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犬ノ音

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オチを楽しめる短い物語を色々な形で投稿してます。アイコンやヘッダーの1分で読める小説は、固定ポストやメディア覧から。

作品の続きの投稿はお控えください / 無断転載禁止
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犬ノ音
10 months
「愛する娘が拉致・監禁された話」(1/2) *約1分で読めます。 #1 分小説 #小説が読めるハッシュタグ
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犬ノ音
10 months
飲食バイトしていた頃、 「いらっしゃいませ!何名様でしょうか?」 と聞くと 「は?見たら1人ってわかるでしょ」 と言われてムカついたから、お冷とおしぼりを2つ持って行って誰もいない席にも置き、その人の注文が終わった後も 「お客様はご注文は?…」 と誰もいない席に向かって聞いてビビらせた。
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犬ノ音
11 months
新入社員が2日で音信不通。会社がざわついてると 「息子は退職します」 と母親から電話が来た。 「お母様…せめて息子さん本人から直接…」 「息子は御社に所属してなかったことにしてください!失礼します!」 と切られた。これが令和の母親…と呆れて1週間後。そいつは殺人事件の犯人で捕まってた。
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犬ノ音
11 months
「ぷっw」 二人でリモート会議中、新人が突然噴き出した。 「どした?」 「い、いえ何も!」 気になったが、俺はそのまま話を続けた。 「あの時なんで笑った?」 次の日、会社で聞くと新人は言った。 「奥様?がカメラに映らないよう、後ろで四つん這いで歩く姿が見えてw」 背筋が凍った。俺は独身だ。
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犬ノ音
10 months
「唐揚げにはレモン、マヨネーズとなんでもかける!」 と言う友人に 「唐揚げには何もかけないのが常識!」 と反論する俺。 「なら年内にお前が唐揚げに何かかけたら1万円の罰金な?」 「良いよ。かけなかったらお前が1万」 すると友人は不敵な笑みを浮かべ言った。 「今お前は唐揚げに1万円を賭けた」
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犬ノ音
11 months
カフェ店員の君に惚れて、店に通って1か月。 「毎日来てくれて嬉しいです」 と言われた。次は連絡先を聞ける!と思った数日後、 「彼女は辞めた」 と店長に言われた。 「マジか…あ、コーヒー350円ですね。はい」 「100円違うよ」 「彼女まさか僕だけ安く…」 数日後、彼女は詐欺と横領で捕まってた。
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犬ノ音
2 years
「帝王切開は楽で甘えでしょ」 次男を産んだばかりの私に義母は言う。私は長男も次男も帝王切開で産んだのだ。 「下から産む痛みを経験しないと、女は強い母親にはなれない」 ショックで言葉が詰まり、何も言い返せない。そんな時に4歳の長男は言った。 「お婆ちゃんは誰かのためにお腹を切れるの?」
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犬ノ音
5 months
【画像をタップするとオチが分かる小説】 こんなカフェはどうですか?… (ダークモードを解除してお楽しみください)
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犬ノ音
2 years
「1年は外食禁止だ。自炊しろ」 医者の俺はラーメン好きの友人に言った。高血圧で動脈硬化も進み、いつ死んでもおかしくなかったからだ。 「良かった…」 その後、友人は外食を一切やめて毎日自炊していると言っていた。 「え…」 連絡が途絶えたため家に行くと、友人は寸胴と製麺機の隣で倒れていた。
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犬ノ音
11 months
「つまんねぇ…」 今、話題の小説を数ページ読んだ瞬間、思わず声に出た。勧めてくれた友人が聞いて来る。 「どこが合わなかった?」 「主人公の友人が何でも否定したり、すぐ悪口とか言うだろ?あまりに性格が悪すぎて、現実味がないというか」 「その小説書いたの俺」 「え?」 「そのモデル、お前」
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犬ノ音
21 days
「小学生の時のあだ名?横綱だった」 妻の発言に驚く。細くて美人で陽気で性格も良い妻のあだ名が横綱だと… 「男子たちからそう呼ばれてた」 幼い頃の妻は太っていたのだろう。なんて男子たちだ。性悪で最低 「廊下ですれ違う男子たちを理不尽に投げ飛ばすのにハマってたの」 なのは妻だったようだ。
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犬ノ音
10 months
彼女と家でTVを見てた時に事件は起きた。 「嘘だろ…」 生中継の街頭インタビューで俺の妹が映り、なんと見知らぬジジイと腕を組んでいたんだ。 「お父さんと買い物です」 と言っているが違う…どう見てもパパ活だ…すると、妹とも仲良しだからか、驚いた様子の彼女は言った。 「父さん何してるの…」
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2 years
