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18作目。
「ハ○撮りをせがんでくるような変態で、
か弱いJKとの思い出の夏。」
"僕の青春のバイブル"
#中西アルノ
#賀喜遥香
#ただ願ってる
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どうもみなさん11作目です。
朝にパッと思いついたお話ですが、良かったら是非。
「美人なOLのお姉さんと一緒にアレを楽しんだ話」
#山下美月
#スイーツ嫌いのOLみたいと揶揄られた
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どうもみなさん10作目です。
短めですが、是非。
「彼を振り向かせるためならなんでもシちゃう幼なじみ」
#遠藤さくら
#賀喜遥香
#チョコミントにあいこーる青春
0
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どうもみなさん12作目です。
｢花嫁姿の彼女を見た瞬間、どうしても寝取りたいと思ってしまった｣
#久保史緒里
#山下美月
#恋愛なんてエンタメらしい
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どうもみなさん5作目です。
短編なのでフォロワー限定公開です。
「セフレが結婚するらしい」
#藤吉夏鈴
#愛を知らないのに愛してるだなんて
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どうもみなさん14作目です。
短編ですが、良かったら是非。
｢大人のキスをしてみたい｣
#筒井あやめ
#年上の彼は私に煙を吸わせてくれない
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19作目。61秒初の長編作品です。
超不定期投稿。
「2ちゃんねるで出会った女とオフ会したら、
とんでもないことになった話 -1- 」
#守屋麗奈
#お菓子で可笑しな彼女
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どうもみなさん13作目です。
「まるでお姫様のような女の子と夢みたいな恋をした」
#上村莉菜
#田村保乃
#タイタニックみたいな恋をした
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美青に相談事があると言われ、ド深夜に近くの公園まで赴くとそこには『また女子に告白された〜』と幸せな悩みに頭を抱える彼女の姿。『ねぇどうすれば同性にモテなくなる？』という美青の質問には｢いっそのこと彼氏作っちゃえ｣と投げやりに返答。すると『じゃあ私の彼氏とか、どう？』とマジ顔の君。
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彼女に初めて部屋に招待された。かなり緊張しながら美青の片付けを正座で待っていると、『これWiFiのパスワードね』と小さなメモ用紙を美青に渡された。『てか、うちのWiFi教えるの異性で
あんたが初めてだから…』と、部屋に異性を入れたのも僕が初めてだという事を遠回しに教えてくれる不器用彼女。
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カレーは辛口だし歯磨き粉はクリニカでお風呂の温度は42℃、これが今までのマイライフ。でも
ひかると同棲を始めてからは甘口、ピュオーラ、40℃の彼女に合わせるライフスタイル。最初の頃はちょっぴり苦労もしたけど、『どう？美味しくできてる…？』と微笑む君が目の前。同棲するってこーゆーこと。
0
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いつもは僕の方から「写真撮ろうよ」と瞳月を誘うけど、今日に限っては一切何も言わないという小さな意地悪を決行。映えスポットの前でモジモジする君vs「ほら次のとこ行こ？」と手を差し出す僕。互いに無言のままの睨み合いが五秒経過し、痺れを切らした君はこちらを睨んだまま、スマホを取り出した。
0
10
255
彼女いない歴＝年齢の恋愛に疎い僕でも流石に分かっているんだ。幾ら何でも観覧車の頂上で告白なんてキザすぎる。でも意を決した。「あんな、保乃のこと好きやねん」若干、震え声で。すると
『声が小さくて聞こえまへ〜ん。もういっぺん』と君は笑った。
あれ、大阪って告白の二度聞きは良いんだっけ？
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247
どうもみなさん3作目です。
昨日よりもかなり短めの作品です。
短めの作品はフォロワー限定公開に
しようかなと思ってますので、
良かったらフォローを是非。
｢いつまでも、セフレ。｣
#池田瑛紗
#行為中と風邪のときだけ優しいのね
