@EnnosukeIII
三代目市川猿之助(二代目猿翁)の言葉を気まぐれにつぶやきます。四代目をはじめ澤瀉屋関連のコメントも。 ※あくまで非公式・非公認です。出典を明記するよう心がけます。敬称は略します。
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※この記録は、あくまでも私の個人的な記憶と、感じ方に基づくものです。 格式から言えば、猿之助という名は、父が名乗り弟さんが継いだ、市川段四郎の名より下なのだそうだ。 でも、師は、祖父である二代目猿之助を敬愛し、その名に憧れていたという。 いつだったか、軽井沢にあった資料倉庫を案内して貰った。そこには古いアルバムなども整頓して、保管してあった。 師は記録魔で、かなり詳細な日記などもたくさん残し...
九月十三日、逝去された大切な師・三代目猿之助=猿翁さんのことを書き残しておこうと思う。(あくまでも私的な覚書なので、記録が正確でない場合も多々あると思う。とりあえず思いつくまま書いて、正確なことが分かったらその都度に訂正してゆく。今は思いのままに書く) 2003年の11月。博多座でご自身の演出した『西太后』の上演中、舌がもつれるようでセリフが明晰でなく、いつもの若旦那と様子が違うと周囲の人た...
スーパー歌舞伎の全盛時代。師は東京駅で、置き引きに遭った。大阪公演に向かう途中、さまざま大事な物の入っていたヴィトンのアタッシュケース。見るからにセレブなカバンで、その道のプロに目を付けられたのだろう。ふとした隙に、盗まれてしまった。 たしか報道はされなかったけど。 その時、師はパニックになり、叫んだ。「台本が!台本が!」 新幹線の中で、数か月ぶりに上演するスーパー歌舞伎のセリフをさらってい...
三代目・猿之助を語る時、その類まれなる芸術的な才能を抜きにしては、まったく的外れなものになる。芸能ゴシップとして、男女関係、家庭争議など、三代目の仕事をよく知らないお茶の間レベルで、歌舞伎俳優としての半生を語っても、それはほぼ無意味で、三代目・猿之助という人物には到底、近付けない。 例えば、藤間紫先生との絆も、その出会いから波乱万丈の不倫劇として面白おかしく伝えられているけれど、女性で唯一、...