「帝王切開は楽で甘えでしょ」 次男を産んだばかりの私に義母は言う。私は長男も次男も帝王切開で産んだのだ。 「下から産む陣痛を経験してこそ、女性は強い母親になれるのよ」 ショックで言葉が詰まり、何も言い返せない。その時、6歳の長男は言った。 「お婆ちゃんは誰かのためにお腹を切れるの?」
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11 months
小学校教師の俺は10年前に担任だった教え子たちを集め、タイムカプセルを開けた。 「これ誰の?」 中にはナイフが。 「時間と共に忘れられるから大丈夫。先生のその言葉を信じてたけど、10年後の今も思い出して苦しい。だから、今からあの頃の僕を救う」 と言い、いじめられっ子がナイフを取り出した。
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2 years
「何があっても死ぬのはダメ!」 「自殺はないわ」 先生、家族、SNS。その言葉を聞く度、見る度に僕は追い詰められた。まるで自殺願望がある自分を全否定されている気がした。 「死んでも良いけど1戦だけしよ?」 唯一ゲームの趣味が合った友人の言葉。今日で聞くのは365回目。いつもありがとう。
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11 months
「君を守るため」 ガリガリの彼氏はそう言って、突然筋トレを始めた。私は誰かに狙われているのだろうか。 「え…」 彼がムキムキになったある日、以前は抜かされてばかりだったエレベーターに簡単に乗れた。 「人間そういうもんだ」 見えない暴力から私を守った彼は、呆れた顔で私の車椅子を押した。
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犬ノ音
10 months
駅のホームで女性が俺に話しかけてきた。 「私と同じバッグですね!このバッグはあるデザイナーが作った記念品らしくて、日本で2個しかないんですよ!」 彼女はフリマアプリで買ったらしい。俺は言う。 「そのデザイナーは自分用と友人の誕プレ用に作ったんです」 「え?」 「そのデザイナー俺です…」
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犬ノ音
10 months
初めて親友に彼氏を紹介した。 「私の彼氏どう?」 彼氏がトイレに行った際、コソッと聞くと 「口めちゃくちゃ手で隠してたね」 と言われた。 「あ、私?幼い頃に八重歯をバカにされてから、笑う時に口を手で隠す癖がついちゃって…」 「それは知ってる。沢山笑顔にしてくれる人なんだって安心した!」
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10 months
タイトル「何名様でしょうか?」 (再掲) #140 字小説 【スカッと×笑える小説4選!】↓ 少しでも楽しんでいただけた方は、是非フォローしてみてください!
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犬ノ音
2 years
旦那と6歳の息子とドラマを見ている時に事件は起きた。 (マズい、キスシーンだ) 6歳になる息子には早いよね?… (今度はベッドシーン!?) 「見ちゃダメ!」 咄嗟に息子の両目を隠し、旦那にテレビを消させる。だが、息子は言った。 「なんで?ママとパパが僕に隠れてしてるのをいつも見てるよ?」
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2 years
「この家の地下に女がいる」 また意味不明なことを言い出した妻。認知症の人の話は否定せず受け入れるのが原則だ。 「そうなんだ。どんな人?」 過去の離婚危機に比べたら余裕と思ったら妻は真顔で言った。 「あなたの会社の後輩の前田」 30年前、不倫相手の女が突然行方不明になったのを思い出した。
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犬ノ音
2 years
「ナイフは縦じゃなく横にして、刃を水平にして持つんだよ!リアリティなさすぎ」 TVの殺人シーンを見た友人は苛立ってる。 「なんで?」 「縦だと途中でナイフが肋骨に引っかかる。水平だと肋骨の間を通って内臓まで刺せるだろ?」 「そんな上手いこといくか?」 「このやり方で失敗したことねーよ」
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犬ノ音
11 months
「今日の夕飯は夜まで秘密よ」 と私は娘に伝えた。娘が大好きな夕飯だからだ。 「じゃじゃーん!今日はカレー!」 「やった!なんで教えてくれなかったの?」 「楽しいことは突然の発表の方が嬉しいでしょ?」 1週間後の朝、娘は言った。 「じゃじゃーん!今日は図工で牛乳パックが10個いりまーす!」
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2 years
「YouTube倍速で見るなんて常識でしょ」 スマホで動画を見ながら言う友人。 「普段から倍速視聴なの?」 「もちろん!普通のスピードじゃ物足りない」 「物足りない?何見てるの?」 友人のスマホを覗いてみるとスローモーションのイケメンがいた。 「推しは0.25倍速で毛穴までじっくり見ないとね♪」
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8 months
人魚を捕まえた友人は、何故か人魚の肉を食べようとしない。不老不死になるのに。 「食べるのは二匹目を捕まえてからだ」 数年後、友人は二匹目の人魚を捕まえ、その人魚を一匹目の人魚に食べさせた。 「不老不死の人魚の完成。これで人魚の肉は無限だ」 友人はその人魚を使い、人魚肉店を繁盛させた。