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昨日、僕がクラスの野郎どもと熱く語り合ってた女子の好きな髪型の話。冗談半分で僕が言い放った一言、「やっぱ女子はツインテールっしょ」をどうやら真に受けたっぽい君。『え、あれ冗談だったの…？』と顔を赤らめて即座にヘアゴムを外そうとする。「ちょ待って！」やっぱ女子はツインテールかもな。
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文化祭当日、隣のクラスの小島さんと廊下でばったり遭遇。毎日寝る前にDMでやり取りしてる僕達だけど、学校で対面すると毎回お互いに照れて全く喋れない。けど今日の君は友達の陰に隠れながらも、『どう？似合ってるでしょ』と僕を揶揄う。よし、今夜のDMは「マジでメイド姿似合ってた」から始めよう。
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藤吉にトントンと肩を叩かれて『次、移動教室だよ』と優しい口調で起こされる。どうやら先程の授業の後半からぐっすり寝てしまっていたようだ。慌てて次の授業の準備をしようと僕が席を立つと、『ほら。もうあんたのロッカーから教科書とか出しといたから』と完全に僕のお世話係をしてくれている君。
朝、学校に到着して教室に向かっていると藤吉に呼び止められる。「なに？」と返すと、僕に寝癖がついている事を教えてくれた。そして『ちょっと待って、くしあるから』と胸ポケからくしを取り出して僕の髪を梳かし始めた。藤吉は人懐っこいし距離感が超近い。ちょ…こんな廊下のド真ん中で恥ずいって。
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228
三軒目のカラオケでオールをすることになったはいいものの、見事に睡魔に負けて、狭いソファでぎっちり寝ている仲間達。生き残っているのは普段話さない美羽先輩と僕の二人だけ。気まずい空気とDAMチャンネルのCMが流れる。そんな中、『外の空気吸いに行かない？』と僕を誘う先輩は何故か嬉しそうで。
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バイト先の石森先輩とお出かけ。冗談抜きに5秒に1回は振り返ってくる心配性の先輩。｢そんな簡単に逸れませんよ｣って言っても『君はすぐにどこか行っちゃいそうで不安なの！』と頬を膨らませる。それならばと僕は｢手でも繋ぎます？｣と先輩を揶揄う。すると先輩は小さな声で『…繋ぎたい』と答えた。
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初デートの最中に雨、ツイてない僕ら。雨宿りにカラオケ屋のまねきねこに入ったはいいものの、お互いに借りてきた猫状態。『適当に歌入れちゃうね』と端末を操作する君が最初に選んだ曲はLINEで君が設定しているBGM。緊張のせいか初っ端から音程を一音高く外す君が愛おしくて、やっぱり好きだなって。
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後輩の石森に告白され、彼女と付き合い始めて
今日で1週間が経つ訳だが、『まだ先輩とまともに目を合わせれません〜』なんて事を言ってくる。
そこで提案。お互いに掛声で目を合わせる練習。
「『せーのっ』」 『……っ！』
結果、1秒も経たずして石森に目を逸らされる
青春即落ち2コマ。
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僕の一世一代を賭けた告白をニヤけながら聞いてる先輩。『ふーん それでそれで？』と僕を散々煽った後、『そんなに私のことが好きなんだ？』と笑う。告白の返事はくれず、『1年のくせに屋上で告白なんて生意気じゃん』とだけ言い残し、僕を置き去っていく森田先輩に高校生活をめちゃくちゃにされたい。
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『なぁ数A教えてや』「嫌だ。自分で─」『皆にアレ言いふらそうかな』「教える。てか教えさせて」『良し』僕は天に弱みを握られていて、何かある度にこのように脅される。その弱みとは僕が幼い頃に天にしたプロポーズ。『でもさ』「ん？」『ほんまに結婚してもええんちゃう？』と君は振り返って笑う。
階段を下りていると天とすれ違う。『やっほ！』「声デカ」相変わらず元気な奴だ。『学校だとあんま会わへんな』「確かに」天とは幼馴染で家も近い。『今日の放課後は小学生ぶりにあんたの部屋行こかな〜』とわざと周りに聞こえるよう大きな声で言う天。「ちょ何言ってんだよ」『んー宣戦布告…的な？』
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顧問の急用により部活がなくなった事を知らせに2年の教室に行くと偶然、森田先輩とすれ違った。『部活オフになったの？』と先輩に話しかけられ、僕は「はい」と答える。すると『プリクラ撮りに行く？』意想外な一言。僕が戸惑ってる間、『うそぴょん~』と僕の頭をわしゃわしゃして去って行く先輩最高。
僕の一世一代を賭けた告白をニヤけながら聞いてる先輩。『ふーん それでそれで？』と僕を散々煽った後、『そんなに私のことが好きなんだ？』と笑う。告白の返事はくれず、『1年のくせに屋上で告白なんて生意気じゃん』とだけ言い残し、僕を置き去っていく森田先輩に高校生活をめちゃくちゃにされたい。
