしました。
受賞者のサラ・カイリイさん、夏野雨さん、おめでとうございます。
これは飲まねえとな、と今に至ります。
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思潮社『現代詩手帖』2024.7月号 特集「散文詩の自由」を興味深く読む。（ベルトラン以降の？）「散文詩」という詩の書き方についてはいつか深く考えたいもの。
また、藤本哲明さんの論考「散文という形式で耐えているもの」で拙詩集が触れられており、大変��りがたかったです。
ぜひご一読ください📚
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文学をやることが、真面目とか、真摯に向き合ってる、とか、そういうのはなんかいやだな。わたし、モラルとか誠実とかが苦手......。文学なんて飲酒みたいなもので、ある意味病気で、世間様から後ろ指さされるものとして、ろくでもないから好きなのにな。
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14年前に、裁縫をしてみたくなって、余ったフェルト生地を恵んでもらって自作した三角おばけ。余ったもので何か作る、もちろん立派なのは作れないけど、こういう作業好きだったなあ。今の料理好きに繋がるのかも。
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今日症状が軽快しましたが、4日にコロナ（2回目）陽性と診断されました。今回は不思議と咳は出ず、喉（鼻の奥）の痛みと37〜39度の熱がずっと続く感じでした。インフルエンザかと思ってた。医師によると、どちらも流行しているようなので皆さんもお気をつけください👨⚕️
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