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犬ノ音
2 years
部長は超優しい。コンビニ弁当の俺を心配して 「昼飯行くか!」 と良く外で奢ってくれる。でも、部長はいつも一番安い定食。無理をしているのでは?と申し訳なくなり 「今日は俺の奢りです!高い定食にしましょ!」 と言うと部長はいつもの定食を頼んで言った。 「これは亡き妻との思い出の味なんだ」
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2 years
「唐揚げにはレモン、マヨネーズとなんでもかける!」 と言う友人に 「唐揚げには何もかけないのが常識!」 と反論する俺。 「なら年内にお前が唐揚げに何かかけたら1万円の罰金な?」 「良いよ。かけなかったらお前が1万」 すると友人は不敵な笑みを浮かべ言った。 「今お前は唐揚げに1万円を賭けた」
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犬ノ音
2 years
彼女と家でTVを見ていた時に事件は起きた。 「嘘だろ…」 生中継の街頭インタビューで俺の妹が映り、なんと見知らぬジジイと腕を組んでいたんだ。 「お父さんと買い物です」 と言っているが違う…どう見てもパパ活だ…すると、妹とも仲良しだからか驚いた様子の彼女は言った。 「父さん何してるの…」
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犬ノ音
2 years
「ママとパパの馴れ初めは?」 「私が外で突然ナンパされて」 「そのナンパ男がパ…」 「しつこくて困ってたら別の男性が助けてくれて」 「その男がパ…」 「すると2人が殴り合い始めて警官が来て」 「その警官がパ…」 「その間に逃げたって話を一番笑ってくれた女性がパパ」 「前振りなが…は?…」
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2 years
『この中に1人殺人鬼がいます。殺人鬼だと思う人を決めて殺せば出られる脱出ゲームです』 窓のない部屋で目覚めた僕含め4人。この中に殺人鬼が…1人の男は言った。 「あの音声の言い方的に殺した人物が殺人鬼じゃなくても良いはず…とにかく誰か一人を殺せば…」 その瞬間、全員が年寄りの老婆を見た↓
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犬ノ音
2 years
「早く2人目も産みなさい」 30歳超えて娘を産んでから義母は私に毎日言う。2人目は年齢的、精神的、経済的にも限界だ。 「妻の出産は義務。1人しか産んでない女は強い母親になれない」 ショックで何も言い返せない。そんな時に娘は言った。 「なんでバァバが決めるの?産むのも育てるのもママだよ?」
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「ストローは付けますか?」 「はい?…」 コンビニ店員に聞かれて困惑する私。買ったのは唐揚げ弁当と卵パックだ… 「ま、間違えました!お箸は付けますか?」 「お願いしますw」 きっと疲れているのだろう。少し可愛くて笑ってしま… バンッ! 突然レンジから爆発音。なんで私の卵パック温めてるの…
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「何があっても死ぬのはダメ!」 先生、家族、SNS。その言葉を聞く度、見る度に僕は追い詰められた。まるで自殺行為という選択肢が思い浮かぶ自分を全否定されている気がした。 「死んでも良いけど1戦だけしよ?」 唯一ゲームの趣味が合った友人の言葉。今日で聞くのは365回目。いつもありがとう。
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犬ノ音
11 months
タイトル 「リモート会議」 (再掲) #140 字小説 【背筋がゾワッとする小説4選】↓ 今回は他のホラー作品を紹介! 物語がお好きな方は是非フォローしてみてください。
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11 months
「一年中こいつ半袖短パンだったよなw」 小学校の同級生たちが久々に集まり盛り上がる。 「冬でも半袖はこいつだけw」 「よっ、わんぱく小僧!」 クラスで人気者だった君はみんなからイジられる。 「あっちは寒いかもしれないから」 私たちは涙を流すのを我慢し、笑顔で君の棺にカーディガンを入れた。
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2 years
『4人の中に殺人鬼と一般人がいて、それぞれ人数は不明です』 目覚めた部屋で流れる音声。 『殺人鬼は10分以内に一般人を殺し、一般人は10分間身バレを防いでください』 命懸けのデスゲームか… 『間違えて殺人鬼を殺せば毒物で死にます。スタート!』 4人は口を揃えて言った。 「俺は殺人鬼だ!」 ↓
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犬ノ音
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「コーヒーにクッキー1枚が付くカフェなんだ」 お気に入りのカフェの前で、俺は友人に説明する。最初はサービスが良いから通い始めたけど… 「通う内にあの店員に惚れたのか」 友人は俺の意中の店員を見る。美人で他の客にも愛想が良い。叶わぬ恋だ。すると友人は言った。 「他の客クッキーなくね?」
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犬ノ音