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椅子にかけてたはずのmyセーターが突如、行方不明に。「あれ。セーターどこやったかな…」と僕が嘆いていると藤吉がこっちを見てニヤニヤ。そんな藤吉の着ているワンサイズ大きめなセーターを見て僕は勘づく。「それ僕のだよね？」と彼女に聞いた瞬間、藤吉が逃走し、2人きり校内おにごっこの始まり。
藤吉にトントンと肩を叩かれて『次、移動教室だよ』と優しい口調で起こされる。どうやら先程の授業の後半からぐっすり寝てしまっていたようだ。慌てて次の授業の準備をしようと僕が席を立つと、『ほら。もうあんたのロッカーから教科書とか出しといたから』と完全に僕のお世話係をしてくれている君。
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いつも飲み会では部屋の隅で何かを頬張っている美羽先輩に今日は｢今から抜け出しません？｣なんて言葉を冗談で、いや半分本気で言ってみた。すると『いいよ。家まで送ってよ』と予想外の返答。｢マジっすか？｣と浮かれる僕に『でもケーキを食べ終わってからね』と大人の余裕を見せる美羽先輩が好き。
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日曜の朝、時刻はAM8:19。昨夜に何度も『8時起き厳守だよ』と釘を刺してきた瞳月さんが2度のスヌーズを経て、ただ今起床。そして目をぱちぱち、まだ夢の中なのか一点を見つめてる。そんな彼女に僕は思わず眉を釣り上げてしまうのだが、君の『おはよぉ〜』の一言で全てを許しちゃうチョロ彼氏代表の僕。
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階段を下りていると天とすれ違う。『やっほ！』「声デカ」相変わらず元気な奴だ。『学校だとあんま会わへんな』「確かに」天とは幼馴染で家も近い。『今日の放課後は小学生ぶりにあんたの部屋行こかな〜』とわざと周りに聞こえるよう大きな声で言う天。「ちょ何言ってんだよ」『んー宣戦布告…的な？』
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朝、学校に到着して教室に向かっていると藤吉に呼び止められる。「なに？」と返すと、僕に寝癖がついている事を教えてくれた。そして『ちょっと待って、くしあるから』と胸ポケからくしを取り出して僕の髪を梳かし始めた。藤吉は人懐っこいし距離感が超近い。ちょ…こんな廊下のド真ん中で恥ずいって。
「あとちょっとだから」って言ってるのに『待てない早く』とスクールバッグを肩にかけて僕が日誌を書き終えるのを急かしてくる夏鈴。今日はスタバの新作の発売日らしい。そんな急いでもスタバは逃げないし、そんなつぶらな瞳でこちらを見つめないでほしい。"待て"ができない わんちゃんみたいじゃん。
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『消しゴムありがとね』
「あ、ども」
『それと一つ忠告なんやけど、あんまり好きな人の名前が書いてある消しゴムをその本人に貸さん方がええと思うで』
小坂さんがニヤケながら小声でそう言ってきた。
「……！」
『まぁ前から知ってたけどな。あんた、授業中にジロジロなおのこと見すぎやねん』
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『今日さ、楽しそ〜に美羽と話してたよね』と
不機嫌そうな君。『あ、スマホ貸して』「え？
ちょっと！」僕のスマホを奪い取り何をするかと思えば、カシャ。ロック画面に自撮りを設定。「もしかして妬いてる？」って聞いても『アンタに彼女ができるのがムカつくだけ』の一点張り。いや妬いてんじゃん。
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他校の文化祭でばったり出会った。
「久保って乃木高だったんだ」『うん…』
君の告白を断った過去があるにも関わらず、
今目の前にいる君の姿に僕は心を奪われて
しまったみたいだ。
女子の数年の変化って恐ろしいものだと実感。
「この後時間ある…？」『少しだけなら…』
追われる恋から追う恋へ。
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登校中、後ろから『おはよー』と守屋さんが駆け寄ってきてくれたので僕も「おはよ守屋さん」と返すと何故か不機嫌そうな顔の君。思わず僕は「何かしちゃった？」と君に聞くと『いや〜？
ただね、れな達もう随分仲良くなったのにまだ名字呼びか〜って思っただけ』とあざとさMAXの"れな"。あー恥ずかし。
席替え。前の席はなんとクラスのマドンナ守屋さん。席を移動して早々、守屋さんが『よろしくね』と丁寧に挨拶をしてくれたので「こちらこそ」と返すと、『前から君とは仲良くなりたいって思ってたんだ〜』と守屋さんが照れ臭そうに微笑んだ。よし、この席のおかげで学校に行くモチベーションが超絶UP。