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俺は犬の散歩で良く行く公園で、同じく犬と来てる美人に惚れた。いつもは挨拶だけだが、この日の俺は勇気を出した。 「お名前はなんですか?」 「ゲンタですよ。そちらは?」 犬の名前を聞いたと勘違いされた… 「ポチです…」 すると彼女は笑って言った。 「あなたの名前ですよ。私も答えたんだから」
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犬ノ音
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【画像をタップするとオチが分かる小説】 こんな誕生日プレゼントはどうですか?…
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『JKの私が初めて人を殺した話』 #1 分小説 #1分小説
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「店の味どうすんだ…」 有名ラーメン店を営む父が急死し、俺は悩む。秘伝のレシピは父しか知らず、なぜか頑なに教えてくれなかったからだ。 だが、父は自分の死後、レシピや材料の調達方法を記した手紙が俺に届くようにしてた。 「隠し味マジか…」 手紙を読んだ俺は覚悟を決め、自殺名所へ向かった。
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2 years
ある朝、妻が離婚届を持って座っていた。 「本気かよ…」 ここ数年、俺と妻の関係は最悪だった。 「鈍感な人はもう疲れたの」 確かに化粧や髪型が変わっても気づかないが、それだけで離婚って… 「もう1週間よ。指輪は?」 その瞬間に気づいた。いつも付けてたはずの結婚指輪がハマっていないことに。
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2 years
「何が親ガチャだ!親も子供を選べないわw」 TVを見ながら悪態をつく父。いつもは黙ってる私も、その日は何故か言葉が出た。 「親にはガチャを回すか回さないか選択肢がある」 「は?」 「子供にはその選択肢はない。自分��ガチャ回しといて後から何を文句言ってるの?」 その瞬間、私はまた殴られた。
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犬ノ音
2 years
「出席取るぞ~!鈴木光宙(ぴかちゅう)」 「ピカピ~!」 「ちゃんと『はい』と言え…」 20XY年。キラキラネームが増えた現代では、生徒たちは自分の名前に合った返事をする。 「次…山田黄熊(ぷう)」 「蜂蜜食べたいなぁ♪」 「(カオス…)お、これは普通の名前だ。小池百合子~」 「密です!」
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2 years
「黒髪ロングの黒ギャルしか勝たん!ツインテール希望で!」 居酒屋で叫ぶ酔った友人。 「ギャルって元の顔わからなくね?」 「化粧で可愛かったら良いぜ!」 「そうだよ♪」 隣の席にまさかの黒ギャル登場。意気投合した友人は彼女とホテルへ。元の顔は大事だ。全部脱いでから男だと気付いたらしい。
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2 years
「これあげる!」 出勤前の夫に私はリップクリームを渡す。 「女性用じゃん…」 「嫌なら会社の女性にでもあげて!」 「OK。今日は帰るの遅いから」 「だろうね」 「え、なんて?」 「何もないよ。いってらっしゃい」 その日の夜、夫の同僚の女性がラブホテルで死んだ。容疑者は現場に一緒にいた夫だ。
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犬ノ音
10 months
父が営むパン屋で働く私は、常連の男性が気になっていた。 「あれは恋する男の顔!絶対両想いだ!いけ!」 と父は内気な私の背中を押す。そして私を見かねた父がとうとう 「なぜ毎日来てくれるんですか?」 とニヤけながら彼に聞いた。彼は頬を赤くして 「一目惚れして…」 とまっすぐ見つめた。父を。
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犬ノ音
3 years
「クソ…」 月曜1限なのに電車遅延かつ満員電車でイライラする俺。後で遅延証明書も貰わないと。 「キャッ!」 電車が揺れてJKが倒れ、俺の体が自然と彼女を支える。 「す、すみません…」 俺の手を握って謝る彼女。こんなに美人で素直な子と出会えるなら意外と悪くない日だ。 「今触りましたよね?」
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2 years
学校をズル休みしてゲーセンにいると見知らぬお姉さんは言った。 「私に負けたら学校に行きな。勝てばジュース奢る」 お姉さんは強すぎて俺は毎回負けた。 「勝った!」 「学校も悪くないでしょ?」 笑顔でジュースをくれるお姉さん。俺の初勝利は学校で一緒に対策を考えてくれる友人ができた時だった。
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犬ノ音
2 years
「いそげ~!」 私の名前はリカ!週の始まりのげつようびから寝坊!月曜1限は遅刻確定だし、地獄の1週間になるかも! 「キャッ!」 走ってたら男性とぶつかって転んじゃった! 「大丈夫!?」 相手はまさかの超イケメン。最高!と思ったけど、電柱に貼ってある紙が目に入る。 「指名手配書と同じ顔…」
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2 years
「痛いっ!」 また殴られた。同棲してから恋人がDVをする人だと知った。 「本当にごめん。愛してるからね」 殴った後のお決まりの言葉。このことを相談しても誰も信じてくれない。世間ではこの状況はありえないと思われているから。この文章の読者も、殴ってるのは男の僕だと決めつけて読んでただろ?