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ガイドマップ禁止。ネットで調べるの禁止。とにかく"行き当たりばったり"をテーマとした今回の無計画旅行。その道中に突然、天に「目を瞑ってほしい」というお願いをされた。僕はこんな公の場でまさか、なんて下心を抱きつつも天の言う通りに目を瞑る。…っておい、Googleマップ開こうとしてるやんけ。
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4限の化学は移動教室なので化学室へ移動していると前方に森田先輩の姿。先輩は僕を見つけるやいなや僕を廊下の端へ呼び出し『なんか最近モテてるらしいね』と圧をかけてきた。それに対し弁解しようと僕が頭を悩ませていると、『ま、私には関係ないけど』と少しだけ妬いてそうな森田先輩がやっぱ好き。
顧問の急用により部活がなくなった事を知らせに2年の教室に行くと偶然、森田先輩とすれ違った。『部活オフになったの？』と先輩に話しかけられ、僕は「はい」と答える。すると『プリクラ撮りに行く？』意想外な一言。僕が戸惑ってる間、『うそぴょん~』と僕の頭をわしゃわしゃして去って行く先輩最高。
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期末前、自習室に足を運ぶと机に突っ伏して寝ている田村の姿があった。田村の寝顔を見て改めて彼女の顔が整っていることに気づく。そんなことを考えていると急に田村の目が開いた。『実は…起きてんで』「うわ、びっくりした」『どう？寝顔可愛かった？』「ん〜中の上」『あ？』田村の肩パン確定演出。
遅刻ギリギリで教室までダッシュしている最中の廊下、同じ中学校だった田村に呼び止められると、とびっきりの笑顔で『朝からあんたのこと見るとなんか元気出るわ』と実質告白のようなセリフを言われる。それに対して僕は「そりゃ良かったよ」なんてスカした言葉を返すが、内心ドキドキが止まらない。
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夏休み、毎日のように��森先輩と夜更かしDM。
お風呂上がりで髪を乾かし中の先輩から『髪伸びたかも』という文章とともに送られてきた1枚の写真。可愛すぎて即スクショ案件。でもその直後、『スクショしたでしょ』って文章とともに送られてきた2枚目の写真。ぷく顔で怒ってる石森先輩も勿論スクショ。
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サッカー部の練習試合を田村が観に来てくれていた。試合後に『なかなかかっこよかったで』というお褒めの言葉と500mlのポカリを差し入れで貰った。田村はポカリ派なのかと思いつつ、『うちが今日来てあげたんやから、次はあんたが女バレの応援に来る番やからな〜』と無邪気に笑う田村を見て胸が踊る。
期末前、自習室に足を運ぶと机に突っ伏して寝ている田村の姿があった。田村の寝顔を見て改めて彼女の顔が整っていることに気づく。そんなことを考えていると急に田村の目が開いた。『実は…起きてんで』「うわ、びっくりした」『どう？寝顔可愛かった？』「ん〜中の上」『あ？』田村の肩パン確定演出。
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月1で行われるお互いのスマホチェック会。
七瀬がいつも通り布団にくるまって
僕のスマホを隅々までチェックする。
LINEのトーク履歴から連絡先まで。
大丈夫、僕は一途。
浮気などしない。
『なんやこれ…』
「え？」
『Googleの履歴や』
「あっ…」
『巨乳グラビア…』
「それは…えっと…」
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モーセの海割りの如く、廊下にいた生徒が両端に移動する。これは小林先輩が下級生の階の廊下を歩く時に起こる現象である。先輩は僕たち1年からは憧れの先輩として崇められていて熱狂的ファンもいるらしい。そんな彼女が僕の前で立ち止まった。『はっけーん。君がひかるのオキニね。少し付き合ってよ』
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明日で期末考査が終わるため、既に楽勝モードの美青選手。『10分だけ休憩〜』って言ってから、もう1時間近くTikTokを見ている君は自分に甘々。そんな君がSwitchに目をやり、『ねーねーマリカしよ』と僕に微笑みかけてきた。「もぉ〜1レースだけね」とシャーペンを置き、ノートを閉じる僕は彼女に甘々。
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校内を回り十分に楽しんだ僕が教室に戻るとそこにはなんと来客用の貸出衣装を着た森田先輩の姿。けれども先輩は僕と目が合うとすぐに制服に着替えて出て行ってしまった。でも後に友達から聞いた話によると先輩は僕が教室に戻るのをずっと黒猫姿で待っていてくれてたらしい。忠犬ならぬ忠猫な森田先輩。
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火曜の部活は地獄の外周デー。走っている最中、少し先に麗奈の姿を発見。格好つけようと麗奈の前だけペースを速めちゃう単純な僕。すれ違う時、僕に気づいた麗奈と目が合って、小さめなガッツポーズと共にが・ん・ば・れと口パクで言ってくれた。勿論、この日に自己最高記録が出たのは言うまでもない。
登校中、後ろから『おはよー』と守屋さんが駆け寄ってきてくれたので僕も「おはよ守屋さん」と返すと何故か不機嫌そうな顔の君。思わず僕は「何かしちゃった？」と君に聞くと『いや〜？
ただね、れな達もう随分仲良くなったのにまだ名字呼びか〜って思っただけ』とあざとさMAXの"れな"。あー恥ずかし。
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『あーあ。こんな可愛い女の子を
ソファで寝かすんだ…』
「自分で言うなよ。
てか俺がソファで寝るって」
『それは違う』
「なんでだよ」
『2人でぎゅっとなって、ベッドで寝れば
解決するんじゃ…ないの…』
小さな声で顔を真っ赤にしながら
そう伝えてくるあやめさん。愛おしさ満点。
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The令和のキラキラJKこと小島さんと帰りのバスがまさかの一緒。僕は平静を保ちつつもワインレッドの心、って少し昭和臭いか。教室で友達と燥ぐ君の姿とは対照的に静かにバスを待つ君の姿にギャップを感じる。やがて僕の存在に気づいて『あれ、同じバス？』から始まる明治のチョコ並みに甘い恋を希望。
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いつもより遅い時刻のバスに乗るとヘッドホンをつけた森田先輩が隣にやってきた。けども僕の事には気づいていない様子。僕の方から先輩に話しかけようか迷っている間に学校の最寄りのバス停に到着。バスが停まると先輩がこっちを向いて『あーあ。話しかけられるの待ってたのに』と僕を試していた先輩。
4限の化学は移動教室なので化学室へ移動していると前方に森田先輩の姿。先輩は僕を見つけるやいなや僕を廊下の端へ呼び出し『なんか最近モテてるらしいね』と圧をかけてきた。それに対し弁解しようと僕が頭を悩ませていると、『ま、私には関係ないけど』と少しだけ妬いてそうな森田先輩がやっぱ好き。
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文化祭。1-A組の出し物は黒猫メイドカフェ。藤吉に「意外とノリノリじゃん」と揶揄ったら、直ぐ様『違うから』と否定されてしまった。なので今度は「似合ってる」と褒めてみたら藤吉の口角が少し上がった。結局、この日は一日中照れくさそうにして1度も僕と目をまともに合わせてくれなかった黒猫藤吉。
椅子にかけてたはずのmyセーターが突如、行方不明に。「あれ。セーターどこやったかな…」と僕が嘆いていると藤吉がこっちを見てニヤニヤ。そんな藤吉の着ているワンサイズ大きめなセーターを見て僕は勘づく。「それ僕のだよね？」と彼女に聞いた瞬間、藤吉が逃走し、2人きり校内おにごっこの始まり。
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賑々しい繁華街のド真ん中で
一丁前に笑顔でキメてる彼女。
ラーメンの汁が服に跳ねちゃったり
靴擦れで足を痛めてしまったり
今日はなにかと不運続きの君だったけど
最後は笑顔でピース、安心した。
『最後に写真撮ってよ〜』
「はいチーズっ」
あっボケちゃってる…
今日は最後までツイてないね。
2
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彼女に頼んだデッサンモデル。『こんな感じで座ってればいい？』とキョトン顔の君を見ると、
美形の黄金比かよって思わずツッコミたくなる。
休日の昼過ぎ、『顔はもうできた？』「まだ！」
絵に描いたような微笑ましいやり取り。
顔は最後に描こうかな、
だって君と目が合うと僕が照れちゃうからね。
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結局、大園さんに引き止められてしまって、いつの間に何故か恋バナをすることに。『私の好きな人、絶対私の気持ちに気づいてくれないと思うんだよねぇ〜』と寂しげな表情で溜息をついた君と目が合う、すぐ逸らす、2秒後また目が合う。まさかとは思ったけど口には出さないでおいた。うん、まさか…ね。
大園さんに借りていた教科書を返しに隣のクラスへ足を運ぶとカーテン越しに人影が見えた。「大園さん、見えてるよ」『むむ、これは私の実体ではないぞ』「もう…。ここに教科書置いとくよ」と教室を出ようとすると、『ちょっと待ってよ〜』と急いでカーテンから出てくるキャラ設定ブレブレの大園さん。
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不安そうな表情、尚且つ小声で『どう？似おうてるかな？』と明らかに僕の褒め待ちの瞳月さん。「うん。似合ってるよ」と返しても、『あ、そう良かった』と反応は薄い。でも目を逸らして、口角が上がらないように我慢してるのがバレバレ。そんな君を見て、花火よりも五月蝿い僕の心拍音がドキドキ、と。