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2 years
『将来はパパのお嫁さんになる!』 『はははっ!わかったよ』 そんな会話をしてた娘はもう高校生。 「君に似て綺麗になったよ」 数年前、事故で亡くなった妻に伝える。 「パパ!私18歳になったし結婚しよ!小さい頃の約束!」 「冗談だろ?w」 「本気だよ!そのために階段からママを突き落としたし!」
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2 years
コンビニ店員の私は、40歳くらいの男性が毎朝『タラタラしてんじゃねーよ』という駄菓子だけを買うことに気付いた。 (オジサンが駄菓子好きって可愛いかも) 気になった私は 「このお菓子好きなんですか?」 と笑顔で聞いてみると彼も笑顔で言った。 「いえ。使えない部下の机に毎朝置いてるんです」
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2 years
私の彼氏は死神から時間停止の能力を貰ったらしい。 「運命の人の前で初めて時間停止を使えるようになるらしい」 「なにそれw今使えるか試してみて?」 目を閉じて集中する彼。期待を込めたが何も起きない。 「私は運命の人じゃないんだね…」 落ち込む私の左手薬指に見覚えのない指輪がはまっていた。
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2 years
「ぷっw」 二人でリモート会議中、新人が突然噴き出した。 「どした?」 「い、いえ何も!」 気になったが、俺はそのまま話を続けた。 「あの時なんで笑った?��� 次の日、会社で聞くと新人は言った。 「奥様?がカメラに映らないよう、後ろで四つん這いで歩く姿が見えてw」 背筋が凍った。俺は独身だ。
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2 years
「え…」 空き巣に入り、予想外の光景に固まる俺。 「てめぇ誰だ!」 握った拳をそのまま俺に振りかざす男。咄嗟に突き飛ばした結果、男は頭を打って死んだ。 「久しぶり」 10年後、刑務所を出ると女子高生に話しかけられた俺。 「君は…」 「私は感謝してる」 あの時、痣だらけだった少女は言った。
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2 years
「痛いですか?」 親知らずを抜く日。台の上で口を開けた俺が聞くと 「親知らずの抜歯は、幼少期に親の知らぬとこで悪さをしてた人は痛みます」 と歯医者は答えた。 「なら俺は大丈夫w」 と言うと歯医者は鋭利な器具を持って言った。 「いじめた側はすぐ忘れるよな」 #ドクターに言われた衝撃的な言葉
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犬ノ音
2 years
毎晩泥酔して帰ってくる息子を叱ると 「一度も泥酔したことないクソ真面目人間に何がわかんの?」 と言われ、大学生相手を納得させるには自分も経験すべきと思った。 『父さん今どこ!?』 電話で怒る息子。それは俺が聞きたい。死ぬほど飲んだ結果、広大な海に浮かぶ船の上で1人、拳銃片手に目覚めた。
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犬ノ音
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「愛する娘が拉致・監禁された話」(2/2)
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犬ノ音
2 years
「#死と打って文章が終わるまでやってください で何になる?」 友人に言われ試す俺。 「昨日検索した小説『死の秘宝』。お前は?」 すると友人は虚ろな目で、 「い、行かなきゃ…」 と言って立ち去った。数日後、未踏の谷で『死の谷の方』という文字を表示したスマホを握る、大量の自殺体が発見された。
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犬ノ音
11 months
タイトル「母親の気遣い」 (再掲) #140 字小説 【宣伝】 ↓のような1投稿で読める、オチが衝撃の物語を投稿中です。 固定ツイートには1分で読める物語もあるので、良ければフォローしてみてください!
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犬ノ音
3 years
「非HSS型HSPぴえん♪」 「全人口の12%♪」 SNS上ではHSPアピールをする人が増えた。ブランド品のような希少価値があると思っているみたい。 「またジャムのフタがない…」 それに比例して私の悩みも軽くあしらわれることが増えた。お願い。自分を着飾る道具に使わないで。荒れた部屋を前に一人思う。
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犬ノ音
2 years
「マスク外そう!周りの目は気にするな!」 バスで叫ぶ俺。本当はみんな外したいはずだろ? 「顔に自信ない…」 「化粧してない…」 そういえば乗客は女性ばかり。いける。 「みんな美人!」 すると女性たちはマスクを外し 「私綺麗?」 「私も綺麗?」 と。乗客全員が口裂け女とか聞いてな…グチュ
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犬ノ音
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「12月25日シフト入れる?」 と店長に聞かれた、僕が片想い中の平野さんは 「…友達と予定あります」 と淡々と答えた。勇気を出してクリスマスデートに誘うつもりが、誘う前に失敗したようだ。 「俺予定ないし入ります」 落ち込みながら言うと、平野さんは言った。 「友達との予定なくなったので私も」
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犬ノ音
2 years
「明日有休使いたいです」 部下から突然の報告。 「俺とお前で行く明日の商談は?」 「先方に延期をお願いしました」 「そこまでする理由は?…」 「…大義のためです」 意味深な発言と共に去った部下。次の日、商談で行く予定の会社が爆破した。疑われた部下は普通に地下アイドルのライブに行ってた。
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2 years
中学生の私はフリマアプリで使用済みマスクを売っている。パパとママには内緒だ。 『唾液つけてね♪』 購入者にDMで頼まれる私。気持ち悪いけどネット上だし大丈夫! 「匿名配送できた!」 アプリの機能でお互いの住所も非公開で送れて安心! 「これ何!?」 パパを怒るママ。私のマスクが家に届いた…
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2 years
「君を守るため」 ガリガリの彼氏はそう言って、突然筋トレを始めた。私は誰かに狙われているのだろうか。 「え…」 彼がムキムキになったある日、以前は抜かされてばかりだったエレベーターに簡単に乗れた。 「人間そういうもんだ」 見えない暴力から私を守った彼は、呆れた顔で私の車椅子を押した。
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2 years
「ペロペロ~」 机の上を舐める私。10歳の息子の表情は引きつる。 「ラッパ飲み~」 次は皆で使うヤカンに口を付けてお茶を飲む。愚かな姿を客観的に見せる教育だ。 「家の中でもヤバイ人に見えたでしょ?だから、外の店では絶対にダメ…何してるの!?」 息子はさっきの私の様子をSNSに投稿していた。
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2 years
「赤ちゃんの泣き声がうるさい!」 とアパートのお隣の男性から苦情が来た。 「私は一人暮らしですよ」 「え…」 その事実にビビった男性は引っ越した。 「あの人。深夜にギター弾くから困ってたの」 0歳の息子に説明する私。また両隣が空き部屋になって過ごしやすくなった。私は仏壇に線香をあげた。
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「一人っ子は可哀想ね~」 息子がいる前で義母は言う。孫は二人欲しいらしい。 「妊娠の予定はないの?」 「授かりものなので…」 「はぁ…最近の若い子は努力が足りないわね~」 言葉が詰まり何も言い返せない。すると6歳の息子は言った。 「なんでバァバが決めるの?産むのも育てるのもママだよ?」
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@1mnovel
犬ノ音
2 years
「痛いですか?」 親知らずを抜く日。口を開けた俺が聞くと、 「親知らずを抜く痛みは親の怒りと言われてます」 と歯医者は答えた。なんだそれ… 「親の知らないとこで悪さをしてた人は痛むんです」 「なら俺は大丈夫w」 すると医者は拘束具で俺を台に固定して言った。 「いじめた側はすぐ忘れるよな」
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犬ノ音
2 years
「嘘でしょ…」 連続殺人事件の速報を見た私の体は震える。これで被害者は8人目らしい。逃亡中の犯人は30代だと予想されていた。 「人を何だと思っているの!」 私は被害者でないし、被害者面をするつもりはないがあまりにも酷い。これで記念すべき10人目だし、私は20代よ。ナイフと共に私は家を出た。
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犬ノ音
2 years
新入社員が2日で音信不通。会社がざわついてると 「息子は退職します」 と母親から電話が来た。 「お母様…せめて息子さん本人から直接…」 「息子は御社に所属してなかったことにしてください!失礼します!」 と切られた。これが令和の母親…と呆れて1週間後。そいつは殺人事件の犯人で捕まってた。