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席替え。前の席はなんとクラスのマドンナ守屋さん。席を移動して早々、守屋さんが『よろしくね』と丁寧に挨拶をしてくれたので「こちらこそ」と返すと、『前から君とは仲良くなりたいって思ってたんだ〜』と守屋さんが照れ臭そうに微笑んだ。よし、この席のおかげで学校に行くモチベーションが超絶UP。
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期末の合同赤点補習。1年の大教室に天の姿を見つけた。「天も赤点かよ」『もちろん』「何の教科？」『数A』「えっ？数Aは教えてあげたじゃん」『うるさ。てか課題やるとかダルいからさ、2人で抜け出さへん？』天が机に伏せた状態で僕にそう問いかける。幼馴染の天に不覚にもドキッとしてしまった瞬間。
月曜、4限終わりに天から"屋上前の階段集合"というLINEメッセージが1件。多少の不安を抱えながらも階段へ向かうと、『これから月曜のお昼はここで私と食べること。ええな？』「ちょ勝手に決めんなよ」『週始まりって憂鬱やんな？せやから私があんたとお昼食べたるわ』「いや僕は別に─」『はい決定〜』
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上靴をローファーに履き替え、色温度を外に合わせていると『どう？今日もいとちゃん可愛い〜？』とお調子者の彼女がフレームイン。本日の写真部の撮影課題は"大切にしたい物"。中庭の一本杉とか屋上からの風景とか色々撮ったんだけど僕が最終的に選んだ1枚。もう付き合ってるのが皆にバレてもいいや。
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放課後、1-Aにやってきた天が掃除当番の僕を待つ。「なぁ、せっかく黒板綺麗にしたのに落書きすんなよ」『まぁええやん』「ったく。てか何の用？」僕がそう聞くと急に手に持っていたチョークを置いてモジモジしだす天。そして、『んっとな。たまには幼馴染水入らずで帰ろ思うて』とはにかみ笑顔の君。
期末の合同赤点補習。1年の大教室に天の姿を見つけた。「天も赤点かよ」『もちろん』「何の教科？」『数A』「えっ？数Aは教えてあげたじゃん」『うるさ。てか課題やるとかダルいからさ、2人で抜け出さへん？』天が机に伏せた状態で僕にそう問いかける。幼馴染の天に不覚にもドキッとしてしまった瞬間。
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今冬に閉校する母校を彼女の玲と訪れた。高校時代、一度も接点が無かった僕たちなのに今こうやって校内を回りながら当時の武勇伝なんか語り合っちゃってる。つい、「あの頃から玲と付き合えてたらな〜」なんて言葉を漏らすと『私もいま同じこと考えてた』と君は笑う。青春が遅刻してやって来やがった。
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『朝から元気ないぞ〜』と僕の顔を覗き込む君。
その際に的野家の柔軟剤の匂いが潮風に運ばれて香った。そのせいで一瞬、頭がフリーズ。
けどすぐさま、「美青が元気ありすぎなんだよ」と言い返す。この先、"青春"という言葉を聞く度にコイツの事を思い出すんだろうなって、そんな事を思う今日この頃。
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文化祭の打ち上げでクラスメイトとボウリングに来ていた。普段、教室であまり喋らない女子達と話している最中、やけに視線を感じたのだが気にせず会話を続けていると、別レーンで球を投げていた彼女の君がわざわざ僕を呼び出し一言。『茉央の愛ってこんくらい重いねんで』
わお、僕への愛10ポンド級。
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『ばーんっ！』
会社から急いで直帰した僕をリビングで
待ち構えていたのはヘアゴムをこちらに
向けている彼女だった。
『彼女の誕生日に残業〜？ばんばんばん』
「ごめんって。玲の好きなチーズケーキ
買ってきたからさ…許してよ」
『ん〜、攻撃中止…。
そしてお皿の用意開始！』
「はい…！」
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「夕飯も食べて温泉も入って
このあと何する…？」
本当に何気なく聞いた君への質問に
君は僕の肩を人差し指でちょんちょん
しながらこう答える。『うわ〜下心発見』
「あっ違う。そういう訳じゃ…」誤解だ。
『君も大胆になりましたね〜』いやその台詞
今僕の袖を引っ張ってる君にそのまんま返すよ。
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一方、麗奈の方はキメ顔でポージング。男子生徒が次々と麗奈に釣られてやってくる。さすが1-A組のマドンナだ。「なんか慣れてるね」と僕が言うと、『えぇ〜、そんなことないよ』と軽く否定する麗奈。そして周囲を確認してから、『れなね、彼氏いたことないんだっ』と赤面しながら耳打ちで話してきた。
火曜の部活は地獄の外周デー。走っている最中、少し先に麗奈の姿を発見。格好つけようと麗奈の前だけペースを速めちゃう単純な僕。すれ違う時、僕に気づいた麗奈と目が合って、小さめなガッツポーズと共にが・ん・ば・れと口パクで言ってくれた。勿論、この日に自己最高記録が出たのは言うまでもない。
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月曜、4限終わりに天から"屋上前の階段集合"というLINEメッセージが1件。多少の不安を抱えながらも階段へ向かうと、『これから月曜のお昼はここで私と食べること。ええな？』「ちょ勝手に決めんなよ」『週始まりって憂鬱やんな？せやから私があんたとお昼食べたるわ』「いや僕は別に─」『はい決定〜』
『なぁ数A教えてや』「嫌だ。自分で─」『皆にアレ言いふらそうかな』「教える。てか教えさせて」『良し』僕は天に弱みを握られていて、何かある度にこのように脅される。その弱みとは僕が幼い頃に天にしたプロポーズ。『でもさ』「ん？」『ほんまに結婚してもええんちゃう？』と君は振り返って笑う。
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「あとちょっとだから」って言ってるのに『待てない早く』とスクールバッグを肩にかけて僕が日誌を書き終えるのを急かしてくる夏鈴。今日はスタバの新作の発売日らしい。そんな急いでもスタバは逃げないし、そんなつぶらな瞳でこちらを見つめないでほしい。"待て"ができない わんちゃんみたいじゃん。
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夏も終わりかけの今日、台風で延期になっていた地元の夏祭りが開かれた。小さいお祭りなのだが、『せっかくあんたと行くならね〜』と幼い頃から毎年、浴衣を着てきてくれる幼馴染の愛季。『もう夏も終わっちゃうね』と名残惜しそうに君が微笑む。でも君と一緒にいれば夏秋冬春、どれも全て愛せる季節。
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高2の時から付き合ってる彼女の理佐は、飲み物を飲む時についストローを噛んでしまう癖がある。僕は彼女のこの癖を前から良く思ってなかったので「行儀良くないからやめなよ」と初めて注意をした。すると『家族とあんたの前でしかやらないから安心して』と言われ、注意をしたはずの僕がニヤケて終了。
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朝起きたら台風が逸れていたので学校へ行く羽目に。まぁ今日も通学電車で気になるあの子のことを拝めるって思えばラッキーかも。ケープでがちっと固めた前髪が彼女のトレードマークでハンディファンの風をものともしない。
あっやべ目が合った。僕の心に吹き荒れる恋風の最大風速17m/sオーバーを観測。
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全校集会が終わり、体育館から教室へ戻る途中、わざわざ駆け足で僕の元に駆け寄ってきて『校長先生のお話の時、うとうとしてたよね〜？見てたよ〜』って揶揄ってくる隣のクラスの大園さん。そんな君の悪戯な笑顔を目の当たりにしたら、僕の眠気なんて大谷のホームランぐらい遠くへ吹っ飛ぶわけでして。
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『ほら、はよしいや』と保乃の声が廊下に響いた。皆が正門で記念写真を撮る中、屋上を目指す君と僕。そういえば、転校初日の自己紹介で『大阪弁が出ないように気をつけます』なんて言ってたくせに、結局卒業式の今日までコテコテ大阪人の君。「ちょ待ってえや。…あっ」移る季節、それと誰かの大阪弁。
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その後、小林先輩に連れられた僕は2年の教室で尋問を受けていた。一通り質問された後、澄んだ瞳で『今週の土曜空いてる？』と聞かれたので僕は少し怯えながらも「空いてますけど…」と答えた。すると、『じゃあ土曜は私とデートね。君がひかるに相応しい男か私が確かめるから』まさかまさかの急展開。
モーセの海割りの如く、廊下にいた生徒が両端に移動する。これは小林先輩が下級生の階の廊下を歩く時に起こる現象である。先輩は僕たち1年からは憧れの先輩として崇められていて熱狂的ファンもいるらしい。そんな彼女が僕の前で立ち止まった。『はっけーん。君がひかるのオキニね。少し付き合ってよ』
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男女グループで来たひまわり畑。映えスポットに夢中な女子らと無関心の男たち。的野に『あんた撮ってよ』と言われたので、映えに疎い僕なりに頑張って撮ったのだが、『なんか違う』と一蹴。すぐさま女友達とカメラマン交代。でも帰りの