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犬ノ音
2 years
「お前らのせいでガンプラ高騰だ」 男は言う。家で寝ていたのに…ここはどこだ? 「転売の稼ぎは月10万円以上か。俺は月1億だ」 ナイフを取り出す男。 「何する気だ!?」 「人間を安く仕入れて中身を高く売る。お前らとやってることは同じだろ?」 気付けば俺の体はプラモデルの部品のようになった。
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犬ノ音
2 years
「面接官にゴマをすりまくれ」 友人に助言する俺。友人は天然かつ嘘を付けない純粋な性格で、就活に苦労していた。 「100社落ちた!?」 1カ月後、進捗を聞いた俺は驚愕。なんと友人はすり鉢を持参し、面接で物理的にゴマをすったのだ。 「1社は受かった!」 それは大爆笑されたゴマ製造メーカーだった。
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犬ノ音
11 months
久々の休日。趣味の散歩を満喫中に電話は鳴った。 『先生急患です!』 焦る看護師の声。クソ。せっかくの休みだが、医者の宿命か…俺はすぐ病院へ行き、白衣をまとって手術室へ。 「通り魔に襲われたみたいで…」 そこには血だらけで瀕死状態の患者が。呼び出しは自業自得か。今後の散歩道は変えよう。
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犬ノ音
11 months
「コーヒー飲む?」 「うん」 僕は妻に返答する。 「コーヒー飲む?」 「うん」 認知症の妻に『さっきも言ったよ』はNGだ。 「コーヒー飲む?」 「うん」 何度聞かれても、僕は愛する妻の全てを受け入れたい。 「コーヒーどうぞ」 頬が緩む。僕は感謝を伝え、妻が持って来た3杯を美味しくいただいた。
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犬ノ音
2 years
「なんでクッキー?」 死んだ父の遺書には、棺にクッキーを入れて欲しいと書かれていた。でも、父はクッキーが苦手なはずだ。弟は言う。 「母さんの命日は5年前の2月20日だよ」 「だから?」 「父さんは母さんが死んでから、この5年ずっと待ってたんだ。直接バレンタインデーのお返しができる時をね」
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犬ノ音
10 months
【画像をタップするとオチが分かる小説】 こんな結婚生活はどうですか?…
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犬ノ音
2 years
「昔は悪くて今は更生してる奴の方が、ずっと真面目な奴より評価されるのムカつく」 突然呟く彼氏。 「もし私が昔に人を殺してたらどうする?」 「距離置くかも」 「でしょ?昔からずっと真面目な人の方が素敵だし生きやすいよ。自信持って」 彼を慰めるフリで反応も知れた。絶対バレないようにする。
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犬ノ音
2 years
「お前が犯人だろ!」 殺人事件の取り調べ。刑事の俺は被害者の恋人の男に詰め寄る。 「違います」 自白しない男。ため息をつく俺と後輩。 「付き合った記念日に殺すとか最低だなw」 すると男は俺を睨んで言った。 「僕もユイも記念日は誰にも言ったことないですよ」 調書作成中の後輩の手は止まった。
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犬ノ音
9 months
「ママとパパの馴れ初めは?」 「私が外で突然ナンパされて」 「そのナンパ男がパ…」 「しつこくて困ってたら別の男性が助けてくれて」 「その男がパ…」 「すると2人が殴り合い始めて警官が来て」 「その警官がパ…」 「その間に逃げたって話を一番笑ってくれた女性がパパ」 「前振りなが…は?…」
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犬ノ音
2 years
「お前の彼女デブスw」 と友人に言われても中身が好きだから問題なかった。 「10年後、お前は結婚して妻がいる」 現れた死神は俺に美女の写真を見せた。 「この未来は今のままじゃ訪れないがな」 そう言われた俺はすぐ彼女を振り、美女が現れるのを待った。10年後、TVには激痩せした綺麗な彼女がいた。
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犬ノ音
2 years
強盗殺人事件が起きた。被害者は父子家庭で、少女は目の前で父親を殺された。 「これは…」 事情聴取で病院に来た警官の私。入院する少女の体には、無数の傷があった。 「殴られたのね…犯人はどんな人だった?」 そう聞くと、少女は微笑みながら言った。 「犯人は私を毒親から救ってくれた神様です」
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@1mnovel
犬ノ音
2 years
「許せねぇ!」 俺はバズってる小説アカウントが、作品を全てAIで作成してると気付いた。すぐ指摘すると 「嫉妬による批判ありがと。良い作品という証拠」 と返信が。また批判しても 「嫉妬嬉しい。ありがと」 と相手にされない。その後も毎日批判し続け、1年後に気付いた。このアカウント自体がAIだ…
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犬ノ音
8 months