バスで的野が更新したLINEアイコンのこの写真は僕が撮ったやつ。
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注文の品が届き��『ゴチになりま〜す』と僕を若干煽るように凪紗が言った。ご覧の通り、中間試験の合計点で凪紗に負けた僕はファミレスでパフェを奢る羽目に。てか君が『美味〜い！』と幸せそうにパフェを頬張ってるのに夢中で一つ見逃してたけど、僕がトイレ行ってる間にパフェ2つも頼んでるやんけ。
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『すっかりシティボーイだね』と僕を揶揄うように理子が言う。そんな君は高層ビルを見上げながら僕の後ろをちょこちょこと付いてくる。東京へ遊びに来た君に良い所を見せようと駅から目的地までの道のりを徹夜で頭に叩き込んだってのは内緒だし、一段と綺麗になった君を見て、胸がざわついたのも内緒。
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僕が電話から戻ると何かを企む保乃がこっちに近づいてきた。明らかに火花が弱々しい右手の線香花火を僕に手渡し、『ほな今から勝負な』と悪い顔。そして数秒後にはその悪い顔が『そんじゃウチの言うこと聞いてな』の笑顔に変わり、君の左手の線香花火よりも君のその笑顔が僕の心と夜を確かに照らした。
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遅刻ギリギリで教室までダッシュしている最中の廊下、同じ中学校だった田村に呼び止められると、とびっきりの笑顔で『朝からあんたのこと見るとなんか元気出るわ』と実質告白のようなセリフを言われる。それに対して僕は「そりゃ良かったよ」なんてスカした言葉を返すが、内心ドキドキが止まらない。
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歳上の社会人彼女、史緒里さん。
毎回、デートの集合時間 三十分前に
待ち合わせ場所にいるから
今日は三十分遅い時間を伝えてみた。
今日はいつもと逆で僕が先に待っていた。
僕を見つけるやいなや
駆け足で来た史緒里さんが僕に一言。
『君を待ってる時間が好きなのに』
何故か叱られてしまった。
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1-A組の学級委員である松田は陽気だ。そんな彼女がドヤ顔で夏休みにバッサリ切った髪を1周して見せつけてきた。彼女曰く、2学期からは華のJKを目指すらしい。ってことは、周りより一回り長かった君のスカート丈も短くなるのだろうか。あのスカート丈の長さが松田らしくて僕は好きだったのに、なんて。
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幼馴染三人組、いつもの帰り道。
「そういえばさ、うちら18歳になったんだしもう結婚できるじゃん」と愛季が言う。
『しーとあいり、どっち選ぶんやろ』
「子どもの時は私としづき、
2人にプロポーズしてたけど」
『んね。なんでそんな奴 好きなんやろ』って2人が振り返ってきたところから記憶なし。
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日を半歩ほど跨いだ時間帯のコンビニ帰り。
僕の右手にはレジ袋、左手には美羽の手。
勿論、こんな時間に外を出歩いている人間なんて僕たちぐらいしかいない訳なので、大胆にも君がリプトンのミルクティーを飲み干して『今、ちゅーしたら何味なんだろーね』なんて二つの意味で甘い誘惑を仕掛けてきた。
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デートに遅刻。駆け足でハチ公改札を出ると仏頂面をした君が壁に寄りかかっていた。開口一番で僕が「ごめん！」と謝ると、『何か面白いことして』と急な無茶ぶり。美羽を笑わせたら許してくれるとのことだったので僕の人生史上一番の変顔を美羽に見せつける。あ、物理的に口角を下げて必死に耐えてる。
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遠慮しがちだけど単純な彼女。『こんな高価なもの受け取れません…！』と言いつつも、視線はプレゼント一点だし、口角も上がっちゃってるし、本当は受け取りたそうなのが丸分かり。だから僕は「せっかく選んだのになぁ…」と呟く。すると、『んん、やっぱり貰っとこうかな』と君は手を再び伸ばすんだ。
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昨夜、卒業式後に写真を撮ってくれる人を募ったストーリーに反応してくれた僕の好きな人。てかほぼ君からの反応を貰うためだけにストーリーをあげたと言っても過言ではない。インカメで撮った写真を肩並べて確認して、『ねぇ、笑顔下手すぎ〜』と君に笑われたこの思い出は24時間じゃ
消えないもんね。
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