「そのブランド物の財布どうしたの?」 とママに聞かれた私はうっかり 「パパからのプレゼント」 と言ってしまった。パパ活がバレる…と思ったが、勘違いしたママは帰って来たパパに 「女子高生に高級ブランド財布あげたらダメでしょ!」 と怒った。するとパパは 「なんで知ってるの!?」 と言った。
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犬ノ音
2 years
「面接官にゴマすりまくれ」 天然かつ嘘をつけない性格で、就活に苦労してた友人に俺はそう言った。 「100社落ちた!?」 1カ月後、進捗を聞いた俺は驚愕。友人はすり鉢を持参し、面接で物理的にゴマをすったらしい。 「1社受かった!」 そう笑顔で語る友人は、大爆笑されたゴマ製造メーカーに就職した。
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犬ノ音
2 years
(子供が生まれたら整形だとバレる…) 愛する夫との子を妊娠した時、真っ先に思ったことだ。私は一重を二重にしたし、他の部分も整形で元の顔とは違う。 (お願い…夫似の子が産まれて!…) そして、とうとう私が赤ちゃんを産んだ時… 「え…」 気まずそうな夫。赤ちゃんの頭に狼の耳が生えていた。
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犬ノ音
2 years
とんでもないプレイリスト見つけてしまったんですけど…
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犬ノ音
2 years
妻の男遊びで離婚した俺は整形した。生まれ変わって新しい人生を送るためだ。 「隣良いですか?」 バーで飲んでいると女が話しかけて来た。彼女もバツイチだ。 「夫に不倫されて」 そう言って俺の手を握る女。俺が気に入ったらしい。 「俺が癒します」 さぁ、俺に気づいてない妻をどう地獄に送ろうか。
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犬ノ音
2 years
娘の誕生日は12月31日。殆どのケーキ屋さんが休みの中、営業中の店を見つけた。 「なぜ年末も営業を?」 60歳くらいの店長に聞くと 「息子も誕生日が12月31日でね。同じ誕生日の子が店に来ると喜ぶと思って」 と言った。息子って大人だろ…と思ったが、後ろに3歳くらいの男の子の写真が飾られていた。
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犬ノ音
11 months
「過去の男に執着してると良い男が現れないのよ?」 失恋した私に友人はそう言うが、説得力がない。発明家の私は感情論が嫌いだ。 「その通り。過去の男への執着をやめたら、一年で夫となる男と出会う」 隣の席の女性に突然言われた。説得力があり過ぎた。どう見てもそれは未来から来た私だったから。
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犬ノ音
2 years
「明日有休使います」 突然部下は言った。 「明日一緒に行く商談は?」 「先方に延期を申請しました」 「そこまでする理由は?」 「…大義のためです」 意味深な発言をして帰った部下。次の日、商談で行く予定だった会社が爆破した。まさか…と思ったが、部下は普通に地下アイドルのライブに行ってた。
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犬ノ音
2 years
初めて親友に彼氏を紹介した。 「私の彼氏どう?」 彼氏がトイレに行った際、コソッと聞くと 「口めちゃくちゃ手で隠してたね」 と言われた。 「あ、私?幼い頃に八重歯をバカにされてから、笑う時に口を手で隠す癖がついちゃって…」 「それは知ってる。沢山笑顔にしてくれる人なんだって安心した!」
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犬ノ音
2 years
『JKの私が初めて人を殺した話』 *約1分で読めます #1 分小説 #twnovel #小説が読めるハッシュタグ
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犬ノ音
2 years
「ねぇママ。パパとの馴れ初め教えて?」 「ママの実家は凄く貧乏で、大学の学費も��分で払うため、毎日夜遅くまで居酒屋バイトしてたの」 「それで?」 「ある日、無理のしすぎで倒れてね…」 「その時に支えてくれたのが?」 「そう!週1回のデートで月10万もくれたの!」 「そっちのパパじゃない」
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犬ノ音
2 years
「コーヒー飲む?」 「うん」 僕は妻に返答する。 「コーヒー飲む?」 「うん」 認知症の妻に『さっきも言ったよ』はNGだ。 「コーヒー飲む?」 「うん」 何度聞かれても、僕は愛する妻の全てを受け入れたい。 「コーヒーどうぞ」 頬が緩む。僕は感謝を伝え、妻が持って来た3杯を美味しくいただいた。
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犬ノ音
10 months
「面接官にゴマすりまくれ」 天然かつ嘘をつけない性格で、就活に苦労してた友人に俺はそう言った。 「100社落ちた!?」 1カ月後、進捗を聞いて驚愕。友人はすり鉢を持参し、面接で物理的にゴマをすったらしい。 「1社受かった!」 そう笑顔で語る友人は、大爆笑されたゴマ製造メーカーに就職した。
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犬ノ音
11 months
@MiIra2U8OxtlF4n そうみたいです😱
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